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音楽生成AI Suno AI v5がすごい 使い方ガイドと実例

音楽生成AI のSunoAI がv5をリリースしました。数曲をためしてみて、まず感じたのは音のきれいさです。にごりが少なく、各楽器がすっと立ち上がります。歌の息づかいも前より自然で、歌声が溶け込んで聞こえてくる印象でした。

この記事では、私が触ってみた所感と実例に加え、外部の反応や公開事例も合わせて、音質と精度などの評判をまとめます。


Suno v5で何が変わったか

公式のアナウンスはシンプルです。最先端のモデルに更新、音質の大幅な改善、より人らしいボーカル、そしてプロ向けの扱いやすさが売りです。実際、使い心地にも変化があります。

入力の分量を増やしても応答がぶれにくく、歌でも言葉の明瞭さが上がったと感じます。伴奏は立体感が増し、低域はタイト、上の帯域は耳に痛くなりにくく、全体のミックスも前よりまとまりやすくなりました。

機能が向上した点をまとめます。

ボーカル表現の自然さ
v5ではボーカルに呼吸音やビブラート、マイクに近いニュアンスが加わり、人間的な歌唱に近づいたと評価されています。例えば、v5では歌声に微妙な「息つぎ」や音程の揺らぎが入り込み、合唱・デュエットでも声の響きが自然にブレンドされるようになりました。この結果、従来のバージョンよりも「AIらしさ」が薄れ、「実際に歌手がスタジオで歌っているようだ」という感想が出ています。

楽器音の向上
ギターやエレピなどの楽器音も洗練され、平面的な響きが解消されています。実際、テクノエッジ誌の検証ではv5のギターリフが「プロレベルの深い響きを持つ」完成度で生成されたと報告されています。このように、ユーザーが指定したエフェクトも正確に反映されるようになり、音質全体がより透明感・立体感のあるものになっています。

コミュニティの反応と使用事例

ネット上の反応は全体に前向きです。音のクリアさ、歌の自然さ、プロンプトに対する反応が良いという、この三つに言及する声が多く、比較試聴の投稿も増えています。

いくつかのレビューでは、クリエイターが一発で狙いに近い曲を出せたという報告があり、特に歌の説得力に驚いたという感想が目につきました。一方で、創造性の幅や構成のダイナミクスについては、もう少し冒険が欲しいという意見もあります。安定した良品が出る分、意外性が減ったのかもしれません。

事例は広がり始めています。短尺の動画に当てるBGM、ゲームのループ素材、短いジングル、ボーカロイド風の歌素材など。小さく速く作って出す用途と相性がよく、試作品の段階でも聴けるクオリティに達しやすいのが強みです。

制作フローとしては、まずプロンプトを丁寧に作り、いくつかのテイクを出力。良いテイクを基準に、必要なら軽いミックスで整える。この工程で、歌の位置や空間の広がりを微調整すると、一段上の品質になります。

では、実際に曲を作ってみましょう。

実例1. プログレッシブロック風

まずChatGPTでSuno AI 向けのプロンプトを作ります。

【ChatGPT向けプロンプト】
Suno AI用のプロンプトをプログレッシブロック風で作ってください
- ドリームシアターや、ドラゴンフォースなどを意識してください
- プロンプトにアーティスト名は入れないでください
- 英語で950文字以内で書いてください
- 文字数が950文字を超えていないか最後に確認すること

すると、プログレッシブロックを表現したスタイル文が出力されます。アーティストそのものをプロンプトに入れるのではなく、音楽的な要素を抽出するのがコツです。

【回答】
Progressive rock with virtuosic energy and cinematic scope. Tempo map 160-210 BPM bursts, metric modulation. Time signatures 7/8, 13/16, 5/4, resolving to 4/4 for an anthemic chorus. Instruments: overdriven guitars with tight palm mutes and sweeping arpeggios, six-string bass in counterpoint, crisp double kick and articulate snare, bright analog-style synth leads and shimmering pads, occasional piano for thematic reprise. Structure: punchy intro riff; Verse A in 7/8; rising pre-chorus; 4/4 chorus; guitar and synth call-and-response solo; ambient breakdown with clean guitar ostinato; key-lift final chorus; coda quoting the intro. Harmony: modal mixture with Lydian and Phrygian color, extended chords, fast pedal points. Vocals: powerful clean lead, tight harmonies, lyrics on resilience, time, and inner ascent. Production: modern, wide stereo, punchy transients, epic but controlled reverb, preserve dynamics.

次に、歌詞を作ります。これは単に「Progressive rock lyrics」と指定します。

すると、歌詞が出来上がるので、Stylesの部分に先ほどChatGPTで作ったプロンプトを入力しましょう。

ボーカルの性別やWeirdness(結果のユニークさの幅の指定)、Style Influence(入力したスタイルへのマッチ度合い)も指定します。今回は、ボーカルの性別のみ指定しました。

すると、これだけで一曲が完成です。しっかりプログレッシブロックを再現しているなと感じました。ぜひ聞いてみてください。

実例2. 「ずっと真夜中でいいのに」風

次は、「ずっと真夜中でいいのに」風のアレンジを作ってみましょう。特定のジャンルは再現性が高いものの、特定のアーティストそのものはプロンプトだけでは再現が難しいことが多いです。とはいえ、雰囲気を近づけることは可能です。

【ChatGPT向けプロンプト】
Suno AI用のプロンプトを「ずっと真夜中でいいのに」風で作ってください
- プロンプトにアーティスト名は入れないでください
- 英語で950文字以内で書いてください
- 文字数が950文字を超えていないか最後に確認すること

回答はこちらです。

Nocturnal alt pop with energetic sorrow. Agile female vocal, intimate and airy, slipping from whisper to sharp belts. Catchy hooks with clever wordplay and sudden lifts. Tempo brisk with half time drops and a push into a soaring chorus. Harmony uses jazzy sevenths, suspended tones, modal colors. Guitars clean with chorus shimmer and occasional grit. Keys and pads add neon glow and bell like plucks. Drums tight and syncopated, crisp rimshots, rolling toms, fast ghost notes. Bass melodic, weaving around the kick. Add electronic glitches and soft vinyl hiss for nostalgia. Form: whispered intro, quick phrased verse, climbing prechorus, explosive chorus, nimble bridge, final chorus with a subtle key lift. Lyrical imagery: midnight streets, bittersweet memory, playful self doubt, secret promises. Keep lines vivid and modern with internal rhyme and surprising images. Mastering bright and warm, punchy low end, wide stereo, clear vocal on top.

歌詞は日本語で生成します。

やはりそこまで再現性が高いわけではないですが、やや似ているところはあある仕上がりになりました。

まとめ

Suno AI v5は、音楽の質を一気に底上げしたアップデートでした。音の透明感が増し、歌が自然になり、手直しの負担が軽くなりました。プロンプトの受け取り方も良いので、思いつきを形にするまでがとにかく速いですね。

いっぽうで、曲全体の山谷や強いオリジナリティは、まだ作り手の工夫が活きる領域です。今日は二つだけ試しましたが、また別のスタイルでも実験して、良い切り口があれば続編をnoteで書こうと思います。

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