見込み客とは?「なんとなく興味ありそう」を見込みと呼んではいけない|営業マン|フリーランス|セールス
「この人、見込みあるかも」
そう感じながら商談を進めたのに、結局うまくいかなかった。
そんな経験はありませんか?
もしかしたら、見込み客の定義が曖昧なまま営業していたのかもしれません。
こんにちは、那須清幸です。
今日は、営業の動き方を一気に整理する「見込み客の正しい定義」についてお話しします。
【見込み客ってそもそも何?】
まずは言葉の定義から整理します。
一般的に見込み客とは、自社の商品やサービスに興味・関心があり、将来的に購入や契約をする可能性が高い顧客候補のことです。
まだ取引は始まっていないけれど、いずれお客さんになりそうな人。そんなイメージで使われる言葉です。
ただ、ここに落とし穴があります。
「なんとなく興味がありそう」「話を聞いてくれた」という状態を見込みと呼ぶのは、早すぎるのです。
【不動産屋さんで考えてみる】
不動産屋さんで、物件を探している場面を想像してください。
「いつか家を買いたいな」と思って資料をもらった人。
「来年の春までに引っ越したい。予算は3000万円以内」と具体的に話している人。
どちらを優先すべきか、明らかですよね。
前者は、興味はあるけれど、いつ動くか分からない。
後者は、タイミングも予算も見えている。
見込み客とは、後者のような状態にある人のことです。
ただ興味があるだけの人を見込みと呼んでしまうと、優先順位が狂ってしまいます。
【見込み客と呼べる2つの条件】
私が「見込み客」と判断するのは、商談を経た上で、予算とタイミングが明確になった人です。
この2つが揃って、はじめて見込み客と呼びます。
①予算が見えている
具体的な金額が出ている。もしくは、相場を伝えた上で「それくらいなら検討できます」という感触がある。この状態なら、予算は見えています。
②タイミングが見えている
「今月中に決めたい」という人と、「半年後くらいに」という人では、対応の優先度がまったく違います。
タイミングが近い人は「今月の見込み」として動く。先が長い人は、今すぐ詰めるより「関係を育てる期間」と捉えて動く。
この2軸で整理するだけで、どこに力を入れるべきかが、一気に明確になります。
【「話を聞いてくれた人」は、まだ見込みではない】
よく見かけるのが、商談した全員を見込み客として管理してしまうケースです。
でも、話を聞いてくれただけの人を見込みと呼ぶのは、正確ではありません。
見込みとは、予算もタイミングも見えていて、あとは結果を待つだけの状態。あるいは、提案を進める上での温度感がはっきり分かっている状態です。
それが見えていない人は、まだ「リード」の段階。見込みに育てるための、関係づくりが必要な状態です。
ここを混同すると、温度の低い相手に時間をかけすぎて、本当に優先すべき人を後回しにしてしまいます。
【最後に】
見込み客とは、「なんとなく興味ありそう」な人ではありません。
予算とタイミングが見えている人。 これが見込み客の条件です。
商談のあとに「この人は見込みかどうか」を判断する時、この2つを確認する習慣を持つだけで、営業の動き方はずっと整理されます。
優先すべき人に時間をかけられるようになれば、成約率は自然と上がっていきます。
あなたが「見込み客」と思っている人は、本当に予算とタイミングが見えていますか?
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