子どもが、野球を嫌いになりかけた話
ある時期、息子はこう言いました。
「……最近、野球あんまり楽しくない。」
その一言に、
私は言葉を失いました。
これまで、
毎日のように練習していた子です。
雨の日でも、バットを振っていました。
それなのに——。
原因は、はっきりしていました。
私でした。
ミスをすれば、ため息。
結果が出なければ、無言。
うまくいけば、当たり前。
知らないうちに、
「野球=評価される場所」
に変えていたのです。
子どもにとって、
評価され続ける場所は、
休めません。
逃げ場がありません。
だから、心が疲れます。
ある日、思い切って聞きました。
「…やめたい?」
息子は、首を振りました。
「嫌いじゃない。
でも、怒られるのがイヤ。」
その言葉が、胸に刺さりました。
私は、変わると決めました。
結果を追わない。
比べない。
口を出さない。
まずは、ここから。
しばらくすると、
息子はまた、笑うようになりました。
自分から練習するようになり、
試合の話もしてくれるようになりました。
今なら分かります。
子どもが競技を嫌いになるとき、
才能がなくなったわけではありません。
「安心」がなくなっただけです。
もしあなたの子が、
・最近、楽しそうじゃない
・やる気が下がっている
・口数が減った
そんな変化を見せているなら、
一度、立ち止まってみてください。
もし今、
・怒ってしまう自分が嫌
・子どもとの距離を感じている
・このままでいいのか不安
そんな思いがあるなら、
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