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LGBTと現代日本の相性を診断する

かたや江戸時代までの日本では同性愛が容認されてきた。
慢性的に食料が不足しており、それ以上の人口増加に経済が耐えられなかったためだ。
同性愛では人口が増えず、食糧不足を抑制できるのは言うまでもないだろう。
かたや明治維新後の日本では同性愛が忌避されてきた。
人口と労働者を増やすことが近代国家の源泉となる。
だから、人口を増やさない同性愛を忌避する空気が熟成された。
このように共同体における経済と社会の有り様が、同性愛に対する空気を規定してきた。
好き嫌いではない。
経済と社会に持続可能性をもたらす方向で、同性愛の捉え方が変化してきたのだ。

現代21世紀。
世界全体としては人口増加が問題視されている。
1975年に40億だった人口が、2025年には80億に膨れ上がった。
人口を如何にして抑制するのかが課題となっている。
そのため、世界の大部分で人口を増やさない同性愛容認の空気が熟成されている。
20世紀末までは、労働者とその元になる人口を増やすため、人口を増やさない同性愛は忌避されてきた。
だが21世紀に入ると、AI発展に伴い雇用が減少に転じ、尚且つ人口が大きく増加トレンドに入った。
これ以上労働者はいらないし、これ以上人口を増やすと経済がもたなくなる。
そこで人口を増やさない同性愛を容認する方向に切り替わった。
ここでも好き嫌いではなく、経済と社会の変化が同性愛に対する空気を規定していることがわかる。
人口増加。
この文脈において、現代世界では同性愛容認の空気が熟成されている。

翻って現代日本。
人口減少と少子化が重要課題だ。
日本では子供と人口を増やさなければならない。
だから、同性愛に対して諸手を挙げての容認は適さない。
経済と社会の持続可能性を保つため人口を増やす必要のある日本では、同性愛を深い思索なしに容認するべきではない。

現下世界の多くの国で同性愛が容認方向に切り替わった。
これは人口増加という大前提における空気だ。
だが、日本は人口減少が大問題となっている。
だから、経済と社会の持続可能性という観点に立った場合、同性愛を軽々しく容認するべきではない。
世界のマジョリティーと日本というマイノリティーでは大前提が異なるのだ。
空気は生きるために必要である。
世界全体の空気。
国の空気。
どちらの空気にも理由がある。
日本人は日本の空気にも思いを巡らした方がいい。

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