[カメラの話] 三度目の正直で仲良くなりたいカメラ、SONYα6400
実は自分でお金を出して初めて買ったカメラは、SONYのα6400でした。
■学会発表で海外に行くことになった
大学院の時、1回だけ海外での学会発表に参加することになりました。英語喋れないのにどうしようという感じでしたが、「そんなことより海外に行くなら絶対カメラを買ったほうがいい」と当時の研究室仲間に熱く語られ、そんなにいうなら…と消極的にカメラを買いに行きました。
それが、SONYのα6400です。カメラ売り場でいくつか手に持ってみて、1番コンパクトで見た目が好きだからと選びました。
その研究室仲間のお陰でやたら安く買えたのでありがたいのですが、なんで電気屋さんとコネクションを持っていたのか不思議でならない。未だに謎。
■撮り方のわからないまま現地へ
カメラの説明書の分厚さに慄き、よく読みもしないまま空を飛びました。
シャッターを切れば撮れるから、といわれたので素直にそうしていたのですが、一度鞄の中でレンズと本体が外れてしまいかなり焦ったのを覚えています。
なんとか自力で直したものの、間にホコリが入ってしまったらしく、それ以降の写真には謎のちっちゃいモヤッとした点が。
もっとちゃんと使えていたら、もう少しマシな写真が撮れたのかな…。
最初のカメラ体験はほんのり苦いものとして残りました。
結局最後までα6400とは仲良くなれないまま帰国し、そのまま奥に片付けてしまいます。
■2度目のチャレンジは夫が写真にハマってから
再びα6400を触ったキッカケは夫の存在です。
夫が仕事でも使うからと、ある時期から急にカメラに凝りだしました。お出かけするとずっと撮っているので本人は楽しいかもしれませんが、私は置いて行かれた気がして楽しくありません。
じゃあ私もカメラを持って歩いたら、一緒に写真が撮れて少しは楽しいかも?
そう思ってα6400を引っ張り出してみました。
■20 mm F2.8 の単焦点レンズで小型化する
α6400の苦手だった点は標準キットについていたズームレンズが大きいこと。今になるとあれでも十分小さかったのだとわかりますが、さっとだしてパシッと撮りたい私には合いません。
そもそも鞄にカメラ用のスペースをとらなくてはならないし。正直邪魔。
夫に相談すると、単焦点ならもっと小さいレンズがあるよとのこと。それなら私にも扱えるかも!
使わないのでキットについていた標準レンズと望遠レンズを手放し、20 mm、F2.8のレンズを買いました。
見た目のバランスが可愛くなって個人的には大満足。
■いいなと思った瞬間を切り取れないもどかしさ
私は特に何が撮りたい、という希望がありません。ただ、日常過ごしていて何だかちょっと今キラッとしたなと思う瞬間をそのまま切り取りたいだけ。
その時にシャッターを押せばその情景が形に残るのかとわくわくしていましたが、出来上がった写真をみると何だか違います。
キラキラがなくなっている。
単純に私が下手なのだと思いますが、こういう写真になると思ったのになんだか違う、が続くと疲れてきます。夫が焦点距離がどうだ絞りがどうだといろいろと教えてくれますが全然頭に入ってきません。
初心者向けの本も何冊か読みましたが難しい。
あんまりカメラって楽しくない気がする。
α6400はもう一度しまい込まれてしまいました。
■GRⅢとの出会い、そしてiPhoneへ
ある日夫が買ってきたRICHOのGRⅢは、私のイメージ通りの小型のカメラで、電源をつければすぐシャッターが切れるため、一気に写真が撮りやすくなりました。
ピントも自動で合うし、思ったところにピントがこない時は、シャッターの半押しを何度か繰り返せばその内狙ったところにピントが合うことに気づくと(人はそれを偶然と呼びます)、急に楽しくなりました。
邪道すぎる撮り方かもしれませんが、今までより格段に「当たり」の写真が増えました。鞄にも入れやすいし。
手帳に「今月の7枚」を貼るようになったため、自然と写真を撮る機会もできました。
そして更にiPhoneの登場です。ずっとガラケーとiPad miniの2個持ちをしていた私には久々のiPhone。撮ったらすぐAirDropでMacbookにデータも移せるし、ポートレートモードを使えばなんかいい雰囲気に後ろがボケる。
楽ちんすぎる。
でもiPhoneでは、写真を撮っているという感じからは離れてしまって淋しい感じがしていました。でもGRⅢは本質的に夫のものなので、いつまでも勝手に使うわけにもいきません。
■3度目のチャレンジ、果たしてお友達になれるのか
本音を言うと、RICHOのGRⅣxが欲しいです。
でもまだ販売されていないしⅣの価格から察するに多分お高い。
夫が次にGRⅣxを買うとは限りません。となると自分で買うしか…。
GRⅣxが出たらα6400を売って、そのお金を足しにしてどうにかできないかな…などと思いながら久々に引っ張り出してみると、ぐっとくる可愛いフォルム。
過去の自分が見た目の可愛さで選んだのだから当然です。今はなき学芸大学のmonogramさんで買ったカメラストラップも好みど真ん中。
試しに電源を入れて適当にシャッターを押したところ
「カシャッ」
と小気味いい音がしました。
写真を撮っているという感じ。そう、この感じが欲しかった!
手放すつもりで出してきたのに急に愛着が湧いてきました。
とりあえずちょっとの間、仲良くなれないか挑戦。三度目の正直です。

■おわりに
今のところ、α6400とは仲良くも悪くもありません。
レンズカバーを一々外すのが面倒で…と夫に愚痴ったら、「外したまま持ち歩けばいいんじゃない?折角レンズフィルター付けてるんだから」とのこと。目から鱗。いいんだそんなんで…。
可愛いからと蓋ケースを買ってストラップにくっつけていた自分に感謝しました。
最近のnoteの写真はほとんどiPhone産でした。残りはGRⅢ産。
これからα6400産が滑り込んでくるのか楽しみです。
ここまで読んでくださったあなた、どうもありがとうございました。
