天橋立は海から遊ぶ。泊まれるヨットハーバー

天橋立へ行ったら、何をしますか。
ビューランドから眺める。
松並木を歩く。
自転車で渡ってみる。
もちろん、それも天橋立の楽しみ方です。
でも、せっかく海まで来たなら、海の上へ出てみるのも面白いと思います。
宮津湾に面した「田井宮津ヨットハーバー」。
指定管理者として運営しているマリーナです。
ここではボートを保管するだけではなく、レンタルボートで海へ出たり、遊漁船で釣りをしたり、クルージングやマリンアクティビティを楽しんだりできます。
そして今は、ヨットハーバーに泊まることもできます。
今回は少し視点を変えて、「海から遊ぶ天橋立」を紹介してみたいと思います。
京都国体から始まったマリーナ

田井宮津ヨットハーバーは、もともと京都国体の開催に合わせて京都府が整備した施設です。
その後、宮津市へ払い下げられ、現在は指定管理制度によって運営されています。
指定管理を受託したとき、この場所を船の保管だけではなく、もっと気軽に海を楽しめる場所にできないかと考えました。
マリーナというと、自分のヨットやボートを持っている人が利用する場所というイメージがあるかもしれません。
もちろん、田井宮津ヨットハーバーにもボートヤードや艇庫、桟橋、揚降設備などがあり、船舶の保管や管理を行っています。
ただ、目の前には宮津湾があり、その先には天橋立があります。
船を所有している人だけの場所にしておくのは、少しもったいない。
そこで、船を持っていない人でも海へ出られる環境を少しずつ整えてきました。
船を持たずに天橋立の海へ

実は、船舶免許を持っている人の多くは、自分の船を所有していません。
船を買えば、保管場所が必要です。
メンテナンスも必要ですし、当然維持費もかかります。
「免許は取ったけれど、船を買うところまでは……」
という方はかなり多いと思います。
そこで田井宮津ヨットハーバーでは、レンタルクラブを充実させてきました。
船を所有しなくても、乗りたいときに借りて海へ出る。
車でいえば、マイカーではなくレンタカーを使うような感覚に近いかもしれません。
少しずつですが、こうした手軽さを知っていただき、マリーナの会員も増えてきました。
3つのマリーナで海を遊ぶ


グループでは、田井宮津ヨットハーバーを含め、宮津市内で3つのマリーナを運営しています。
そのため、レンタルクラブの会員になると、田井だけに遊び方が限定されるわけではありません。
それぞれのマリーナにあるレンタル艇を使いながら、宮津の海を楽しむことができます。
今日は釣り。
次はクルージング。
夏ならマリンアクティビティ。
同じ宮津湾でも、目的によって海の楽しみ方は変わります。
自分の船を所有するところから始めなくてもいい。
まずはレンタル艇で何度か海へ出てみる。
海遊びが自分に合うと思ったら、そこから次の楽しみ方を考える。
そのくらい気軽にマリーナを使ってもらえたらと思っています。

天橋立を海から眺める

船に乗ると、いつもの天橋立が少し違って見えます。
陸から眺めていると、天橋立そのものが目的地です。
でも海へ出ると、天橋立は宮津湾を囲む景色の一部になります。
海から松並木を見る。
陸側の山を見る。
宮津湾を走りながら、普段とは反対側から町を見る。
ビューランドや笠松公園から見る天橋立とは、まったく違う景色です。
観光船に乗るのも楽しいですが、自分で船を操船できる人なら、自分のペースで海を走る楽しさがあります。
船舶免許を持っているのに、最近ほとんど使っていない。
そんな方にも、一度宮津湾で乗ってみてほしいと思います。
田井から船釣りへ

田井宮津ヨットハーバーには、遊漁船もあります。
「海釣りをしてみたいけれど、自分で船を操船するのはちょっと不安」
という方なら、こちらの方が気軽かもしれません。

初心者なら、まずは船長に任せて釣りへ。
釣りが好きな方なら、狙う魚や釣り方に合わせて本格的に楽しむこともできます。
田井を拠点に遊漁船を利用する釣り好きの方も多く、マリーナには朝から海へ出る人の姿があります。
天橋立へ来て、観光して、海鮮を食べる。
それもいいですが、
「自分で海へ出て、魚を釣ってみる」。
そこまでやると、同じ宮津旅行でもかなり印象が変わります。
そして田井宮津ヨットハーバーには、もうひとつ面白いところがあります。
海で一日遊んだあと、そのまま帰らなくてもいいことです。
ヨットハーバーの敷地内には、宿泊できる場所があります。
ヨットハーバーに泊まる

アクアヴィレッジ京都天橋立
田井宮津ヨットハーバーの敷地内にあるのが、「アクアヴィレッジ京都天橋立」です。
指定管理を受託したあと、この場所に新しく整備したグランピング施設です。
マリーナの中で泊まる。
これが意外と面白いんです。
目の前には船が並び、その向こうには宮津湾。
昼間は海へ出て遊び、夕方になったらそのまま宿へ戻ることができます。
わざわざ車に乗ってホテルへ移動する必要もありません。
チェックインしたあとも、海辺を歩いたり、桟橋に並ぶ船を眺めたり。
一般的なホテルや旅館とは、少し違った時間が流れています。
特に船や釣りが好きな方なら、朝のマリーナもぜひ見てほしいと思います。
まだ静かな時間から、釣りへ向かう船が少しずつ海へ出ていきます。
泊まった翌朝、そのまま海へ。
そんな旅行ができるのも、マリーナの中に宿泊施設があるからです。
田井海水浴場まで歩く

