万年筆初心者、ラメインクで遊ぶ
最初に大切な注意書き:
万年筆にラメインクを入れると詰まる可能性があります。自己責任でどうぞ
沼にハマるまでの経緯
仕事、同人小説書き、お絵かき、その他趣味…ほぼ全てのフィールドでPCやスマホを利用し、アナログで文字を書くことから長く遠ざかっていました
たまーにほんのちょっとメモ取りするくらい
それがある日、フラッと蔦屋書店を見ていたら、急に大変美しい色が目に飛び込んできまして…

これ、推しの色じゃん!!!!!!!
ターコイズやエメラルドのようなブルーとグリーンの混じった、それでいてクリーミーさもある絶妙な色合いに、煌めく金色のラメが星空のごとく浮かび、まばゆく輝いていたんです
推しの色だ…美しいおめめの色と柔らかい金髪、推しの概念そのものや…!
いても立ってもいられず、商品をひっつかんでレジへゴー!!
レジであまりの商品価格(なんと4000円超え)に慄きましたが、ここで退くわけにはゆかぬ!!!
いつもニコニコカード払い、大人の力見せつけてやりましたよ😤
商品詳細はこちら

ジャーナライズという香港の文房具屋さんのオリジナル製品、メイドインハンガリーのラメインク
これはいわゆる「ラメインク」「シマーインク」と呼ばれる製品で、普通はつけペンやガラスペンに付けて文字を書くためのインクとなります
でもさあ、つけペンって…
昔むかし、まだ私が小娘で石器時代だった頃
時期的にはアナログとデジタルの境目で、辛うじてアナログの漫画原稿を描いていたのですが、そのとき使った記憶がおぼろげにあるのみ
Gペン丸ペンカブラペン。何もかも懐かしい~~!
でも、今手元にそんなペン軸もペン先もあるわけが無い
ガラスペン?存在だけは知ってるけど、そんなオシャレなものウチにはありませんね…
ですがそこはさすがの蔦屋書店、エラい安価なつけペンが置いてあったので同時購入です

詳しくはセーラーのウェブサイトを見てね
最初は、つけペンで思うさまラメインクで文字を書いて楽しんでいました
だが…つけペン…インクつけるの面倒臭くね?
インクを入れて長く物書きをする場合は、万年筆を使えばいいんだっけ??
この程度の薄らボケた知識しかなく、この推し色ラメインクを存分に楽しむため、万年筆について調べはじめたのです…
万年筆沼の入り口
世の中には素晴らしく役に立つ記事を書いてくださる人がいる…ありがとう…!!
というわけで、これがラメインクを使える万年筆だな!と、ライティブF、Mを購入しました

おかげで沼まっしぐらやで…
インクを入れて書いてみてビックリしたのですが、万年筆ってこんなに書きやすいものなんだね!
万年筆を使ったことがほとんどなかったので、めっちゃくちゃ感動しました
筆圧を入れずともスルスル書けて、文字を書くことそのものが楽しい
コンバーターを買ってラメインクを入れたのですが、ごくたまーにラメが詰まるものの、ニブ(ペン先)をちょんと水につけてあげて紙に書いていたら、すぐに詰まりが解消します

角度を変えると、きらきらチラチラ光ってすんごく美しい
しばらくはこのライティブMで満足して、そこらへんにあったノートに文字を書きまくっていました
でもさあ…やっぱり万年筆で書くとインクが若干ムラになって出てくるため、ラメの乗り方が不均一になるんですよね
常にギラッとメタ光る文字を書くにはどうしたら良いんだ…?
ガラスペン(こんなん沼ったら破産するわ)


https://posfie.com/@momidiba/p/GkJncM6
ここにもまた有り難い記事を書いて下さる方が…!ありがとうありがとう
参考にしつつガラスペンを探す旅(ネットサーフィン)に出たのですが、結構いろいろあるものなんだねえ…
なお、上記に挙げた哲磋工房さんは大人気のようで、通常販売はしていないっぽい気配。イベントとかで抽選販売してる模様
入手ハードルたけえ~~~
結局買ったのはこちらです

可愛くてとっても気に入っています。書き味もすっごく良いよ!
これは軸もガラスのペンですが、上記の工房さんの竹軸のガラスペンは驚くほどお手頃
伝統工芸品が気軽に試せるのありがたいよね
んで、ドキドキワクワクで書いてみましたが、ちょっとインクつけただけで驚くほど沢山書けるんだね…!!

