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[文具の話] 今年はちょっと万年筆と仲良くなろうと挑戦です

実は私、万年筆が好きです。そして私に影響された夫は、その昔、私以上にドハマリし、かなりの数の万年筆を持っています。
なんの気なしに今年の手帳について考えていた時、もしよければ使ってない万年筆を貸そうか?と言われました。なんですと?

新しいマガジン[文具の話]、始まります。


■0.3 mmのシャーペンにこだわっているけれど、万年筆も好き

私の手帳は、全て三菱鉛筆のHi-Uni、0.3 mmの芯で書かれています。濃さはB。誰にも譲れないこだわりです。ボールペンで書かれる方が多いかと思うのですが、よく字を間違えるので、直せないと困るためシャーペン派です。

そしてフリクションはうっかり車中とかに日記を忘れたら全て熱で消えるので除外しています(確か冷やせばまた読めるようにはなります)。

でもシャーペン以外に、実はもう1つ好きな筆記具があります。

万年筆です。
ずっと、ずっと昔から好きです。

■私が持っているのはペリカンスーベレーンM400とふででまんねん

今ほど低価格の万年筆が充実していなかった頃の話。

高校時代は流石に買えなかったので、大学生になってから、ちょっと背伸びをしてペリカン スーベレーン M400 緑縞を買いました。

神戸のPen and messege.さんというお店です。

とても丁寧にペン先を調整していただいて、私にとってはするする書けるとても良い子。

もう1本は、銀座のアンコーラさんというお店で作ったカスタム万年筆、ふででまんねんです。パーツの色を好きに選んで組み合わせることができ、値段も手頃だったので、東京に来たころ折角だからと作りました。

ふででまんねんは名前こそいい意味でふざけていますが、細くも太くも書ける面白い万年筆です。

各パーツを自然に選んでいったのに気づいたらちょっと推しカラーになっていて笑った思い出。

最初は筆記角にクセが有り上手く扱えなかったのですが、ペンクリニックで書きやすく調整していただきました。

■書き味が気に入った反面、手帳には太くて実用できなかった

どちらもとても気に入っています。

でも、1番よく書く手帳はシャーペン、と決めていることと、若干私には太い(でも万年筆のインクの濃淡を味わおうと思うと太めがいいんですよね……。)ことから、インクを抜いて洗浄し、長くお休みしてもらっていました。

M400にいたっては関西でお留守番中です。勿体ない。

■新しく日記をつけようと思った今年、まさかの夫の一言

今年は新たに「日記」をつけようとほぼ日Plannerを用意しています。当然のように、他の手帳と同じくシャープペンシルで書こうと思っていました。

すると、年末の帰省の準備をしていた夫が一言。

「細字の万年筆は使わないから貸してあげようか?」

今なんと?

万年筆を貸してくれるって言った?

■ペリカンスーベレーン M800 茶縞軸が借りれる

最初に断っておきます。

万年筆の貸し借りは本当はあまりよくありません。書けば書くほどその人の書き癖がペン先に残って、よりその人自身が書きやすくなるからです。

でも夫曰く、昔たくさん揃えたけれども、結局夫は中字以上のペン先が比較的太い万年筆しか合わなかったので、細字、極細字はインクを抜いてしまって全然使っていないのだそうです。

ふむふむ。

それなら私が使ってあげても問題ないのかもしれません。なんなら最終的にはさも私のもののようにしてしまおう。使ってないんだし。

どの子が来るんだろうと思っていたら、なんとペリカンスーベレーンの王道、M800、茶縞軸でした。もう販売されていない上に、手帳との見た目の相性もいい感じ。そしてペン先を見る限り確かにちゃんと細字です。

え、本当にいいの?借りちゃうよ?