夏に泊まるなら、船に乗らなくても海を楽しめます。
近くにある田井海水浴場へ歩いて行くのもおすすめです。
大きな観光地の海水浴場というより、宮津湾を身近に感じられる海辺です。
アクアヴィレッジから水着で歩いて海へ行く。
泳いだら、また歩いて戻ってくる。
車を出さなくていいだけで、海遊びはずいぶん気軽になります。
昼間から海辺でのんびりするのもいいと思います。
車を運転する予定がなければ、ビールを飲みながら過ごすのも夏らしい時間です。
もちろん、お酒を飲んだあとは泳がない。
そのまま海を眺めながらゆっくりするくらいがちょうどいいと思います。
穴場の越浜へ

もう少し静かな海を見たいなら、「越浜(おっぱま)」まで足を延ばしてみてください。
以前、京都の穴場ビーチを紹介した記事でも取り上げた場所です。
砂浜だけではなく岩場もあり、水がきれいな日は海の中をのぞくだけでも楽しめます。
シュノーケリングや磯遊びが好きな方には面白い場所だと思います。
天橋立周辺には、有名な観光スポット以外にもこうした小さな海があります。
海遊びのあとは温泉へ

海から戻ったら、今度は温泉です。
アクアヴィレッジ京都天橋立では、宿泊しながら天然温泉を楽しめます。
海水浴やマリンアクティビティのあと、そのまま温泉へ入れるのはやはり気持ちがいいものです。
さらにテントサウナを楽しむこともできます。

船でしか行けない「無人浜でのテントサウナ」プランもご用意しています
海で遊ぶ。
サウナに入る。
温泉でゆっくりする。
夕方からBBQを始める。
観光スポットを何ヶ所も回らなくても、一日が結構埋まります。
海へ来た日は、そのくらい予定を減らしてしまってもいいと思います。
また、少し変わった体験をしてみたい方には、近隣の「酵素風呂 穂 SUI」という選択肢もあります。
船や海とはまったく違う体験ですが、身体を休める時間として組み合わせてみるのも面白いでしょう。
海辺でBBQを楽しむ

夕食は、海辺らしくBBQがおすすめです。
昼間に海で遊んでいると、夕方には結構お腹が空きます。
着替えてレストランへ出かけるのではなく、そのままBBQを始める。
これもグランピングの気楽なところです。
海の近くで食べると、同じBBQでも少し雰囲気が変わります。
友人同士で来てもいい。
家族で来てもいい。
釣り仲間と泊まって、翌朝また海へ出てもいい。
田井宮津ヨットハーバーは、誰と来るかによって遊び方がかなり変わる場所です。
夏から秋がおすすめ

個人的に田井を楽しみやすいと思うのは、夏から秋です。
夏なら海水浴やマリンアクティビティ。
プールではなく、本物の海で一日遊ぶことができます。
秋になると、今度は釣りやクルージングが面白くなります。
真夏ほど暑くなく、船の上で過ごしやすい日も増えてきます。
そして海から戻ったら温泉へ。
夜はBBQ。
そのまま泊まって、翌朝また海を見る。
季節によって遊び方を変えられるのも、宮津湾の面白いところです。
天橋立を海から遊ぶ

宮津の海はきれいで、安心して遊べます
天橋立というと、どうしても「見る観光」を思い浮かべます。
展望台から見る天橋立は、もちろんきれいです。
でも宮津まで来たなら、一度くらい海へ出てみてもいいと思います。
船舶免許を持っているなら、レンタル艇で宮津湾へ。
免許がなければ、遊漁船で釣りへ出る。
夏なら海水浴やマリンアクティビティを楽しむ。
そして夜はヨットハーバーに泊まる。
船を所有していなくても、海は遊べます。
むしろ最初は、そのくらい気軽なところから始める方がいいのかもしれません。
天橋立を見る旅行から、天橋立の海で遊ぶ旅行へ。
田井宮津ヨットハーバーを、その入口として使っていただければと思います。
【施設基本情報】

サンセットクルージングはとても人気があります
施設名:田井宮津ヨットハーバー
所在地:京都府宮津市田井277-1
施設種別:ヨットハーバー・マリーナ
主な設備:クラブハウス、ボートヤード、艇庫、桟橋、船舶揚降設備、シャワー、ロッカー、駐車場
主なサービス:船舶保管・管理、レンタルボート、クルージング、釣り、遊漁船、マリンアクティビティ
運営形態:宮津市の指定管理施設
特徴:京都国体の開催に合わせて京都府が整備。その後、宮津市へ払い下げられ、現在は指定管理制度により運営
グループ運営:田井宮津ヨットハーバーを含め、宮津市内で3つのマリーナを運営。レンタルクラブでは各マリーナのレンタル艇を利用可能
併設宿泊施設:アクアヴィレッジ京都天橋立
宿泊施設の主な設備・体験:グランピング、天然温泉、BBQ、テントサウナなど
周辺スポット:田井海水浴場、越浜、天橋立
おすすめの楽しみ方:レンタルボート、船釣り、クルージング、海水浴、マリンアクティビティ、BBQ、温泉、グランピング
おすすめシーズン:夏~秋
