私は、子どもの失敗を許せなかった親でした
あの頃の私は、
子どもの失敗が、どうしても許せませんでした。
エラー。
三振。
判断ミス。
そのたびに、
心の中で思っていました。
「なんでできないんだ…」
「練習したのに…」
口には出さないようにしていました。
でも、
ため息。
無言。
表情。
すべてに、
不満が出ていたと思います。
私は、こう考えていました。
「失敗させないのが、親の役目だ」
「同じミスをさせないために、厳しくする」
正しいことをしているつもりでした。
でも、現実は違いました。
息子は、
どんどん慎重になっていきました。
挑戦しない。
無難な選択ばかり。
“失敗しないための野球”に
なっていたのです。
ある日、息子が言いました。
「ミスすると、怖い。」
その一言で、
私は何も言えなくなりました。
怖がらせていたのは、
私だったのです。
私は、ようやく気づきました。
失敗は、
避けるものではなく、
“通る道”だったのだと。
それから、関わり方を変えました。
ミスをしても、
すぐに言わない。
まずは、
「ナイスチャレンジ」
「よく考えたね」
そう声をかける。
正直、最初は不安でした。
「甘やかしているだけじゃないか」
「これで伸びるのか」
何度も迷いました。
でも、不思議なことに、
息子は変わっていきました。
ミスを恐れず、
思いきったプレーをするようになりました。
失敗しても、
下を向かなくなりました。
今なら分かります。
失敗を許すことは、
放任ではありません。
「また立ち上がれると信じること」
でした。
もしあなたも、
・ミスを見るとイライラする
・つい厳しくなる
・あとで後悔する
そんな経験があるなら、
あなただけではありません。
私も、同じでした。
私の失敗と、そこからの立て直しを、
1冊にまとめています。
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