女性司法書士が言われがちなこと
世間でいう、司法書士のイメージってどんな感じなのでしょう。
多分、男性でまあまあ年配で、まじめそうで・・というのが相場でしょうか。
自分が司法書士側にいるので想像に過ぎませんが、そんなにずれていないと思います。
そして実際、全国の司法書士の平均年齢は50歳を超えており、女性司法書士の割合は2割弱だそうです。つまり8割以上男性だということですね。
私も、年齢こそもう40を超えましたが(遠い目・・)
女性司法書士だということでこれまで仕事上でよく経験したことや、言われたことがあります。
その1 そもそも私が司法書士だと気づいてもらえない
これは、もっと若かった時(涙)に頻繁にありました。
不動産決済の立会時には、もう座っているのに「あとは司法書士さんが来られたらスタートです」と言われ、「私です・・」と申告すると「え!?」となるパターン。
珍しいねと言われたり、一部当事者からは「大丈夫か・・?」という顔をされたり。
気持ちは分かるので、多少の申し訳なさを感じながら、その不安は吹き飛ばしてやるぜと(無理やり)思いながらその後の業務にあたっていました。
無事ちゃんと仕事が終わると、ギャップ感があるのか、偉いねえ~と言われたり 笑
・・でもこれは、若かったからでしょうね・・
最近は年相応に年季感があるからか、褒められるような感じはなくなりました。当たり前か!
裁判所でもありました。
簡易裁判所によく出廷していたころ、原告代理人席に座っていても、「原告代理人は後から来られますか?」と裁判官に聞かれたり。
ここでもまた、「私です・・」と申告すると、「あっ、失礼しました」と言われる。
でもこれは、司法書士バッジをなんだか恥ずかしくてつけていなかった自分の落ち度でもあります。裁判官からもお叱りを受けました。
それから、特に裁判所では必ずバッジをつけることにしています。
その2 おじさんが来ると思ってたよ~
これもよくあります。特に高齢の方の施設やご自宅に伺った際、ご本人やご家族によく言われます。
おばあちゃんや付き添いの娘さんなどには、「女の先生で安心しました~」と好意的に捉えてもらえることが多く、なんだか自分が女だったというだけでラッキーだなと思います。
決済でも会社登記でも、当事者が女性だった場合に本当によく言われます。
不動産の購入という、人生にそうそうない機会で緊張している中、少しでもなごんでもらえるならありがたいことです。
ただ、逆パターンも1回だけあります。
商業登記を依頼したいという方がいるということで、補助者の方より電話を替わってあいさつしたところ、「えっ女?」と言われました。
「はい。」と答えると、「じゃーいいや、女じゃだめだ」と言われました。
イラっとボルテージが一気に上がり、「そーですか、うちの事務所は今女しかいないので無理ですね!」と言ってガチャ切りした覚えがあります。
大人げないですが・・
初めましての方から性別だけで勝手に断られる筋合いはないです。
でも、この件以外では、今のところ女性資格者はいい方向に捉えてもらえることが多いので、なんだかうれしいなと思っています。
