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shinsukesugie
夏のサムライ
( #ショートショート 本文:515字)
めんどくさい
ああ、めんどくさい
めんどくさい
あまりにもめんどくさいので、五七五の歌を詠んでしまった。それくらいめんどくさい。
大好きな彼は剣道部。面を外し、胴を脱ぐ。汗のにおいが臭い。面、胴、臭い——めんどくさい。特に彼のは臭すぎる。
その臭さが彼の魅力。ワイルドじゃない? マネージャーの特権でその匂いを嗅ぐ、私はかぐや姫。何があっても月には帰らない。この役割を死守し続ける。
「お疲れさま」
そんな声をかける夏、夏、夏、夏、ココナツ。夏は特に匂いがきつい。意識が飛びそうになる。飛びます、飛びます——なんていう、昭和のギャグを口走りそうになる。危ない、危ない。
変態と言わないで。私は変体。もうすぐサナギから美しい蝶になるんだから。そして空へと飛び立つの。ひとりでも編隊で、なんちゃって。あんまりおもしろくないか。
ああ、頭がクラクラしてきた。そろそろ息を吐こう。吸ってばかりだと過呼吸になる。現在でも過呼吸、なんちゃって。もういいか……。なんかごめん。
そんなわけで、私はただいま絶賛片想い中。特に進展は望んでない。彼の匂いを嗅げれば、うれしい、楽しい、幸せなの。
え? 私? 私は臭くないよ。めんどくさくない女。素敵でしょ。

はれるや( ´ ▽ ` )ノ。です。
こちらの企画に参加します。
ナルさん、よろしくお願いします。
#片想い文芸部 #めんどくさい
今回はスピンオフはパスします。片頭痛そのものがホラーすぎて書けませんでした。

Talesやってます。読みに来てね。
では、今日はこのへんで。
はれるや( ´ ▽ ` )ノ。

いつきさんの #賑やかし帯 を使わせていただいてます。
いつもありがとう\(^o^)/。
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