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推しについて語ろう、ということなので。明菜愛を語ります。

見るだけにしようと思っていたNOTEでしたが。

語れるほどにハマった推し、と言えば、やっぱり明菜ちゃん、中森明菜。
明菜ちゃんがデビューした時、僕は10歳で、福井に住んでいた。
男子が異性の芸能人に興味を持つにはちょっと早めだったのかもしれない。
それ以前にアイドルというと、山口百恵、キャンディーズ、ピンクレディがいて、松田聖子がデビューしていた。と記憶している。
史実によると?聖子ちゃんの後を追ってたくさん出現した女性アイドル。

福井県は民放が2局しか無い、今も無い。
ベストテンは見られず、トップテンは見ることが出来た。夜ヒットは当時の小学生は寝ている時間の放送だった。
当時としても数少ない情報源から、いろんなアイドルを見ていた。
ブリブリかわいいでは無いアイドル。歌が上手くてなんかカッコ良い。それが明菜ちゃんだった。
年齢の差は7つ。好みとかタイプなんて思ったことは無かったけど、テレビの向こう側にいる明菜ちゃんに少しずつハマり、惹かれていったんだと思う。そのまま思春期に突入し、明菜ちゃんはみるみるスターダムにのし上がっていった。
自分の見る目に間違いは無かったとジコマンしていた(笑)中学生の頃が、僕が明菜ちゃんにハマっていたピークだったと思う。明菜ちゃん史上最強の時期がはじまったあの頃だった。
ミ・アモーレ、DESIREとレコード大賞2連覇。
DESIREから本格的になったセルフプロデュース。
DESIREから一転、ジプシークイーンのお衣装にはドキドキした。気品と儚さと、白くて細い肩と鎖骨と、胸と、、、
夜ヒットで見たTANGO NOIR、金ピカの衣装でバッチバチにカッコ良かった。
夜ヒットにはマンスリーゲストというのがあって、明菜ちゃんは不思議から2曲をあの理解不能な(ホメてますよ!)世界観で表現した事にびっくりしたら、約束でこれまた一転、ゆるふわ明菜を見せてくれた。あのときの『約束』は、僕の中で強烈な印象として残った。
そして、難破船。
中学生の男子にはわからない世界観だったけど、儚くてぶっ壊れそうな明菜ちゃんの魅力にまた魅せられていた。

向かうところ敵無し、どこを向いてもどう見ても、カンペキで、完全無欠で隙の無い、中森明菜にハマっていた。
どんなお衣装でも、左手の薬指に光る指輪は、明菜ちゃんの強い意思であり、信じている証なんだろうな、思いが叶ったら良いなとも思っていた。
僕にとっての中森明菜は、女神様だった。

高校生になって、周りに感化されてカッコ良い音楽に興味が移っていって、明菜熱が少し冷めていた頃のこと。
春先に、女の子に告白して振られるという貴重かつ重要な経験をして、その痛みが覚めやらぬ夏の日に、明菜ちゃんがテレビの画面から消えた。
何がなんだか理解できず、ただ、報道から聞こえて来る情報よりも、クラスの女子が話していた事が、僕にはいちばん堪えた。
「オトコの家でアレは、重た過ぎる女や」

女の子を守るべきオトコは、明菜ちゃんが憧れた山口百恵のパートナー、三浦友和とは正反対の行動をとった。(個人の感想です)
テレビ画面に向かって、明菜ちゃんを一人悪者にするな!とキレた事を覚えている。
夜ヒットに帰って来た明菜ちゃんを見た、あの日はもっと辛かった。空元気、という言葉はこういう事を指すのだと思った。
オレがハマった中森明菜じゃない。
もっとカッコよく、あるいはトコトン儚い。それが中森明菜だと思って、信じていたから。
それから、バラエティやドラマに出ていても何故か気持ちが入らない。
勿論嫌いじゃない。
期待している中森明菜じゃない事に、僕が耐えられなかったのだと、今になって思う。
そして今になって、いつも完全無欠でカンペキな中森明菜を求めていたファンや世間が、明菜ちゃんをしんどくしてしまったんじゃないか?とも思う。

明菜ちゃんをめぐるいろんな雑音が入るにつれ、追いかけるのではなく、若い頃の美しい思い出として大切に自分の中に締まいこむ事にした。
もう、見ることは出来ないだろうけど、きっとどこかで生きているだろうから、周りに振り回されずのんびりゆっくり過ごして欲しい、と思っていた。

それから、30と数年後に見かけた明菜ちゃんの写真。
ゆっくり活動を再開します、と。
北ウイングの動画、ラジオと、決して安心出来るものでは無かった、けれど、明菜ちゃんはゆっくり着実にこちらに向かっているのがわかった。
通勤電車でフェス参戦の報に触れ、驚きと共に、チケット入手に動いた。
そして、初めて明菜ちゃんに会えた。僕は泣きながら明菜ちゃんを見ていた。
「はーどっこい」を聞いた瞬間、明菜ちゃんが笑顔になったのを見た。
明菜ちゃんに強い自信が戻った瞬間だったんじゃなかろうかと。
そこからの活躍っぷりは、ついて行くこっちがタイヘンなくらいだ(笑)
漸く参加出来たALDEABarで、より美しく進化した明菜ちゃんと、ジゴロックより数倍近い距離で会う事が出来た。
40年前に憧れた、カッコよくてカンペキな明菜ちゃんだった。
でも、どこかに余白を感じたのは、明菜ちゃんも僕も、歳を重ねて来たからなのだろうか。
この先も、明菜ちゃんに期待しながら、そして新たに加わった、余白という魅力を探しながら、明菜ちゃんを追い掛けてゆく。
もう、過ぎた日の恋ではない。
50代半ばにして、再び中森明菜を追い掛けられるなんて夢にも思わなかった。だから今を大切にする。
中森明菜は永遠の女神様です!

#推し活

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