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母(89歳)と歩いた梅林🌸少し早い春の気配【写真日記・散歩エッセイ】

こんにちは。みきこ🌿季節の花ごよみです。
最近、お出かけ写真がたまっているので、紹介させてください。

この記事では、世田谷区の羽根木公園で出会った春の花と俳句の魅力をご紹介します。

先日、母と小田急線の梅が丘駅まで梅を見に出かけました。
そのことは一回、記事にしています。でも初スタバに舞い上がっていたので、梅の写真は2枚しか紹介できませんでした。

この日はお天気がよくて、梅もきれいだったので写真を20枚以上撮っていました。
今回は梅の写真など、6枚をご紹介します。なお、写真は加工して明るくなっています。

満開だった白梅

満開の白梅

梅林では、立派な一眼レフカメラを持った人がパシャパシャ撮っているなか、スマホのカメラを起動して、ささっと撮りました。

晴天の冬の空は抜けるように青くて、やっぱり気持ちがいいですね。

歩いていくと、いろんな色の梅があらわれるので、あれも撮らなきゃ、これも撮らなきゃ、と焦ります。

あざやかな紅梅

紅梅も美しい

同じ梅でも、色がちがうと別の花のように印象が変わりますね。

こちらは、歩きながら撮ったのでピンボケなんですが、やっぱりピンクは可愛いです。

ピンボケでも可愛い

ピンボケでもピンクは可愛い

まだこれから咲きそうなツボミは、先日の雪で落ちてないでしょうか。

梅によく似た黄色いロウバイ(蠟梅)も咲いていました。
梅より早く咲くようですが、まだ花が見られました。

黄色いロウバイ

ロウバイは香りが良いです

蠟梅(ロウバイ)について、簡単に説明します。

  1. 冬に咲く黄色い花
    花の少ない1月〜2月の寒い時期に、透き通った黄色い花を咲かせる落葉低木です。春の訪れを告げる花として親しまれています。

  2. 名前の由来
    花びらが「ロウ細工」のような質感で光沢があることや、旧暦の12月(臘月:ろうげつ)に咲くことから「蠟梅」と書きます。

  3. とても良い香り
    非常に香りが強く、甘くフルーティーな芳香が特徴です。庭木や公園に植えられていることが多く、風に乗って漂う香りで開花に気づくこともあります。

  4. 梅の仲間ではない
    名前に「梅」とつきますが、バラ科の梅とは別の種類(ロウバイ科)です。花の形が梅に似ているため、この名がつきました。

一足早い春を感じさせてくれる、冬の代表的な花の一つです。

梅の花にかこまれて、春を感じる句碑もありました。

春らしい一句

句碑もあった

「外(と)にも出よふるるばかりに春の月」は、大正・昭和期の代表的な女性俳人、中村汀女(なかむら ていじょ)による有名な句です。

句の意味は?

「(家の中にいないで)外に出てごらんなさい。まるで手が届いて触れられそうなほど、間近に、美しく春の月が輝いていますよ」

という、感動をストレートに伝えている句です。

句の魅力ポイント

  • 春の月の特徴: 春の月は、冬の月のような鋭い冷たさはなく、ぼんやりと霞(かす)んで、柔らかく潤んだような質感を持っています。その「柔らかさ」や「艶(つや)やかさ」を、「触れられそう(ふるるばかりに)」と表現しています。

  • 強い呼びかけ: 「外にも出よ」という命令形に近い強い言葉を使うことで、作者の抑えきれない高揚感や、あまりの美しさに誰かを誘わずにはいられない、という情熱的な気持ちが伝わってきます。

  • 触覚的な表現: 本来、月は遠くにあるものですが、それを「触れる(ふるる)」という触覚で捉えたところに、この句の独特の生々しさと美しさがあります。

なるほど、夜の句ですが、春のうきうきした気分が感じられて、梅のお花見にはピッタリですね!

母が数十年前にお茶会に出たというお茶室も、まだ残っていました。
お茶室の「蹲(つくばい)」って何か、わかりますか?

お茶室のつくばい

お茶室の前のつくばい

蹲(つくばい)は、簡単に言うと「茶室に入る前に、手や口を清めるための石造りの手洗い場」のことです。

主な特徴や役割は以下の3点です。

  1. 心身を清める場所
    茶室という神聖な空間に入る前に、手と口をすすぐことで、外界の汚れを落とし、心と体を清める役割があります。

  2. 名前の由来は「しゃがむ」こと
    一般的な手洗い鉢とは違い、非常に低い位置に設置されています。使う人が「つくばう(這いつくばる、しゃがむ)」姿勢になることから、その名がつきました。

  3. 謙虚な心を促す
    低い位置にある蹲を使うために身をかがめる動作には、「自分を低くし、謙虚な気持ちで茶室に入る」という精神的な意味も込められています。

私はお茶会に出たことがないので、庭に蹲がある風景が珍しかったです。
名前だけは聞いたことがあるけど、本物を見るのは初めてかもしれません。

茶道の「わび・さび」の雰囲気を感じさせる象徴的な設備ですね。
ちょっと江戸の雰囲気が感じられる石の手洗い場でした。
水がきれいなので、今も現役で使われているのでしょうか。

母は足を痛めて、正座ができなくなったので、もうお茶会に出ることはできません。
それでも、数十年前の出来事をつい去年のことのようにうれしそうに話していました。
いくつになっても、行ってみたい思い出の場所があるって良いことだなあ、と思います。

私も動けるうちにいろんなところを見ておきたい、と感じました。
高齢期を楽しく過ごすコツを母から学んでいるところです。



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