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「女性は見ないでください」感想・他(2026年6月15日の日記)


「女性は見ないでください」を観た

 テレ東の深夜番組「女性は見ないでください」を見た。事前の番組情報なし、2週連続放送というテレ東モキュメンタリーを連想させるフォーマットだったので2週にわたり視聴したがモキュメンタリーでもなければバラエティとしてもマジでおもんなくて悲しい。
 1回目を見たらモキュメンタリーではなく、普通に女子の本音トークバラエティ番組のフォーマットで男子の本音を語る番組だった。実際にこのバラエティはド正面からのトークバラエティであって他意はないらしい(出演者の動画)。2週目もモキュメンタリー要素もなければ男性陣が成敗されるような逆転展開なども一切なく、普通におもんないトークバラエティとして放送を終えた。
 なぜ普通のバラエティなのにこんなにモキュメンタリーを疑う羽目になったのか。とにかく作り物臭くて、本音トーク番組としての質が低いからではないかと思った。どう見ても意図的に演じられている嫌な女(鬼滅の刃が好きと言ってるのに主人公の名前を知らない等)とか、男性陣のわざとらしいチャラさ・普通に人前に立つなら今どき言わないような女性への偏見など、過剰にわかりやすいキャラ設定の台本が用意されているように感じられる。テンションも素というより頑張って盛り上げている感じがある。しかも偏見ネタも言い回しも既視感があり鋭いわけでも面白いわけでもない。もっと面白くバカにする方法だっていろいろあるはずだ(女性はなんで時間をあんなにしっかり守れるのかとかいった、世間一般の偏見と関係ない突飛なことを言い出す部分だけはちゃんと面白かった)。男女両方が誇張された書割みたいな奴らすぎて、少なくともリアルな男の本音に迫っている感じがしないのだった。大学1回生のユーモアすぎて飽きるし、新しい気づきのようなものが何もない。そのせいで1週目を見たときはこんなにわざとらしいということは何か特別なオチが用意されているのかと、疑いの目を向けるしかなかった。あと1週目はラストの総括で急にコウメ太夫が登場して脈絡ないことを言ったので、2週目も最後にオチ担当で誰かが乱入してどんでん返しをしてくれるのではないかという期待が最後まであった。だが2週目でも普通にこの「男子の本音トーク」の演技をして、さらにコウメ太夫が意味わかんないことを言って終わった。
 モキュメンタリーでもないのに事前の宣伝がなかったのは2つ理由が考えられる。ひとつは単発番組に対する宣伝コストの都合ではないか。この時間帯はモキュメンタリーに限らず実験的な番組をいろいろやっている印象があり、宣伝しなかったからと言ってだまし討ちとはいえない。しかしテレ東側から積極的な否定がなかったところを見ると、モキュメンタリーと同じフォーマットにすることで誤認させて視聴者を増やす期待も十分にあったのではないかと疑わざるを得ない。
 もうひとつは挑発のためではないか。挑発的なタイトルと合わせたあえての沈黙、世間的によろしくない男性の本音を述べるという番組は宣伝しづらいから伏せました~いまはこんな厳しい世の中になっちゃったけど世間に反発していきますというポーズのように感じる。とはいっても深夜番組は問題ある主張が全然素通りしているので、なに大げさに危険アピールしたり被害者ぶったりしてんだよと感じてしまう。おれたちは異世界で女の子を奴隷にする深夜アニメをたくさん見ているので、そのひどさをよく知っている。
 それはそれとして、やっぱり面白くないのが全部悪いという気がする。たとえば『踊る!さんま御殿!!』では視聴者投稿でもこのくらいの性別に基づく偏見が出てくるし明石家さんまも普通に男はこう女はこうみたいな古い考えのことを平然と言う。でもそこからの議論になると偏見を持ってる側も批判する側も全然面白い議論をするし、意外な視点や上手い言い回しがある。普通にこれはおもんないせいでモキュメンタリーの疑いを振り切れなかったのが悪いんじゃないかと思った。

(追記)これ自体は前座で、後日本当にモキュメンタリーになるのではないかという指摘があった。番組表を見ると来週の同じ枠で続きをやるようではないこと、せいやの動画はモキュメンタリーを求める人への挑発や悪ふざけでやっているのだと思ってこれで終わりだと解釈したが、確かに今後続編が出て実際にモキュメンタリーになる可能性もある。週間番組表も差し変わるかもしれない(『SIX HACK』の時は放送中止でEPG差し替えという演出があったし、アニメ『はいふり』は『ハイスクール・フリート』になったこともあった)し、TVerなどで配信されるかもしれない。来週を待ちたい。
 とはいっても仮にこれがモキュメンタリーに化けたとして、モキュメンタリーをやりますという合図がないまま凡庸極まるミソジニーをさも挑発的な番組かのように流して付き合わせるというのは倫理的にどうなんだと感じる。単発番組ならともかく、こんな騙し討ちに3週間(2週の放送+翌週のモキュメンタリーの種明かしがあるかどうか待つ時間)にもわたって付き合わされるとあらゆる番組を疑う羽目になってしまい疲れる。もしEPG差し替えのサプライズ演出をするとしても視聴者に嘘をついて不便な目に遭わせているわけであまり感心しない。結局は疑りながらおもんないバラエティを2週も見せられたことに変わりはないし、結論がわからないと正しい批判も擁護もできず混乱だけが残ってしまう。なまじミソジニーが絡む内容なだけありネットに燃料を投下した状態になっており、批判しようにも素で言ってるのかモキュメンタリーだから別な意図があるのかわからないせいで決着が付かず揉めが長引くというのは普通にカスすぎる。嘘とも本当ともつかない状態を引っ張ってエサにして注目を長引かせようとする姿勢はマジでやめてほしいと思った。

