終戦の日
8月15日、81回目の終戦の日だ。
年がら年中戦争のことを考えている私にとって、戦争について特別に考えるってことはない。
なので特別に終戦の日だからと書くことも無い訳ではないが、もう戦争体験者も減り、ほとんど戦争を体験した人の生の声を聞く機会も無い。
私は若い頃から戦争体験者に軍隊体験、戦場体験を多く聞き取りして来た。
そこで一つ注意しなければならないことがあった。
「嘘や虚構、勘違い、思い違い、戦後に新たに作られた価値観と思想」が混じり、必ずしも真実や事実でないことを語る人が少なくなかったことだ。
軍歴詐称は日常茶飯事、軍歴の無い者でも「元大尉だ」とか戦場や戦闘体験も無いのに「南京大虐殺を見た」「山本五十六元帥を見た」とか・・・本当に多く、私も興味があるから「何年に入営?」「将校には陸士?幹候?少尉候補者?陸士なら何期生?」「部隊はどこ?」と基本的なことを聴く、これ基本で本人が知らない忘れたなんてことはあり得ない、忘れたのなら戦争は語れない。
そこで答えてくれて裏付けが取れたり、「あれおかしいぞ?」とか疑問が出たりする。

嘘の場合、自慢話的なことが多いが、武勲、勲功があるのに語りたくないと嘘を言う例も少なくない。
戦争体験の本当の辛い話は口が重く語りたくない人も少なく無いのだ。
私は戦史もやっていたが自衛隊で戦車にも乗っており、若い者に話をしておこうと重い口を開いて語ってくれることも多かった。
いちいち軍隊の説明や解説をしなくて済むのも良かったんだと思う。
それと反日左翼の偏った「平和教育」のせいで、せっかくの証言も歪められ反戦をことさら強調し「嫌な話ばかり聞きたがる」姿勢が嫌なのもあって普通の人には語りたくないというのもあったと思う。
それでも証言を聴いて鵜呑みにしては決していけないことは過去に何度もあった。
語ると長くなるので語らないが・・・。
最近はテレビのドキュメンタリーで元回天特攻隊員という老人の経歴が「おかしい」と「回天特攻隊員」であるはずがないし、記録にも名簿にも載っていない等で「偽特攻隊員」ではないか?囁かれている。
判るんだよね調べれば、回天特攻隊に選抜されるには徴兵の水兵はいない、海兵、予備学生、予科練等の出身者からで、「甲種予科練何期生」と出身期別で名前も経歴も自然に判るのだ。
嘘を言うと出身期別の名簿に名前が無い、あっても回天特攻隊名簿に無いとか判る。
戦後によく「俺は特攻隊の生き残りだ」と騙る人が本当に多かった。
有名人にも少なくなかったからね。
まだ生存者が多かった時代には、本物はちゃんと記録にあって、偽物は「そんな奴いたの?どこの部隊?予備学生何期?」と直ぐに疑惑となりバレてしまう。

問題は偽者が語ったことが歴史となってしまうことだ。
事実でもないこととか・・・回天では特攻隊員の気持ちを母親宛てに赤裸々に吐露した遺書が話題になったが、これ戦後に創作された偽の遺書だった。
とても良い出来で今もたまに本物の特攻隊員の遺書として紹介されているのを見るし、涙を誘う素晴らしい作文なのだが嘘である。
でもそういうのが真実として歴史に残ってしまうんだよな・・・。
日本国内では語らないが外国メディアには「元特攻隊員」として大いに語った人物もいて、日本人の取材は決して応じなかったが、軍歴そのものがないようで偽者だったようである。
なので世界中に偽物の特攻隊員の証言が残っていたりするのだ。
日本のメディアも「聞きたいこと」「言質を取りたいこと」をことさら聞いて編集して「言ってもいないこと」「話の前後を編集された」内容が放送されて証言者がショックを受けたという話は本当よく聴いた。
「戦友の肉を食った」「敵の捕虜をこうやって処刑した」とか・・・言いたくない、決して言わない話を、さもそう証言したかのように・・・。
某国営テレビでは戦争体験者の証言を集めた番組を制作していたが、これがバレて貴重な番組が終了してしまった。
なので戦争体験を学び後世に伝える時、ちゃんと裏取りをしてからじゃないと偏った思想や政治思想の輩の思う壺となるのでちゃんと勉強しないといけないと思う。
まぁ学校から教師から教わる平和教育なんて碌なことが無いし偏った反日反戦の虚構が・・・・判るでしょう「自衛隊なんて貧しい家の子がなる」なんて教えている教師や日教組が教える平和教育なんてまともな訳がない。
優等生ほど教師のいうことを妄信して成績優秀でエリートになっちゃうから・・・。
終戦の日にちょっとそういう視点から語りました。
舌足らずでもっと詳しく書きたいけれど本一冊分くらいになるのでここまでにします。
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チップありがとうございます!!無理なさらず御覧頂けたら幸いです。