アゲてこー⤴︎⤴︎
関西人がなぜ、エセ関西弁が好きじゃないのか考えたことはありますか?
イントネーションが違うから??
いいえ。
文化盗用だからなんですよね…
えっ?!方言の話?って思いましたか?
まぁ、そうですよね、、
全然アガりそうな話じゃないですもんね…
最近、韓国ではRESCENE(リセンヌ)という女性アイドルグループの日本人メンバーミナミちゃんが扮するギャルが大バズりしていまして、周りの韓国人たちも結構みんなハマってるんです…
[YouTubeチャンネル 안녕하세요원이입니다잘부탁드랍니다より ]
(韓国で“ヤッホー”を流行らせたこの動画は2026年6月21日現在775万回再生の大バズり)
日本でKPOPや韓ドラが人気なように、韓国でも昨今、日本食やJPOPが大人気で、空前の日本ブームと言える状況なんですよね… (嬉しい☺️)
ギャル文化も同様に、IVEレイちゃんが流行らせたギャルピースから始まり、ギャルメイクやギャルファッションが韓国でも浸透してきており、今回のギャルのミナミちゃんが決定打となって、日本のギャル文化の知名度がぐんと上がりました。

(ギャルピ流行らせた先駆者IVEのレイちゃんᓓ̸ᐠわƖ ı// )
個人的には2021〜22年あたりからのY2Kブームからの自然な流れとも感じており、なんせ30年ごとに流行りは回ってくるので、必然なブームと言えるのかも!と思っています(≧∀≦)
日本でもコロナ前あたりから、ギャルが再注目されてきており、特にSNS上では“ギャルマインド“は今の社会を生き抜く上で大事だよね♪という話もちょくちょく話題になっていますよね⭐︎
ただ、こういった文化を消費するなら、なぜ当時の日本で女の子たちがあの格好をしたのか、それがなぜ流行ったのか。
どんな時代背景で、どんな経緯でその文化は誕生したのか…
みたいなところは、すっ飛ばしてはいけないのでは?と感じてしまいます…
昔の文化を新しく感じる若い子や、海外の方に知って興味を持ってもらえるのは大変ありがたいことですが、表面だけをなぞるだけではなく、その文化が生まれた理由まで、興味を持って欲しいなと思ってしまいます(欲張り〜♪)
私自身、2001年生まれなので、90年代後半から2000年初頭のギャル文化をリアルタイムでは知らないのですが、バブル崩壊後、先行き不安な当時の日本社会に現れた“ギャル”というのは、同調圧力はもちろん、ナチュラル主義や大和撫子、清楚で清純な女性像(家父長制的な理想)へのアンチテーゼではないかと分析しています。“男にモテるため”ではなく、“自分たちがアガるため”にアップデートを繰り返すその姿勢は、フェミニズムそのものでは?…
当初のモーニング娘。を見ても、ビジュアルはヤマンバギャルやガングロギャルではないですが、歌詞や曲調からギャルの要素(今でいうギャルマインド)が感じ取れますよね。
「好きな人が優しかった (PEACE!)」
「日本の未来は (Wow×4)
世界がうらやむ (Yeah×4)」みたいな…
[モーニング娘。公式YouTubeチャンネルより]
きっと、当時の暗い日本を明るく照らしたのは、間違いなくギャルたちだったのではないかと思いますし、ギャルにならなかった女性たちにとっても
“私は自分のなりたい自分になって好きに生きていいんだ”
“社会の求める女性像に自分を当てはめなくてもいいんだ”
と感じさせたのではないかなと推測しています。
マクロな社会的不安や不安定な未来への絶望を、ミクロな「自分たちのハッピー⭐︎」と「根拠のない全能感🫶」で上書きしていくギャル達のマインドは女性だけでなく、日本人の心も救ったはず… (知らんけど…)
「なんか社会は冷え込んでらしいけど、ウチらが楽しければ日本の未来も明るっしょ(^_−)−☆」
なので、ギャル文化に深く踏み込むのであれば、男尊女卑や家父長制へのアンチテーゼ、フェミニズムに繋がるはずなんですよね… (多分)
きっと当時のギャルは、誰かを下げたりするよりは「みんなで可愛くなろー♪盛ってこー☆」みたいなシスターフッドの意識が強かったのではないかな?
