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論文発表会を行いました

こんにちは、窪川です。
先日、インターン生の中で、論文発表会を行いました!
本論文発表会では、学部4年生による学士論文の発表、修士2年生による修士論文の発表、そして博士課程進学予定の修士1年生による研究計画の発表を行いました。

発表者の論文タイトル一覧は以下の通りです!(発表順)
①「気候変動下の農作物貿易構造の変化 ー61 品目パネルデータによる「勝者」と「敗者」の分析ー」(学部4年)
②「グリーンイノベーション基金とEU Innovation Fundから見る公的グリーン基金の工程別配分に関する分析」(学部4年)
③「EU-ETSにおけるオフセット制度の実証分析 —排出削減への代替効果と産業競争力の維持—」(学部4年)
④「ハイブリッド車補助金のガソリン車代替効果 —日本のミクロデータを用いた分析—」(修士課程) ⑤「Risk Vulnerability of Poor Farmers Induced by Carbon Credits」(修士1年)

私は国際経済学(主に国際貿易)に環境問題を組み合わせた卒業論文を執筆しましたが、私以外の発表者の方々は環境経済学の分野から研究を行っており、その違いが非常に興味深かったです。
一口に環境経済学や環境問題といっても、その対象やアプローチは非常に幅広く、各発表がまったく異なるテーマを扱っていた点が印象的でした。

とりわけ、国際貿易の研究では、特定の財や産業の貿易を分析するために貿易額データを用い、比較的共通した手法で分析を行う研究が多く見られます。一方で、環境経済学の研究では、排出量取引制度やグリーンイノベーション基金、自動車、農業など、対象も分析枠組みも多様で、発表を聞いていて刺激的でした。
例えば、ハイブリッド車補助金の研究では、直近4年で新車を購入した約5,000人を対象にデータを集め、車種を被説明変数とする離散選択モデルを用いて分析が行われていました。
また、EU排出量取引制度(EU-ETS)に関する研究では、国際オフセット導入されていた時期とそうでない時期を比較し、オフセットが炭素価格(市場)、排出削減(環境)、そして高排出産業の活動(経済)に与えた影響を、時系列回帰分析およびDID分析(Difference in Differences)を用いて検証していました。
環境問題にはさまざまな経済学的アプローチがあるのだと改めて実感しました。

当初は一人あたり10分程度の発表を予定していましたが、発表後の質疑応答が白熱し、当初の想定時間を大きく上回る発表会となりました!
オープンに意見や考えを共有できる点は、Jizokuならではの雰囲気です!
分野や学年を越えて活発な議論が行われた今回の論文発表会は、非常に刺激的で学びの多い時間となりました。

白熱

今後のJizokuの活動にも、ぜひご注目いただければ幸いです!

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