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試合後、車の中が無言になった理由

※この記事は、過去の自分に一番読ませたい話です。


試合の帰り道。
車の中は、ずっと無言でした。

私はハンドルを握ったまま、
何を話せばいいか分からず、
前だけを見ていました。

助手席の息子も、
窓の外を見たまま、何も言いません。

あの沈黙は、
今でも忘れられません。


その日、息子はミスをしました。

大きなミスではありません。
でも、本人なりに悔しかったのだと思います。

私は、心の中で思っていました。

「なんで、あそこで…」
「もっとできたはずなのに」

口には出しませんでした。
でも、態度に出ていたのでしょう。

ため息。
無言。
重たい空気。

それが、車の中を支配していました。


当時の私は、
「何も言わない=優しさ」
だと思っていました。

でも、違いました。

子どもにとっての無言は、

👉 「失望されたかもしれない」

というメッセージになります。


しばらくして、息子が小さな声で言いました。

「……ごめん。」

その一言で、胸が締めつけられました。

謝る必要なんて、なかったのに。

謝らせてしまったのは、
私でした。


私は、応援しているつもりでした。

頑張ってほしい。
伸びてほしい。
後悔してほしくない。

その気持ちが強すぎて、
「結果」で見てしまっていたのです。


それから、関わり方を変えました。

試合後は、まずこれだけ言う。

「おつかれさま。」

良くても、悪くても、
まずは、それだけ。

評価はしない。
分析もしない。
説教もしない。


すると、不思議なことが起きました。

息子が、自分から話すようになったのです。

「今日はここがダメだった」
「次はこうしたい」

以前より、前向きでした。


今なら分かります。

車の中の無言は、
親の“期待と不安”が作っていました。

言葉よりも、
空気のほうが、ずっと強く伝わります。


もしあなたも、

・試合後、何を話せばいいか分からない
・つい空気が重くなる
・あとで後悔する

そんな経験があるなら、
あなただけではありません。

私も、同じでした。


もし今、

・怒ってしまう自分が嫌
・子どもとの距離を感じている
・このままでいいのか不安

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