アトウッドの短編集「老ぼれを燃やせ」。意地悪で、ブラックで、クスッとしたり、怖かったり、いやぁ、実に面白い本です。
マーガレット・アトウッド著、
「老ぼれを燃やせ」
とても不穏なタイトルの本ですが、
実に面白い。
まぁ、
面白いと言っていいのか、
というようなブラックな作品集ですが。

この装丁の炎。
プロレスラーの
クラッシャー・バンバン・ビガロの
コスチュームを思い出させます😆
内容は、というと。
こんな感じです。

何も説明せずに
物語が始まるパターンが多いので、
最初は、
ちょっと、とっつきにくい感もある。
でも、
だんだん慣れてくると、
なんともクセになるンですよねー🎶
「アルフィンランド」と
「蘇りし者」と
「ダークレディ」は、
作家や、その周辺にいる人々である登場人物が、
少しずつ重なり合う、連作もの。
口汚い物言いも、
なんだか心地良くなっていく…??
意地悪でシニカルで、いいなぁ。
「フリーズドライ花婿」も良い。
映画になるとイイんじゃないすかね。
「わたしは真っ赤な牙をむくズィーニアの夢を見た」
は、シスターフッドものか。
爽快な読後感でした。
「死者の手はあなたを愛す」
の構造も面白かったなぁ。
「岩のマットレス」は
ある種の
「プロミシング・ヤング・ウーマン」か??
そして、表題となっている
「老ぼれを燃やせ」。
予言者みたいに、
未来の社会を描く、
と言われているアトウッド。
こんなことが起こらなければ、
良いけれど。
ユーモアもあるけど、
こりゃ、
ディストピア小説だよなぁ。
日本でも、
ちょっと前に、
三角と丸の
おでんメガネの男が、
「老人は自決しろ。」
的なことを言ってたりしたしなー。
「お前も、いずれは
年、取るんだぞ」、
とは言ってやりたい。
最近、見ない気がするけど、
消えたのかな?
そうなら、
それはとても良いことですが。
何本かの作品を除いて、
高齢者が主人公。
なんとなく、
身につまされる表現も多数💦
読書メーターもつけておきます。
いや、しかし。
実に
堪能させていただきました‼️
アトウッド、恐るべし‼️

機会がありましたら、
是非、
読んでみてくださーい🎶
「侍女の物語」、
読んでないから、
トライしてみなくちゃね。
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