ほぼ日Plannerの日記は万年筆で書いてみようと決意した瞬間です。

インクは軸に合わせて茶系がいいなと思い、色見本や動画を散々吟味して、セーラーの四季織から羚羊(かもしか)をいれることにしました。

インク色の説明文も素敵です。

羚羊(かもしか)
寡黙な森の哲学者。気品に満ちた冬毛をまとい、雪上に凛とたたずむ。

https://sailor.co.jp/product/13-1008/

雪上に凛とたたずむ……いい響き。冬が好きな私にはぴったりの色味です。

うわぁ楽しみ!

■するとまさかの展開が

その話を、帰省先で義父にしました。

私が新しいことにチャレンジしようとしていることをとても喜んでくださって、にこにこと話を聴いてくださります。私のちまちま手帳をみて、書くことを楽しんでいることも褒めてくださいました。

そして、衝撃の一言。
「折角だったらもっと楽しい方に遊んでみましょう。」

私が何気なく、万年筆といえばモンブラン、モンブランと言えば149、それも夫が貸してくれそうなんですと話した後のことです(そう、夫はモンブランも余らせているのです、本当に勿体ない)。

古い149の極細字があるからプレゼントしてくださるとのこと。

万年筆の王様(諸説あり)モンブランの149を、プレゼントしてくださる?

え、本当に……?

流石に申し訳ないと固辞したのですが、「やるからには楽しんでみましょう。」とさくさく準備してくださいました。

そこまで言ってくださるならしっかり使わねばと、夫には嫌がられていたグレーのインクを使いたくてモンブランのクールグレーをぽちり。

4年手帳の途中から筆記具が変わるのはどうだろう、ちょっと気になるかな……と等と悩んでいたら、優しく、このタイミングで万年筆になったんだなぁ、というのも後から振り返って面白いと思いますよと助け舟をだしてくださいました。

確かにいい思い出になりそうです。
しかも絶対に義父との大事な思い出になります。

大切に使おう。

手帳の誤字はもうくちゃくちゃっと誤魔化すことにします。

■というわけで、2026年は万年筆の年になりそうです

そんなこんなで、今年は万年筆に再挑戦です。

しかもこれ以上は考えられない位の良い環境でのスタート。

せっかく用意していただいたのだから、と万年筆を大事に仕舞える筆箱も準備することにしました。これで傷などつけずに持ち運ぶことができます。

かわいいので今度紹介しますね。

今まで頑張ってくれた月光荘のヌメペンケースは暫くお休みです。10年以上の付き合いでした。長い間ありがとうね。ゆっくり寝ていてね。

個人的にはメインで使うであろうモンブラン149極細字のグレーがどんな感じになるのかわくわくです。0.3のシャーペンの筆跡と似ている雰囲気になってくれればベスト……。

いや、もう我が儘はいうまい。

楽しみすぎて若干気が狂いそうです。

■おわりに

と、いうわけで2026年はこんな贅沢が許されるのでしょうか、という万年筆の年になりそうです。とりあえず久々なので筆圧をできるだけかけずに文字を書くのになれなければ。

こうなってくるとM400 緑縞くんも活躍させてあげたいところ。
夫に頼んで、関西から回収してきました。

昔はブルーブラックを入れていましたが、軸に合わせて黒に近いダークグリーンを入れてあげると可愛いかもしれません。シンプルに黒でもいいな。

折角なので常用してあげたい。

ふででまんねんはネガティブなことを書き散らしてポイッとする時に使っていたので、なにか新しい遊び先を見つけたいなと思います。

アイディア募集中。

そして可愛い限定軸を見つけてしまったので万年筆沼が私を呼んでいます。
インクも好きだから本当に危ない沼なんです。結構切実。

でもこういうことにわくわくできるようになってきて本当によかったな。
休職中、何もする気が起こらなかった頃に比べると格段の進歩。

ものにつられている感も否めませんが、少しずつできることが増えていく感じ、新しいことに挑戦してみる気持ちは嬉しいものです。

今年こそは、上手に冬を乗り越えたい。

ここまで読んでくださったあなた、どうもありがとうございました。

2026年はのっけから、楽しいスタートが切れそうです。


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