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Tiktok凍結事件簿──AI動画が一瞬で消えた?

『永久凍結』──単語を聞くだけでゾッとする人もいるんじゃないだろうか。
怖いね〜怖いね〜、さながらデジタル時代の怪談である。

改めて考えてみると、すごい単語だ。
まるで存在ごとコールドスリープさせられるかのような。
たった一瞬で、デジタル世界での存在を剥奪する怪異。

存在は聞いていたが、まさか自分が登場人物になるとは、思ってもいなかった。

◆事件はぬいぐるみから始まった


動画生成AI・Sora2の記事を書くために、TikTokへ動画を投稿するようになった。
気が向いた時に、AIで作った小さな動画を上げていく。
そのゆるい日常は、ごく平和だった。

あの日までは。

ハロウィン向けに“病みかわ”をテーマにした動画を作った。
くまとうさぎのぬいぐるみが踊る、ただそれだけの動画。

ところが、これをアップしようとした瞬間──却下
理由は不明。理解不能。

画面には、投稿してはいけない動画のリストが並んでいた。
・人を騙すもの
・自傷行為
・動物虐待
他にもたくさんの項目があった。でも、どれも当てはまらない。

異議申し立てというボタンがポツリと出てくる。
藁にも縋るような思いでそれを押すと、自動返信のように一瞬でまた“却下”

心臓がバクバクと激しく音を立てた。
焦った私は“エラーだろう”と信じ、もう一本、同じテイストの動画を投稿しようとした。

そして、その瞬間。

アカウント:永久凍結。

画面が切り替わる、一拍の静寂。
喉の奥がキュッとすぼまって、頭の中が真っ白になる。
何も悪いことをしていないはずなのに、私のアカウントは、デジタルの深海に沈められた。

◆パニックと追い討ち


異議申し立てフォームには、必死に状況を書いた。
・AIは使っているが、騙す意図はないこと
・ぬいぐるみの“病みかわ”デザインが誤解を生んだのかもしれないこと
・凍結解除をお願いしたいこと
動画の切り取り画像も添付した。

……送信ボタンを押したら、それ以上、私にできることは何もなかった。
じわじわと無力感が広がる。
“消された”という事実が、重く胸に貼りついた。

唯一救いだったことは──
note上でTiktok動画が上手く再生されないことがあったため、たまたまYouTubeショートにも同じ動画を上げ始めたタイミングだったこと。

プラットフォームがひとつ消えても、もう一つが残っていたから、気持ちが完全に折れずに済んだ。

二つ使ってて、本当に良かった。

──そう自分を慰めていたのも、つかの間。

追い打ちのように、そのYouTubeショートにアンチコメントがつく。
朝のことだった。寝起き一発で、殴られたような衝撃。

面白い、楽しいと思ってシェアしたものを、否定する人がいる。
そのことがとてつもなく苦しかった。

凍結とアンチのダブルパンチに、地の果てまで落ち込む。
比喩じゃなく心臓が痛み、目眩がした。

AIを使った動画をアップロードしていても、コメントを読むのはAIじゃない。人間だ。
コメントの向こうに、人間がいることを思い出して欲しいと、心底願った。

反応するのは良くないんじゃないかと思いながらも、丁寧に返事を書いてしまっていた。

“なんで?”
“何が悪かったの?”

その問いが脳内で何度も渦を巻いた。

◆1週間後──唐突に届いた一通のメール


おやつを食べようか迷っていた午後。
スマホが震えた。
“Your TikTok account”
ただそれだけの件名。
開くと、そこには英語のさっっっぱりとした文章が並んでいた。

(日本語訳by Gemini)

異議申し立ての更新

私たちはあなたの異議申し立てを審査した結果、あなたのアカウントを復元したことを喜んでお知らせいたします。
これによりご不便をおかけしたことをお詫び申し上げますとともに、TikTokコミュニティの一員でいてくださっていることに感謝いたします!

敬具
TikTokチーム

これだけ。抜粋とかじゃなく、全文。
アカウントは呆気なく復元された。
拍子抜けするほど簡単に。

マ〜ジか〜。

あれだけ震え上がらせておいて、この軽さ。
体にこびりついていた重しがなくなって、フラフラと力が抜けるような気がした。

どんなに理不尽でも、心当たりがなくても──できることはたった一つ。
異議申し立て。
静かにボタンを押せば、案外あっさり戻ることもある。
そういうことらしい。

◆なぜ凍結されたのか? 私なりの推測


おそらく原因は、“病みかわ”のデザインだと思っている。
ぬいぐるみのレースアップとステッチ。
一見すると縫い傷や縛り上げに見えることもあるかもしれない。
それがAI判定に引っかかり、動物虐待と誤認された可能性は高い。

二つの病みかわ動画は、YouTubeショートでは問題なく通ったので、Tiktokの審査AIの問題だろう。

◆結論:永久凍結は”永久”じゃなかった


“永久凍結”という怪異に出くわしたら、まず落ち着いて。
心当たりがなくても、怖くても、ただひとつの呪文を唱えればいい。

異議申し立て。

それだけで、あっさりと呪いが解けることがある。

もしまた同じ怪異に遭遇したら、私はまた氷の冷たさに怯え、震えることだろう。
けれど、一度目とは違う。

「おいおい、もう知ってるよ。君って、意外とすぐ溶ける氷なんでしょ?」

そう思えるだけで、次の投稿ボタンがちょっと軽くなる。

──怪異というのは、どこにでも突然現れるものだ。

あなたは突然の“凍結”に出会ったことはある?
もし似た経験や感想があれば、コメントでこっそり教えてね。

ひとりで震えるより、誰かと笑い合ったほうが、怪異はずっと弱くなる。

そして、この記事がほんのちょっとでもあなたの“お守り”になったなら、そっとスキやフォローを置いていってくれたら嬉しい。

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雀野 ひよ子(ゆっくり返信) 読んでくれて本当にありがとう🐣✨️ もしこのnoteが心に響いたり、新たな発見があったら、チップで応援してくれると嬉しいです! あなたのサポートが、探求の旅を続けるための最高のエネルギーになります☺️ これからもこの場所であなたを待っています🤝