相手がどんな格好をしていても否定しない。
縦社会や学校のスクールカースト、世間の同調圧力から離れ、セーフスペース(安全な空間)の構築こそが、ギャル文化根本なのでは?と感じています…
だからこそ!!
昨今のギャルブームで、ギャルはこうあるべき!とか、本当のギャルはこう!みたいな、形だけを消費して、その“ギャルマインド”を置いてきぼりにするのは本末転倒ではないかと思わざる得ません😔
そして、このような消費のされ方をしている文化がもう一つありますよね…
それがまさに関西弁!
皆さんが関西弁にどのようなイメージを持たれているのかは分かりませんが、関西弁って実はものすごく利他的で他者思考なんです!(意外!)
[YouTubeチャンネル ゆる言語学ラジオより]
他府県の方がキツく感じてしまうかもしれないツッコミ。これも実は、相手を突き放すためではなく、その場に巻き込んで“笑い”という形で回収してあげるセーフティネットであり、話をする上で1番大切と言っていい“オチ”も、自分のプライベートな話や失敗談をあえて面白おかしく話すことで、相手の警戒心を解き、フラットな関係性を築こうとする配慮の表れなんですよね…
一方、エセ関西弁を話す人たちはどうでしょうか?
自分が面白い(と思っている)言葉だけを放り投げて、後のフォロー(ツッコミ)を相手に丸投げ…
みたいなことを平気でする。
これは、私たち関西人が大切にしてきた“場への献身”というコストを支払わずに、美味しいところだけ取ろうとする“フリーライド”です😢
私自身も上京して、大阪出身だと言うと、決まってよく言わてきたのが、
「大阪出身なんでしょ?なんか面白いこと言ってよ!」
これです!本当に困ります、、
「ここは私の独演会か何か?チケット代取りますよ?」と喉まで出かけたこと数十回…
これってつまり、楽しませてもらう側という特権意識の表れなんですよね…
このようなことを平気で言ってくる人たちは、自分を観客席に置き、自らはリスクを取らず、汗もかかず、一方的にパフォーマンスを要求する。これのどこが対等なコミュニケーションなのでしょうか?
紛れもなくこれは一種の搾取であり、“面白い”のカツアゲです…(◞‸◟)
関西人にとって会話とは、ソロプレイではありません、“団体競技”です。
自分が笑かしたいという自己中心的なものではなく、“相手をいかに面白く見せるか”が関西人の精神であり、“場への貢献”という文化なんです(切実)
私が冒頭で“文化盗用”とあえて強い言葉で言ったのは、先ほどのギャル文化もしかり、関西弁もしかり、なぜその形になったのかの探求する気持ちや、その文化へのリスペクトのない消費が、結果的に文化をどんどん薄めて退屈なものにしてしまうという懸念があるからです.°(ಗдಗ。)°.
もう一つ付け加えると、その文化を自分のものにしてしまう前に手放してしまうのは勿体無いから、というのがあります。
ギャル文化の話で出た韓国でいえば、非常に強い競争社会、過度なルッキズム、そして日本と同様に深刻なジェンダー間の分断や家父長制、激しい同調圧力といった悩みを抱えている国でもあります。
流行り廃りが早い韓国において、今の流行りを分析している間に次の流行りにいってしまうため、その文化を深く理解するところまで追いつかないな…と住んでて感じました、、
もちろんそのスピード感が韓国をエンタメ超大国にした所以でもありますが… (難しいね)
でも、韓国の人々が表面的なギャル文化だけでなく、“ギャルマインド”まで知ったとしたら… このブームは単なる消費を超えて、リアルな生きやすさの武器になる可能性を秘めているはずなんです!!✨(届いて…)
そして、私に「なんか面白いこと言ってよ」と言ったあの人も、飲みの場で私の横でずっとエセ関西弁を使ってきたあの先輩も、関西弁の利他的で他者思考な部分を知り、自身の会話に取り入れたなら、もっと楽しい飲み会を経験できるかもしれませんよね(知らんけど…)
長くなってしまいましたが、何が言いたかったと言うと、今流行ってる文化の表面をなぞるだけでなく、リスペクトを持って深く掘り下げて、理解して自分のものにしたほうが、今よりはちょっと生きやすくなるのかも… だからその文化が持ってるパワーをみんなで分ち合おう!ということです…(๑>◡<๑)
辛いコト、しんどいコト、めっちゃあるけど、なんとかなるやろ!(^_−)−☆ アゲてこー⤴︎⤴︎
