「たしかなこと」は小田和正でなくても泣ける
友人の結婚式に参列した。
大好きな大好きな友人だから
バージンロードからドロドロに泣いていた。
ありがたいことに友人代表スピーチまで任せてもらい
ガチガチに緊張して、結びの言葉は
「あ、終わりです〜笑」みたいに
腑抜けたものになってしまった。
うっかりお手紙だけを持って丸腰で臨んだので
途中鼻水が垂れてきて本格的に危なかった。
友人との思い出や
友人への思いを話すのは
正直照れ臭さはなく、
たくさんの親族や友人に
私たちの関係を自慢できるのだから
本当はもっとピカピカに仕上げたかった。
言ってしまえば、
お相手の友人代表には負けないぞ?!
くらいの心構えだった。
でも、涙と鼻水と緊張がすべてぐしゃぐしゃっと
もっていってしまった。
少し悔しい。
お手紙は当たり前のように120%の気持ちで書いたが、
120%の段階で20%オーバーしているのだから
もういいやと言う気持ちで
こっそり1%だけ
新郎に向けて書いているつもりでもあった。
それは、
あなたが理解しきれていない友人を
私は理解している。
だから絶対に傷つけないでくれ。
という少し「知ったかぶり」をしたきもちと、
でもそれと同時に
きっと私の知らない友人を
あなたはたくさん理解している
そして理解していくことになる。
どうか2人で幸せになってほしい。
という「願い」を込めたものだった。
121%の思いは、
持ち時間をほんの少しオーバーしてしまった。
(その上腑抜けた終わりになるんだから
たまったもんじゃない)
昨今の結婚式はすごい。
その日回していたVTRを
撮って出しでその日の終わりに流すのだ。
新郎新婦や参列者の笑顔や涙
バージンロードで泣いている私は
泣かないわけがないのだか、
一つ妙に違う感動があった。
VTRの後ろでは
「たしかなこと」が流れていた。
結婚式や家族のイベントでは定番だ。
明治安田生命恐るべし。
あの曲が流れてくると
走馬灯のように少し古い写真が
脳内を横切る。
coverというものは
「やっぱり本家がいいよね」
という言葉を0.1ミリ後ろに背負いながら
自分らしさを武器に歌う。
いわば戦いなのだ。
そんな中、
結婚式では小田和正ではない、
「たしかなこと」が流れた。
正直言って結婚式が良すぎたからかも知れないが、
曲をきいて滝のような涙を流した。
「たしかなこと」は小田和正でなくても
素晴らしい。
本当に「たしかなこと」だった。
そんな号泣して興奮している裏で、
やっぱ「たしかなこと」すげぇ〜
小田和正じゃなくてもこんなに泣けるんだ
なんならcoverの方が新鮮に泣けるまであるという
謎の冷静さを持ちながら
友人の結婚式は幕を閉じた。
スピーチの時は
結びがうまく行かなかったので
最後にもう一度。
友人がお母さんへのお手紙で書いていた、
3人と一匹。みたいな
安心感のある生活で
溢れますように。
お二人の末永い幸せを心よりお祈りして、私のスピーチとさせていただきます。
