ビジネス基礎スキル3 〜ビジネスになる問題/論点思考〜
ここではビジネスを生む考え方について書きます
前述した通り、ビジネスを成立させるには「顧客がお金を払うだけの価値を提供する」ことが必要です
つまりビジネスを生むには「お金を払ってでも解決したい問題」を見つけることが重要になります
🟢ビジネスになる問題とは
顧客が抱える問題とはなんでしょうか?
「業務が属人化している」「システムの二重入力が発生している」「部門連携ができていない」「売上が下がっている」など、様々な話しを顧客から伺います
これは本当に問題なのでしょうか?
答えはNoです
これはただの事象でしかありません
論点は「何が起こっているか?」ではなく「それがどんな不利益を生んでいるのか?」「本来あるべき姿ならどんな利益を生むのか?」です

この事象を解決しようとするプロジェクトが非常に多く、日本のDXが上手くいかない理由の一つと考えています
(システム連携/部門コラボレーション/ノウハウ一元化など、手段だけ先行して利益が生まれないあるある失敗例です…)
🟢問題を言語化する
問題を正確に捉えるには「①あるべき姿では、②こんな利益が生まれるが、③今は実現できていない」ことを精査する必要があります
この要素がない限り問題とは言えず、お金を払って解決したところで投資対効果(ROI)が出ません

また企業利益は「売上拡大」「コスト削減」の2パターンあるため、どちらかで問題を言語化する必要があります
下記は例となります


このような本質的な問題を追求するスキルをクリティカルシンキングや論点思考と呼ぶことが多いです
事象ではなく問題を見極めることで、自身の活動が利益に直結しやすくなり、生産性を上げることができます
ここで「問題はなんですか?」「それは事象ですよね?」とひたすら相手を問い詰め始める人がいるのですが、それは悪手と言われています
聞けば出てくるのであれば最初から回答してますし、なんでもかんでも聞いていたらキリがなくなり非効率です
そこで重要なのが、仮説を立てて本質的な問題を提起して絞り込む思考になります
これを次の記事で説明します
