Instagram投稿作成の裏側:最近のAIを活用した発信の本音
こんにちは、精神科の門前薬局で働いている
薬剤師ヒロザルです。
前回の自己紹介記事は、予想以上に多くの方に
読んでいただき、本当にありがとうございました!
noteでの初めての自己紹介記事だったので
少しドキドキしていたのですが、
皆さんからの反応に背中を押していただき、
こうして楽しく筆を執っています。
さて今回は、前回予告した通り
「僕のInstagram発信の裏側と、最近のAIに対する本音」を語っていきます。
(宣言通り、ちょっと毒も吐きます。笑)
皆さんは普段、Instagramをよく見ますか?
最近は色々なSNSが発達していますが、
その中でもInstagramは日常的に使っている方が多いSNSだと思います。
数え切れないほど多くのジャンルのアカウントが発信活動をしている中で、僕は「精神科のお薬」を主体にした、かなりニッチな薬剤師アカウントとして発信を続けてきました。
この記事では、そんな僕がどうやってアカウントを4.5万人まで伸ばすことができたのかという「発信の裏側」と、最近のめざましいAIの進歩に対して感じている「拭えない違和感(本音)」を
書いていきます。
5年間、泥臭く試行錯誤してきた実体験ベースのお話なので、それなりにリアルで信頼性のある内容になっているはずです。
発信活動をしている方はもちろん、
普段SNSを見るだけの方にとっても
「裏側ってこんな風になってるんだ」と
面白く読める内容だと思いますので、
ぜひ最後までお付き合いください!
フォロワー4.5万人へ。この規模の発信の影響力の正直なところ

フォロワー数が4.5万人という規模になると、
一体どれくらいの発信力(影響力)がでると思いますか?
正直、「影響力」なんて自分で書くのはめっちゃダサくて恥ずかしいのですが(笑)、ここではイメージしやすくするために、実際の「リーチ数(投稿が画面に表示された人数)」でお話ししたいと思います。
1回の投稿の平均リーチ数: 7万〜10万人
ストーリーズ1回のリーチ数: 5,000〜1万5,000人
これが、僕が1つ投稿を上げるたびに届いている大まかな人数です。 もちろん、全員が隅から隅までしっかり読んでいるわけではありません。
ですが、仮にこの中の10%の方だけが読んでくれていると仮定しても、ものすごい数になることが想像できるかと思います。
ただ、フォロワー数が増え、これだけ多くの方に情報が届くからこそ、投稿を作る時に「絶対に間違えられない」「ここだけは気をつけよう」という強いプレッシャーを感じるようになりました。
特に僕は「薬剤師」として、お薬に関わるデリケートな投稿をしています。間違った情報を載せるわけにはいきませんし、発信者として大きな責任を持って投稿を作らなければなりません。
また、フォロワー数が増えてくると、企業の方からDMでPR(商品紹介)の依頼をいただくことも多くなりました。 ですが、中には「これ、本当に僕のフォロワーさんのためになるのかな?」と疑問に感じる依頼もたくさん来ます。
そこで安易に飛びつくか、フォロワーさんのために断るか。結局のところ、どんな発信をするかって「その人自身の人間性に依存しているんだな」と常々考えています。
激変!AIの台頭で、投稿作成はどう変わったか?
