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部屋と外のあいだに、まだ名前のない風が吹いている。#5│+☑リスト&Suno🎶

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第5話|冷蔵庫の音だけが、部屋を守っていた



あらすじ


深夜2時の冷蔵庫 - 孤独を癒す、かすかな命の音

突然ですが、深夜に聞こえる冷蔵庫の音を気にしたことはありますか?
ちょっと考えるだけでも不気味…ですよね。

そんな気づきから生まれました。

ーーーー

深夜2時。スマホの通知もなく、世界から取り残されたような夜だった。
その静寂を切り裂くように、微かに響く「ブゥーン」という音。

それは、冷蔵庫の音だった。
ただの家電の音のはずなのに、不思議と安心した。むしろ救われたような気がした。

誰にも言えない気持ちを抱えていたあの夜。
泣く理由もわからないまま、ひとり、冷蔵庫の横で静かに涙を流した——



本編:深夜2時の冷蔵庫。それは、部屋の心臓だった。



深夜2時。漆黒のスマホ画面と、無音の空間。僕は、理由もわからず、ふと目を覚ました。


深い海の底のような静寂。聞こえるのは、かすかな「ブゥーン」という冷蔵庫の音だけ。普段なら気にも留めないその音が、その夜はまるで誰かが「大丈夫だよ」と囁いてくれているように感じられた。



こんな静けさの中では、自分が本当にここにいるのかさえ疑わしくなる。けれど、冷蔵庫の音だけは、変わらずに鳴り響いていた。


まるでこの部屋の“心臓”のように。この空間が、確かに僕の居場所であることを、静かに証明してくれているようだった。


ぼんやりとした頭で、冷蔵庫のそばに腰を下ろす。冷たいフローリングが、眠気を少しだけ追い払ってくれる。


コップに水を注いで飲んだ時、ふと中学生の頃の記憶が蘇った。両親の帰りが遅い夜、居間の静けさが怖くてキッチンに駆け込んだ。あの時も、冷蔵庫の音が、確かにそこにいた。

誰もいなくても、変わらず、黙って、文句も言わず。冷蔵庫ってすごいな、と思う。人間なら、どこかで音を上げてしまうのに、彼は(あるいは彼女は)、淡々と、部屋を守っている。


どうしてだろう。なんでもない夜なのに、泣きたくなった。いや、正確には、「少しだけ泣いてもいいかもしれない」と思えた。




誰にも見られない、深夜のキッチン。冷蔵庫の横で、僕は静かに涙を流した。悲しいわけじゃない。でも、何かがあふれてしまった。


冷蔵庫に手を当てて、心のなかでつぶやく。「ありがとう」って。



もちろん、返事なんて返ってこない。だけど、確かにそこに「何か」があった気がした。それは機械じゃなくて、見えない守護霊のようなものだったのかもしれない。


ひとり暮らしの夜、音が消えると、人はなぜこんなにも不安になるのだろう。


でも、そんな夜にあっても、誰かじゃなくて、「何か」がそばにいてくれるだけで、心は少し救われる。


部屋と外のあいだにあるもの。それは、冷蔵庫の音のような、小さくても確かな「ぬくもり」なのかもしれない。

そんな気持ちを、もう少しお伝えしたいです。


☑特典①:夜の心の整え方と音のリスト(ダウンロード可能)


🎶特典②Suno:-ライブラリ「Goodbye in the Rain×2」-



因みに、Sunoで創ってみました。

良かったら、聴いてみてください。



「雨の中の恋愛ソング 」

👉Goodbye in the RainⅠ

👉Goodbye in the RainⅡ

※無断添削はご遠慮下さいませ。


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vocal, moving, powerful and expressive, slow, pop ballad, pop, theme, grand piano and string orchestra with subtle drums and bass; slow tempo; female vocals, emotional
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I left my footprints on the floor
Your shadow lingers by the door
The echoes fade but I still hear
The laughter we carved through the years

Time slips like sand in my hands
But memories hold
They understand

Goodbye in the rain
It’s falling slow
Washing away what we used to know
But every drop is a piece of us
Goodbye in the rain
It’s love
It’s trust

Your old sweater still smells like you
A bittersweet ghost in the room
I try to hold the days we spent
But they dissolve like a fleeting scent

Time bends
It twists
But never breaks
It keeps the heartache it creates

Goodbye in the rain
It’s falling slow
Washing away what we used to know
But every drop is a piece of us
Goodbye in the rain
It’s love
It’s trust
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(翻訳)
床に足跡を残した
君の影がドアのそばに漂う
残響は消えゆくが、まだ聞こえる
年月をかけて刻み込んだ笑い声

時は手の中の砂のように流れ去る
でも思い出は消えない
それらは理解してくれる

雨の中、さよなら
雨はゆっくりと降り注ぐ
かつて知っていたことを洗い流していく
でも、一滴一滴が私たちの一部
雨の中、さよなら
それは愛
それは信頼

君の古いセーターはまだ君の匂いがする
部屋の中に漂うほろ苦い幽霊
過ごした日々を抱きしめようとする
でも、それは束の間の香りのように消えていく

時は曲がりくねる
ねじれる
でも決して壊れない
それが生み出した心の痛みは消えない

雨の中、さよなら
雨はゆっくりと降り注ぐ
かつて知っていたことを洗い流していく
でも、一滴一滴が私たちの一部
雨の中、さよなら
それは愛
それは信頼



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が、ちょっとでもその背中をそっと押せたなら本望です。

また、次の記事でお会いましょう!


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