ホッキョクグマ
昼過ぎに上野まで散歩して、散歩の延長で上野動物園に行った。
ゴリラを見られるのは15:30までだったので、真っ先にゴリラのところへ。
「ゴリラが見れない場合があります」と言う看板が檻の前に立っていた。
ガラスの向こうにある作り物の野生を注意深く見る。
いないっぽい。
今日はゴリラが見れない場合だったっぽい。
ゴリラってサイズでかいから、一瞬でいるかいないか判断できるはずなのに、とりあえず周りの人たちもみんなゴリラを念入りに探していた。
「いない、、、」
「ゴリラいない、、、」
と各々呟いて去っていく。
みんなゴリラを責めない。
むしろゴリラに無理をさせず、本人のやる気を尊重している上野動物園のことを信頼できると思った。
ゴリラ抜きのゴリラの檻を見た後は、ホッキョクグマを見に行った。ホッキョクグマの檻は陸と水があって、下の階に行けば水中の様子も見れる。作り物の氷の山はホッキョクグマの濁った白を際立たせている。
ホッキョクグマは全員が写真を撮りやすいように陸を一周して、水に飛び込んだ。
飛び込む前に「見てて」と私の方を見て、一番水飛が出る飛ぶ込み方で入水した。
ホッキョクグマのサービス精神。
さっきまで許していたゴリラのことが頭に浮かぶ。自分の可能な範囲で働くゴリラのことを羨ましいと思ったけど、ホッキョクグマを見て「いや、私はこいつを目指そう」と思った。
周りのみんなを楽しませたいし、励ましたいし、また会いたいと思ってもらえる存在でいたい。
会えなくても記憶に残る存在でもいたい。
だから、こうして拙い言葉でも発信しようと思った。
言葉にすることって怖いけど、もっと伝えていいと思うし、私は伝えて欲しいと思う。
してほしいことは、していく。
あなたが優しいことは既に知っているから、
どんな言葉でも大丈夫。