僕がインスタでの発信を始めた時からすると、今から発信をスタートする人たちは劇的に環境が良くなったと思います。
これは本当に、AIの進歩によるものが大きいです。
インスタの投稿を1つ作るにしても、裏側にはざっくりとこれだけの工程があります。
・アイデア出し
・投稿の構成案づくり
・投稿(画像)の作成
・投稿のキャプション(文章)作成
・投稿実行
・ストーリーズでの告知
このような流れが大体あるのですが、僕が始めた数年前までは、この工程をゼロから自分で考えたり、書籍やネット情報などで調べたりする作業にすごく時間がかかっていました。
特に、「どんな情報を発信すれば多くの方に届くか?」とアイデアを模索しながら作業をするので、たった1つの投稿を作るのに数時間から数十時間かかっていたと思います。
ですが現在は、アイデア出しや構成案、画像生成など、ほとんどの作業でAIを活用することができます。そのおかげで、作業時間は当時と比べて劇的に減ってきています。
「じゃあ、全部AIに任せればラクで最高じゃん!」 ……普通ならそう思いますよね。
でも、ここからが今日の本題です。
作業が圧倒的にラクになった一方で、僕は最近のInstagramの発信に対して、ある「拭えない違和感」を感じているんです。
AIだけで作った投稿への『拭えない気持ち悪さ』

作業が圧倒的にラクになった一方で、
最近のSNSを見ていると、僕はAIの発達による「弊害」とも言える違和感を覚えることが増えました。
同業者や他の発信者の投稿を見ていると、
「あ、これAIに構成から文章まで全部丸投げして作っているな」というのが、
なんとなくわかってしまうんです。
特に僕たちのような医療・お薬ジャンルでは、それが顕著に表れます。 薬の「添付文書」や「患者向けの指導箋」に書いてある事実をそのまま書き写して、少し綺麗な言葉にまとめているだけの投稿……。
極論を言えば、それって薬剤師じゃなくてもAIを使えば作成できますよね?(笑)
そういう投稿を見ていると、同業者としては
「ああ、この発信者は、自分が投稿している内容を本当はよく分かっていないんだろうな」と
透けて見えてしまい、すごくモヤモヤします。
そして何より一番の違和感は、「その文章は、本当に読者が知りたいことに答えているのか?」と
いう疑問です。
AIにお願いすれば、お薬の正しい効果や、副作用が起こる確率は完璧にまとめてくれます。でも、画面の向こうで悩んでいる患者さんが本当に知りたいのは、教科書通りの「正論」ではありません。
「こんな副作用が出たらどうやって対処すればいいの?」
「今まで服用していた薬と何が違うのか、よくわからない。」
そんな、現場のカウンターで患者さんがポロッとこぼすような不安や、診察室では言えなかった本音に対して、AIは答えることができません。
そういった「現場でのリアルな情報」を投稿に交えながら伝えられるのは、実際に専門職として働いている薬剤師だけだと思います。
知識のない人がAIの力だけを借りて、表面上の「正しいっぽい情報」を量産する。それが患者さんの目に触れることに、僕は医療従事者として強烈な違和感と、一種の危機感すら覚えています。
絶対にAIに譲れないもの(こだわり)
だからこそ、僕は投稿を作る上で
「絶対にAIに丸投げしない部分」を明確に決めています。
まず、テーマの決め方から違います。
単にAIに向かって「この薬について投稿の構成を作成して」と指示を出すことはしません。
まずはGoogleのキーワード検索などを使い、「今、患者さんがリアルに何に悩んで、どんな言葉で検索しているのか?」を自分の手で調べます。
そして、投稿の中身には、可能なら以下の要素を入れ込むようにしています。
・現場のカウンターで、患者さんからよく聞かれるリアルな質問
・「なぜ前の薬から、この薬に変更になったのか?」という理由(他薬との比較)
・生活に寄り添った、具体的な服用の注意点
これらは、AIがネット上から拾ってきた情報ではありません。
僕自身の日々の窓口での実践経験や、専門書を読み込んで勉強した知識をベースにまとめたものです。
AIはたしかに便利ですし、作業を助けてくれる優秀な「助手」として、今後も補助的にしっかり活用していくつもりです。
でも、最後に文章に血を通わせるのは、やっぱり現場に立つ人間の仕事だと思っています。
AIにただ指示を打つだけでは絶対に作れない、体温のある投稿を作り続けること。それが、今後の投稿作成においてもフォロワーさんに伝わる大事な部分だと信じてコツコツと投稿をこれからも頑張ろうと思います。
おわりに
最後まで読んでもらい、ありがとうございました。
いや〜、結構思っていることを書いたら長くなってしまいました(笑)
すいません。
ですが、今回の内容は少なからず僕が
インスタを4.5万人まで伸ばせた核心的な話だと思いますので、
SNS発信を継続している方はそういった考え方も大事かもって
共感してくれたら嬉しいです。
ヒロザルのインスタに少し興味が湧いたって方は
こちらよりぜひインスタの方もご覧ください↓
