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【マネジメント①】ポケモンに学ぶ「『ガンバレ』っていうより『ダイジョウブ』って伝えたい」。

 私にとってアニポケ(アニメ ポケットモンスター)と言えば、サトシ(主人公)です。今はリコとロイという少年少女がダブル主人公で、サトシは出ておりません。好きなキャラクターはタケシです。
 私は現在のアニポケは見ておりません。なので、なにも語れませんが、サトシのシリーズは、かなり見尽くしています。語りたい!

 その、サトシの頃の「ダイヤモンド・パール」というシリーズのエンディングテーマ「君のそばで」の歌詞の一部が、「ガンバレ」っていうより「ダイジョウブ」って伝えたい、です。

 そもそも、ポケモンって、ポケモントレーナーと言う、ポケモンを育てる少年少女の話なので、生き物(ポケモン)との関係性がよく話に出てきます。
 野生のポケモンが怪我した、とか、トラブルに巻き込まれている事を自分の育てているポケモンと協力して解決する。という関わりだったり、自分が育てているポケモンにバトルをさせる(ポケモンが勝手にやっちゃう時も稀にある)、ポケモンにかっこよく、可愛く技をださせてショー空間を創り上げるコンテストで競う、という関わりだったり。

 どの話でも、良い結果はポケモンの協力、がんばりのおかげ。失敗はトレーナーの責任、というスタンスです。
 バトルに負けたり、コンテストに負けるとポケモンのせいにするトレーナーはダメトレーナーという描写も繰り返し出てきます。

 出てくる子たちの年齢は小学生か中学生なんですけど、みんな出来た子たちなんですよ。好かれる上司No.1集団です。

 ポケモン達は、成長と共に使える技が増えるのですが(世界一有名なポケモンであるピカチュウがピカーって出す10万ボルト。あれが技です。)、ポケモンによっては伸び悩んで、上手く習得できないことがあるんです。
 そういう時にサトシがやる事は、習得したい技を既に習得しているポケモンにお手本を見せてもらえる環境を作る。
 一緒にお手本を見て、やれる方法を分析する。サトシは感覚的なタイプなので、「もっと、グワーって」と言った伝え方ですが、松井秀喜さんは長嶋茂雄さんの感覚的な指導でやり方が分かったそうなので、ポケモンに伝わっているのかもしれません。
 それがどれくらい功を奏したのかは不明のままですが、最終的にトラブルが起こって、火事場のくそ力で技が身につきます。火事場のくそ力と言えども、ポケモンはその技をできると信じているのでしょうね。サトシが信じさせているのでしょう。

 また、サトシはポケモンが頑張りが利くように、応援してくれるポケモンを呼んでみたり、逆に2人だけで頑張ってみたりします。夜中にこっそり1人で練習しているポケモンを見守ることも。所有ポケモンの数はおそらく30とか、けっこうなんですよね。その中で、そのポケモンの状況、性格に合わせて対応しています。

 結構なやり手です。

 私の好きなタケシは、ポケモンの種類によって、手作りのポケモンフーズを作り分けて毎食用意しているようです。ブラシなどのお手入れグッズも、そのポケモンごとに準備してある。
 訓練も、サトシとはまた違い、トレーニングメニューをしっかり組んで始めるようですね。効率的に能力が上がるように。ポケモンに対して、大変誠実ですね。

 また、ポケモンの大半は言葉が話せないのですが、基本的に仕草や表情から何を感じているのかを受け取ろうという姿勢が主人公達からハッキリ見えます。
 ポケモンにこうさせたい。じゃなく、ポケモンはどうしたいと思っているの?を大事にするスタンスです。もちろん、なんでもかんでもポケモンの言う事を聞くわけではありません。いくら可愛いポケモンだからって、世の中、なんでも思い通りになると思うなよ!
 ただ、どういう進化(不可逆な成長)をいつしたいのか、のタイミングをトレーナーが決められるポケモンもいます(逆に成長を続けると、身体が勝手に進化するポケモンもいます)が、それはトレーナーの都合(戦略バランスとか)で勝手に決めないで、ポケモンの意思は絶対、と思っている。
 進化は確実に強くなるので、進化はポケモンにとってもおおむね正解ですが、強要しない。
 ここでも、ポケモンに対して非常に誠実であることが現れています。

 そういう、日々の積み重ねから、何かにチャレンジする時、「『ガンバレ』っていうより『ダイジョウブ』って伝え」る関係性ができているのでしょうね。
 ガンバレって、お前が頑張るんだ!だけど、ダイジョウブは、あなたの実力はもう十分になったから、普通にやったらOK、ですもんね。実力が十分な根拠は、私が一緒に練習して、確認済だから。一緒にダイジョウブにしたから。
 誰が今日まで頑張ったのか。頑張ったのは1人なのか、2人なのか。

 ダイジョウブって、信じられる環境をつくるポケモントレーナー達の有能さ、偉大さよ。

 この歌がエンディングテーマだったダイヤモンド・パールは、2006年から2010年の放送でした。
もう20年前ですよ。

 子供達が好んで見るアニメでは、「指導」「成長のお手伝い」を、「相手(と自分)が思うような結果を得られなかったのは、自分の責任である」、「相手の意思を尊重して伴走する」と表現されている、と言うことだと思っています。

 教師である自分が思う、これが正しい。この通りに子供がすべきだ。を子供に押しつける事しかせず、その正しいを子供ができない時、その子供のせいにする他責の先生が運営するクラスだと、不登校の子供が出ちゃいますよね。
 悲しい事に、令和にもまだ、そんなクラスが実在する事をこの眼でみてしまった。

 そういうクラスに当たってしまった子が、サトシ的指導、成長のお手伝いは、子供向けアニメでしか存在しない、絵空事のお題目。現実社会では、人の思いなんか無視して自分の思う正解を他者に押し付けるものだ、って言う、斜に構えたを超えた誤解を子供が持っていないことを祈ります。

 我が家で言うと、サトシが偉大すぎて、私はできの悪い母と思われていることでしょう。押し付ける事しかしない事は簡単に避けられるけど、バランスよくそれはだめと、それを一緒に頑張ろうを繰り出して、一緒に頑張ろうをの事案を伴走して手助けは、本当に難しい。日々悩みながら頑張ります。


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