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ヘヴィメタルシーンを辿る旅 ~ 「様式美」の要素6(最終回)、「地を這う重低音。『ヘヴィ』の血脈と激動の時代が遺した哀悼」


皆さま、こんにちは。ヘヴィメタルシーンの歴史を紐解く旅、いよいよ今回が最終回(第6回)となります。

おさらい:ヘヴィメタルにおける「様式美」の6大要素

前回、メタルの様式美を形作る要素として、以下の6つを挙げました。

  1. ドラマチックな楽曲構成:劇的なイントロからスピードチューン(または大曲)への展開

  2. 複雑な楽曲構成:プログレゆずりの複雑な展開と、長尺の楽曲

  3. ギタリストの共演:ツインギターによる美しいハーモニー

  4. 情緒的な旋律:ヨーロッパ由来の、湿り気を帯びた抒情的なメロディ

  5. メタリックな響き:エッジの効いた鋭い金属音

  6. ヘヴィな響き:地を這うような重低音 (★今回はこちら)

「70年代からの潮流」

まずは、ロックが歩んできた「70年代からの潮流」を、ここで一度大きく振り返ってみましょう。70年代ロックからヘヴィメタルへと繋がる大いなる川には、以下の2つの源流がありました。

  • ① プログレッシブ・ロックの源流(⇒ テクニカルで複雑な大曲の構成へ)

  • ② ブルース由来のロックの源流(⇒ メタリックな衝撃と「ヘヴィさ」の原型へ)

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