自慢の一品料理で勝負するには 其の二(具体的な数字的観点から考察)
こんばんは!平井新です。11月は季節の変わり目でだいぶ体調をやられてしまいましたが、大好きなカレーを沢山食べて免疫アップに努めてました‼️
効果あったのかは分かりませんが、寒くても汗をかきやすいので代謝は多少上がった気がします 笑
さて、今回は前々回の続きである自慢の逸品で勝負するには!を数字的観点から考察していこうと思います。
そしてその例として今回は僕の大好きなカレー✨
さらに少し変わったシーフードカレーを題材にして考えていきます!
1. 原価率:どれくらいに収められる?
まずは原価から考えていきましょう!
シーフードカレーは一見、「海鮮=高そう」に見えますが、
実際は 原価率を30%以内にコントロールしやすいメニュー になります。
原価構成(1人前の目安)
食材 原価 海鮮(エビ・イカ・アサリなど計70〜80g) 250〜300円
カレーソース(玉ねぎ・スパイス・) 60〜80円
ライス 30〜40円
調味料・ガス代 20円
合計 360〜440円
➡ 販売価格1,200〜1,400円で原価率 26〜34%
➡ 狙い目は 税込1,380円(単価・利益バランスが良い)
2. 仕込みコストとオペレーション
シーフードカレーの強さはここ‼️
カレーの仕込みは「まとめて大量仕込み」でOK
玉ねぎ炒め → 冷凍可能
ソースベース → 2〜3日分まとめて仕込み(出汁を使う場合も可)
海鮮だけ提供直前に和える・載せるだけ
➡ 上記により人件費を抑えられる
➡ 提供スピードが超速い(3〜5分)
一品勝負店は「回転率 × オペレーション効率」が命なので
カレーは相性バツグンです。
3. 客単価:実は上げやすいメニュー
カレーは単価が低そうに見えますが、
シーフードカレーは “トッピング商材” が強いため 客単価を上げやすい です。
トッピングで利益率が劇的に上がる
温玉:原価25円 → 追加100円
チーズ:原価35円 → 追加150円
追いエビ:原価80円 → 追加250円
ライス大盛:原価15円 → 追加100円
➡ トッピング比率30%を狙えば
客単価は1,500円前後まで上がる
しかもトッピングは 原価率15〜25%で激強の利益源。
4. 損益分岐点(モデル例)
20席の小さな店(10〜15坪位)で、
平日:30人
土日:50人
平均客単価:1,450円
と仮定すると、、、↓
月売上
平日(月22日):30人 × 1,450円 × 22日 = 957,000円
土日(月8日):50人 × 1,450円 × 8日 = 580,000円
→ 合計:1,537,000円/月
※デリバリー(Uberなどは除いて考えております)
※定休日を無しで設定しております。
月間原価
原価率30%とすると
1,537,000 × 0.30 = 461,100円
月間粗利益
1,537,000 − 461,100 = 1,075,900円
固定費(モデル)
家賃:10〜12万円
光熱費:5万円
人件費:20〜25万円(アルバイト)
雑費:3万円
→ 40〜45万円
● 営業利益
1,075,900 − 450,000 ≒ 625,000円
シーフードカレー一品勝負なら
月60万円以上の黒字が全然狙えるライン。
5. なぜシーフードカレーは“一品専門店”向きなのか?
今回のシーフードカレーで考えた場合、
① 原価のコントロールがしやすい
→ 肉より価格変動が少ない冷凍エビ・冷凍イカを活用可能
② 大量生産のメリットが大きい
→ カレーは“まとめて作るほど楽・美味い”
③ 回転率が上がる
→ 提供が早い → 昼の回転2〜3回が狙える
④ トッピングで利益を積み上げられる
→ 一品勝負はトッピング戦略が超重要
⑤ デリバリーと相性が抜群
→ カレーは冷めても味が落ちにくい
→ 容器のシンプルさ=高効率
以上のことから、シーフードカレーでの一品勝負は「数字的観点から見ても十分成功可能」な業態と成り得るかと思います。
理由は
原価率の安定(25〜30%)
仕込み効率が高く人件費が安い
高単価にしやすい
提供スピードが早い
デリバリー適性が高い(さらに売上アップ)
小型店舗でも回る
→ 一品勝負店の条件をほぼすべて満たしているということになります。
いかがでしょう?自慢の料理を一品だけで始めてもしっかりと利益が出せていけると思うとワクワクしてきませんか?✨✨✨
