いい歳こいたおっさんが過去作を晒す話 その2 ザンスカール戦争編
HGUC以前のキットです
1993年、Vガンダム本放送当時のお話です。当時発売されていた、HGUCではない1/144のキットを複数買いして作りました(HGUCシリーズはその後1995年からスタートです)。Vフレームという、ポリ部品のフレームに一体成型の腕や脚を被せていくと完成する、お手軽なシリーズです。
当時は大学生だったのですが、大学って講義の取り方で暇な日が発生しますね。そういう時間を使って工作しました。
近所のおもちゃ屋さんでガンイージやトムリアットをまとめて複数買いしていたら、横で見ていた小学生に目を丸くしながら「すげぇ!」とつぶやかれました。
ごめん、これが大人買いというヤツなんだ(笑)。
Vガンダムとガンブラスター
Vガンダムはトリコロールのデモ機という見立てで、例えばYF-16(白地に赤と青)やF-18(白地に青と金)をイメージして、光沢に汚し無し、くっきりとしたスミ入れのみの仕上げとしました。
実はV2ガンダムも光沢の青と金でF-18試作1号機っぽく仕上げたのですが、近所の子供に盗られてしまいました(笑)。背中に背負った黄金のV字に魅せられたのでしょう。
ガンブラスターはガルグレーとニュートラルグレーで塗装したスプリッター迷彩の新造航空機というイメージで、こちらも汚し無し、スミ入れのみの仕上げとしました。Vガンダムヘキサの左耳のカラーコードは、まあ、お遊びという事で。


製図用のロットリンクを使った記憶が
ガンイージ
映像本編、シュラク隊のガンイージが中央ヨーロッパの黒い森を舞台に活躍するシーンで、ガンイージの緑は私の眼にはこのように映りました。
「あの緑はセル画の都合でベタ塗りなだけで、本当はヨーロッパ森林迷彩(A-10サンダーボルトIIなどに使用しているチャコールリザード迷彩)に塗られているんだ」と。
そこで、クレオス(当時はグンゼ産業)のC301、C302、C303をエアブラシで塗装し(そう、当時はエアブラシ塗装していたのです!)、エナメルのニュートラルグレイでウォッシングし、埃っぽさを追加しました……ほとんど見えませんけどね。その後、黒でスミ入れしています。


左肩の番号が122、123、124ですが、上で紹介したVガンダム121号機が隊長機で、このガンイージ3機と一緒に4機編隊を組んで作戦行動をとるという脳内設定です。
国連旗のようなマークが付いていますが、これはタカラのダグラムシリーズで出ていた敵メカのデカールの流用です(小・中学生時代にデューイとかテキーラガンナーなど、非人型メカをいろいろ作りました。その余りデカールです)。そのデカールの余りは流石に現在では朽ちていると思いますが、ダグラムは80年代初期〜中期の発売です。90年代当時はまだ使えました。
トムリアットとゾリディア
学生時代にトムリアットは3機、ゾリディアは2機製作したはずなのですが、現存するのはこの3機のみです(ゾリディアは1号機が、トムリアットは61号機が行方不明)。
全機濃緑色で塗装し、ゾリディアは挿し色にC45セールカラーを塗ったような気がします(この明るい茶色が何色だったか覚えてない)。3機とも緑の上からC66デイトナグリーンを艶ありのままドライブラシで退色表現し、エナメルのデッキタンでウォッシングしました。トムリアットは基本的に移動時は変形して戦闘ヘリになるので汚しは控えめに、ゾリディアは地面を歩き回るので強めに砂埃を被ったような表現にしています(特に足)。ゾリディアはどちらかというと戦車モデルの仕上げ方法ですね。トムリアットももう一色、挿し色を塗ったほうが良かったかもしれない……と今になって思います。

経年劣化で剥がれかけていますが、
これもまた良い「味」になっています。

別売りの武器セットから。
ゾリディアのビームシールドは、ハンバーガーのような丸い形状が気に入らなかったので、左腕に手甲のような形状をエポパテで成型しています。先端のスリットからビームシールドが展開するという脳内設定です。
まとめ
カーモデル表現、航空機表現、戦車表現など、モビルスーツはいろいろ試せるのが楽しいですね。現物がないので縛りが無いのが良いです。
私のVガンダムはデモンストレーターとしてピカピカ仕上げにしていますが、当然実戦に使われているのでベトナム戦争当時の米海軍航空機のような煤汚れでドロドロになっている表現もアリなわけです。
当分作ってないですが、お手軽なガンプラがあればまた作ってみたいなぁ……(最近のHGUCやMGは全然お手軽ではない)
