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私のアコギの弦高の変遷

弦高を意識するようになったのは多分エレキギターを弾き始めた頃かなと思います。アコギとエレキでは弦高に相当の開きがありますから。
最初に買ったアコギは手元にありませんが、12ftで3mm弱はあったかもしれません。でも苦にはならなかったです。Lowコード弾きが主だったからです。
エレキだとLowからHighまで満遍なく使いますし、ブリッジの調整も簡単ですが、アコギはそうはいきません。ネック起きやお腹の膨らみなどアコギ自体の状態の変化が顕著に出だすと、弦高にもろに響きます。

時代が移りフィンガーピッキングのソロギターが主流になってくると、アコギの弦高も低くなってきました。この時代の主役はやはりTommy Emmanuelでしょう。彼の早いパッセージや音の選び方には感嘆しかありません。彼が使用しているMatonのモデルが恵比寿の楽器店に置いてあるのを知り、訪ねて試奏させてもらった事があります。なんとエレキギター並みの弦高でした。多分12ftで1.0〜1.5mm位かなと思います。
当時、他のメーカーもブームに対応すべく、弦高は最初から2.5mm〜2.2mmほどに変わっていったかと思います。

手持ちのアコギも弾きやすい最適値を探りながらサドルを削ったりしていました。目安はフィンガーピッキング主体なら2.0mm辺り、ストロークでは2.5mmでしたが、最近はその中間辺りの2.2mmを狙っています。
弦高を低くすれば弾きやすいかというと、そうでもない場合があります。
ネックの状態によって変わるようです。経年で指板が波打っていたり、フレット浮きが生じていれば部分的にバズりなどが起きる場合もありますし、個体によって様々です。

見逃しがちなのは1フレット上の弦高です。調整で参考になるのが、Tusqのサドルやナットを購入した時にパッケージについている調整法の説明書です。

1フレットの弦高が高いとFやB♭コードが押さえ辛くなりがちです。そう感じている方はナットの弦溝を調整すれば良いと思います。目安は、まず2フレットと3フレットの間を押さえて、1フレットと弦との隙間の値を測ります。
この値が6弦では0.25mm(※郵便はがきの厚みがが約0.2mmほど)1弦では0.15mmと示されていますが、個人的にはもっと詰める事ができると思います。この調整をするのが難しいと言う場合はショップにお願いしましょう。

但し、弦高を下げることは弾きやすくなる代わりに、出音が弱っちくなるというトレードオフの関係になります。プレイスタイルによっては思っていた効果が得られない事になるかもしれません。
弦高を下げても音の張りは欲しいと思う場合は弦のゲージを太くすれば効果があると思います。実際に私がそうしているギターでは、ミディアムゲージを張って12ftでの弦高が2-1.6mm(6-1)ですが、バズりも出ることはなかったです。
調整法は多分このサイトが参考になると思います。
ナット&サドルの弦高調整