これまた書くのがめちゃめちゃ楽しいし、ガラスペン美しくてテンション上がるーーー!!!ってしばらくあれこれ書き殴ってました
んで、いろいろ検証していて分かったのは以下の通り
ラメインクをつけペン・ガラスペン・万年筆で楽しむコツ
・文字に全面的にラメが乗った状態で書くには、つけペンでもガラスペンでも1~2行(20文字程度?文字の大きさにもよる)が限度
インク自体はペンに残っていてもっと書けるけど、ラメが先に尽きる
これはガラスペンでも同じで、インクの中のラメが重くペン先で下に降りてしまう=早めにラメを使い尽くしてしまうためです
・hocoroのリザーバー(インクを含む量を大幅に増やすオプションパーツ)をつけると、文字は大量に書けるようになるが、ラメは最初の方で出尽くしてしまって、あとはラメ無しインクの文字になる
なので、hocoroでラメインクを楽しむ場合は、リザーバーをつけず、こまめにインクを付け直したほうがよい
ラメインクじゃない場合は、この限りではありません
・万年筆にラメインクを入れると、詰まることは結構ある。水に濡らせばおおむね復活するけど、復活しない場合もあるので(その場合は完全に洗浄するしかない)、自己責任でお試し下さい
・万年筆にラメインクを入れた場合、総じてインクがムラになりがち。つけペン・ガラスペンほど文字がギラッとメタ光ることはなく、光にかざすと字がチラチラ光る、時によってはメタ光る、といった具合
ムラのある文字もまた美しいものなので、色むらを愛せる場合は万年筆&ラメインクも一考の余地あり
この頃にはもう…沼に片足以上入ってたんだな…
YouTubeで万年筆関連のチャンネルや動画を見て、アレも良いなあコレも素敵だなあってなってました
《おすすめのYouTubeチャンネル》
万年筆 ぺんぎん堂 -Fountain Pen lover-
動画を楽しみつつネットサーフィンしてたら、万年筆の安売りが目に入ってね…
万年筆を買い足す

正規販売店ではないので偽物かも…とフェイクの見分け方動画を見つつ戦々恐々としてましたが、多分本物
はい、LAMYのSafari。定番ですよね!
カラー展開が豊富で、限定色もあって思わず目移りしてしまう
巷でよく言われているとおり、日本三大メーカーのF=海外のEF、というのは合っていました
ラミーはFでも、PILOTのライティブFより太く、M相当に思えます
驚いたのは、安物だしラメインク使っちゃえ~と思い切ってラメインクを入れたら、一度も詰まらないこと!
EFでもFでも、毎日使っていますが詰まったためしなし
え、ラミーすごいね?ラメインクのために買い増ししたほうがいい??
なお、EFでも十分ラメインクの煌めきが楽しめるので、好みで選ぶと良いかと
ただ個体差はあると思うので、やはりラメインクを詰めるのは自己責任で…
ラメインク沼、そして自作へ…
可愛すぎヤバい、FERRIS WHEEL PRESS

ピエールカルダン
可愛すぎて死にそう…

可愛い×可愛いで大正義!
別に世にあるラメインクじゃ物足りねえ!ってワケじゃないんだけどさ
いうてインク高えよな…と思ってたら、こんなものもあるんだね
呉竹 ラメの素
https://www.kuretake.co.jp/product/brush-pen/ink/inkcafe/ramenomoto

推しの色を再現するために…
前述のジャーナライズのインクも推しカラーなのですが、もう1つ私の推し色がありましてね…黒×金なのですが
世にあるラメインクをザッと眺めてみたのですが、あんまりビビッとくるものがなかったので、ならば自作するか、と
PILOTの「竹炭」と混ぜて自作ラメインクです
完全に推しカラーになりました。大満足です

わざわざこういうとき(自作インク)のための空ボトル(セーラー)も売ってるんですね…
なんか、行き届いた世界だな!?万年筆&インク沼…
最初に推しカラーのインクを見つけてから、万年筆やインクを買い足し続けここまでの期間、わずか1ヶ月
この一ヶ月で、
・万年筆 5本(コンバーターも同数)
・つけペン(ペン先含む) 2本
・ガラスペン 1本
・インク 6色
・ノート 1冊
これだけ増殖しました…ま、まだ物欲抑えてる方だから…
せっかくの推しの色なので、好きな作家さんに感想のお手紙を書くときとかに、推しカラーラメインクを使ってみようと思います!
推しイメージの色でお手紙書くの、素敵じゃないですかね!?どう??
あと、ほんのり資格試験の勉強中なのですが、推しインクの万年筆を使いたくて、やたら勉強がはかどります。これは特大のメリットですね
勉強する人には、万年筆&インク沼、おすすめです
不便を楽しみ、不自由を愛する
いまどき万年筆、って思うかもしれません
インクを手ずから詰めないといけなかったり、しょっちゅう手にインクが付いて汚れたり、ニブが詰まったり洗ったりで、えらい手間のかかるシロモノだなーと思います
放っておいたら乾いて書けなくなっちゃうし
ボールペンやシャーペンのほうが取り回しが良いでしょ、って
でもなんだろう…この一ヶ月、かなーり楽しかったんですよね
美しい色にときめいたり、久しぶりにまともに字を書くのも面白かったり
万年筆って、インクの色を楽しみながらゆっくり字を書いて、自分と向き合うのに最適に思えたんですよね
何もかもがデジタルになって便利で、時間の流れが速すぎる中で、ふと立ち止まってひとつひとつ字を丁寧に書くことが、すごく大切なことのように感じられたんです
これからも、緩やかに沼に浸かり続けることになりそう…
