Photo by
dodo_mmm
【読書日記】029 天空の都の物語
文明と物語を語りつくす本です。

この物語の要点を、3つに絞るとすると、
物語の連鎖、テクノロジー、控えめな希望です。
1. 物語連鎖の美しさ
古代ギリシャ、15世紀の修道院、現代
そして未来へ。
一冊の書物が、人から人へ受け渡される。
そして、形を変えながら生き続ける。
構成そのものが、「物語は滅びない」という、
主題を体現しています。
2. テクノロジーと人間性
知識・文明・進歩は人を救うのか?
それとも、孤立させるのか?
デジタル化と分断の時代を生きる僕たちに、
静かだけど、鋭い問いを投げかけます。
3. 控えめな希望
この物語に英雄的な救済はない。
読み、語り、想像する。
小さな行為が、世界をわずかに照らす。
控えめな希望が、心の中に余韻を残します。
壮大で、ステキな物語
おススメです!
