三食しっかり、野菜とタンパク質を
実家の母へのお土産は、お漬け物と野菜です。
いつも田舎の直売所で、新鮮な野菜を買い込み、スーツケースをいっぱいにして上京します。
今回は、秋の味覚のクリのほか、サツマイモ、オクラ、カボチャ、ネギ、ナス、キュウリなど。
駅前のスーパーでキャベツや鶏肉、豆乳などを買って、バスで実家に帰るころには、すっかり地元民のつもり(スーツケースで旅行から帰ったところ)。
「ただいま」とまでは言いませんが、母に家の中に入れてもらったら、まっすぐ冷蔵庫へ直行。
中身を確認しつつ、肉と野菜をしまいます。
高齢者の冷蔵庫でおそろしいのは、賞味期限切れの食品がつぎつぎに出てくることです。
昨年からだいぶ整理しましたが、スパイスなどは特に化石のようになっていました。
平気で7〜8年前のナツメグやグローブが出てきます。
使い切れない→置いておく→そのまま忘れる→でも捨てられない、というパターンがほとんど。
使わないものが多すぎて、使いづらいのが、高齢期の台所の特徴です。
調味料も油断はできません。
しょうゆの賞味期限が一年前に切れて、注ぎ口が詰まっているのは、どういうわけでしょう。
しょうゆは毎日使うものでは?
母はしょうゆの代わりにつゆの元を愛用していたようです。
とりあえず実家に帰るたびに少しずつ片づけ、やっと引き出しがスムーズに開くようになってきたところです。
母の名誉のため書いておきますが、70代の頃まで母は料理好きでお正月に何段ものおせちを手作りできる人でした。
鯖寿司やおはぎもお店で買うよりも美味しく作れました。
80代後半になり、しだいに長い時間、台所に立つのがつらくなってきたようです。
自分一人の食事に手間ひまかける気力も無くなってきました。
少しでも短い時間で作れて、簡単に食べられて、片づけもラクにするため、丼に卵焼きを乗せるだけの食事になる日もあるそうです。
妹がいれば、お魚やお弁当の差し入れがあるのですが、仕事でしばらく不在なので、代わりに私がごはん作りに来ています。
ただし私の料理はとても自己流です。
とにかく野菜中心で、豚か鶏肉を少し混ぜた野菜炒めがメイン。
ほかに小松菜のごま和え、キュウリのサラダ、サツマイモのソテー、タマネギのおみそ汁などが定番です。
だいたい5、6品作りますが、よく考えたら、ほとんど野菜でした。
そこに必ずお肉かお魚、卵か豆腐でタンパク質をプラスするようにしています。
さいわい母は私の料理に文句を言わず、どんなに薄味でも「おいしい」と言って食べてくれるので、私も気を良くして台所に立っています。
やっぱり、おいしいと言ってもらえるのが一番やる気になりますね!
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