「誤学習」という言葉の違和感
SNSで、「誤学習」という言葉を目にすることが増えている気がします。
しかも、
「泣いたら要求が通る、と覚えてしまう」
という意味で使われていることが多い。
でも、そんな単純な話でしょうか。
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わが家ではいま、
次女の「おやつ要求問題」に頭を抱えています。
「これでおしまいね」と伝えても、
「もっとほしい」と泣いてしまう。
疲れている日は、もういいや、と追加してしまうこともあります。
だからまさに、
「泣けばもらえる、と覚えてしまうんじゃないか」と、不安になっていたところでした。
調べていくうち、この「誤学習」という言葉は、日常の子育てで気軽に使いすぎない方がいい言葉であると、おもうようになったのです。
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もともとこの言葉は、療育や発達支援のような、専門的な場で使われるものです。
それが、SNSでは背景が省略されたまま、
「泣いて騒ぐからと、応じてはダメ」
「わがままを許しては、誤学習をおこす」
と、言葉が一人歩きしているんです。
僕たち親は、いつも「これで合っているのかな」、
と不安になっています。
そこに専門的な響きの言葉が飛び込んでくると、
「対応、間違っていたのかな」と必要以上に揺らいでしまうんです。
育児に悩む僕たち親が、
その言葉にさらに頭を抱えてしまうのは、
それは本意ではないとおもうんです。
だからこそ、背景を省いたまま広まっていくことに、少し怖さを感じています。
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実際の子どもは、そんなに単純じゃないです。
本当にお腹が空いていたのかもしれない。
今日はよく頑張った日だったのかもしれない。
ただ甘えたかっただけかもしれない。
同じ「もっとほしい」でも、
毎回その意味は違う。
だから僕は、子育てを「行動修正」だけで見すぎないようにしたいとおもっています。
線引きは大切だし、
何でも要求を通していいとはおもいません。
ただ、「正しい対応」を探しすぎるあまり、
子どもの気持ちそのものを見失ってしまうのも、どうにも違う気がしてならないのです。
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専門的な考え方を知ることは大事です。
ただ、その言葉をSNSの短い文脈でそのまま受け取って、自分の子どもに当てはめすぎることには、慎重でいたい。
手軽にはいる情報だからこそ、時間をかけて見極める必要がある、そう感じます。
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誤学習と同じく、言葉のひとり歩きを感じる「愛着障害」という言葉。
こちらも、SNSなどで気軽に使えるようなワードではないのです。
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