以下は日記。

生活

 朝から仕事をする。かなり眠い。途中で契約周りの連絡が入ってきて混乱が起きたり、別の仕事の連絡が入ってきたりして消耗する。不本意なことばかり起こる。昼に昨日の日記を遅れて書く。コーヒーを飲んで耐えながら今日はPRを2本出してタスクを消化し挽回する。そのあともう1時間ほど別件の仕事をする。
 夜は買い物に行き、そのあとアニメを見ながら作業をする。眠い。コーヒーを飲んで耐える。調子が出ないと思ったらなんと忙しすぎて夕飯を食べ忘れていた。仕事にまた手を付け3時頃に終わる。

きょう観たアニメの感想

自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 11話

 ヒローニアの末路と、事件すべてに始末が付きセシルとバーティアがようやく結ばれるという話だった。ヒローニアは貴族社会から追放されることになるが、ただ一人ヒローニアを大事に思っていたピーちゃんの遺言を聞き、復活させられる可能性に賭けて厳しい環境の北の修道院で新たな人生を送る決意をする。王家にはセシルのように優秀だが感情が欠けた存在が生まれてくるらしいことが語られる。
 ヒローニアにも再起の決意をさせて単なる愚か者のまま退場させないのはいい。しかし正直あんまりスッキリしない。ヒローニアの性格の悪さがどこまで自己責任か曖昧なまま全体の処罰を受けているように見えてしまう。たとえばセシルは生まれつき何かが欠落していたがバーティアとの出会いでよい人生を歩めた。だったらヒローニアにはそういう人がいなかった悲劇だ/ピーちゃんがその人だったのに気づけなかった悲劇だ、という総括をしたほうがいいのではないか。その観点からみれば、セシルが幸運であったようにヒローニアはある意味で不運でもあった。またヒローニアがここまでの性格になった理由が全くないのも不気味に感じる。生まれつきそうだったならやはりセシルと対照的な不運ということになり、そうでなければ原因を解決しないところに不満がある。
 とはいってもこういうウェブ小説は基本的には痛快娯楽小説であることを踏まえると、分かりやすい敵として造形されていると考えるほうが自然で(アニメでは愛嬌がありすぎた)本来もっとむごく倒されるべきキャラに物語的な慈悲があるだけマシなのかもしれない。

涼宮ハルヒの憂鬱(2006年放送版) 12話 「ライブアライブ」

 有名なシーン揃いのこの作品の中でもとくに有名な、『God knows…』が流れる文化祭ライブ回だった。萌えアニメらしからぬ表情の使い方に手持ちカメラのように表情を追いかけるカメラワーク、楽器演奏のリアルな動きを追いかけるカットなどかなり見どころがある。歌唱も当然うまい。だがよく見るとロングショットで演奏の動きを簡略化したループ動作になってるシーンが結構ある。2曲目の『lost my music』では雨のカットで大幅に省略している。
 ライブ以外でもメイド喫茶のパートの鶴屋さんなど見所ある場面がかなりあるし、意外にもライブと同じくらい気合入ってそうなシーンが多い。文化祭後にバンドの代理メンバーをこなしたことでハルヒが感謝されて慣れない感覚に戸惑うシーン、照れから芝生をちぎってキョンに投げつけようとして逆風で目に入るというあの萌えシーケンスが特にうまかった。

とんがり帽子のアトリエ 11話

 ココはまっすぐ線を引くという強みを自信にして魔法の勉強に打ち込む。一方でリチェは教本の魔法を見ず好きなことしかしたがらない。そんな中で五芒星試験の第二の試験が迫る。リチェの回想。
 弟子の出来の悪いと他人の前で言いふらす魔法使いクックロウが出てくる。自己肯定感を失っている弟子のユイニィ。この作品は原作でも徒弟制度の中で起こりがちな問題点を描き続けていて、それは現実のパワハラなどにもよく似ていて指摘するようでもある。
 ある時期に仕事で大学医学部と縁があり、自分は所属はしていなかったものの医局に出入りしていたが、魔法使い社会の嫌さはそこで見た嫌さとよく似ている印象がある。閉鎖的で狭い業界、人事の掌握、マッチョイムズ、ボスの思惑など、あの時期にいい思い出がない。

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 11話

 微笑と桜大門の間に溝ができてしまい、文化祭当日なのに桜大門は最後に背中のカットでしか登場しない。しかし桜大門の家族をはじめとする周囲の人物が登場したり交際が進展したりすることで不在の中心を印象付ける回だった。微笑の本心の照れや恋愛感情のイメージBGカットがズームアウトしていくと瞳の中に押しやられて外見からはキレてるというギャグがよかった。
 微笑の父が出てきて完全にDiggy-MO'状態になり、桜大門の父とラップバトルする前半。微笑父の視点では日中なのに夜のライトがぼやけた光景になってて変すぎる。本業の人のMCバトルだけありマジでうまい。ガンダムのオマージュのようななぜか宇宙空間でのバトルのイメージと、最後には和解する展開。マイクが寄り添っている。後半では偏見を持っていた桜大門の父が微笑の会話で偏見を解く話、変身した生徒会長といまだに正体に気が付かない副会長の楽しい時間などが描かれる。今回は直接話して和解するという一本のテーマがある。

LIAR GAME 11話

日本三國 11話

異世界のんびり農家2 11話


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