安心できる人が一人いるだけで、人は頑張れる
「安心できる人はいますか?」
そう聞かれたら、
正直、自分はすぐには思い浮かばない。
昔から人の目を気にしてしまうし、
吃音もあって、「この人なら大丈夫」と思える
相手は多くなかった。
だからこそ、今は思う。
子どもたちにとって、
安心できる大人でありたい。
優しい先生になりたいわけではなく、
何か困ったときに相談したくなる先生。
「先生なら話してみようかな」と
思ってもらえる存在でありたい。
以前、子どもたちと一緒に
15キロのマラソン大会に挑戦したことがある。
練習のときから一緒に走り、
本番も最後まで一緒に走り切った。
励ましながら、
同じ景色を見て、同じ時間を過ごした。
あの経験があったからか、
その子とは今でも良い関係が続いている。
もちろん、それだけが理由ではないと思う。
でも、一緒に頑張った時間は、
「この先生は自分の味方なんだ」という
安心につながったのかもしれない。
自分は、“安心”って、
特別なことではないと思っている。
・まずは話を聞くこと
・否定せずに受け止めること
・何気ない雑談を重ねること
そんな日々の積み重ねが、
「この人といると居心地がいいな」という
安心を作っていくと思う。
教育では、勉強を教えることももちろん大切だ。
でも、それと同じくらい、
安心できる人が一人いることも、
その子の力になる。
だから自分は、子どもたちの話に耳を傾けて、
何気ない雑談を大切にする。
その積み重ねが、
いつか「困ったときに思い出してもらえる先生」につながると信じている。
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