風俗で働く彼女から聞いた「クソ客図鑑」が、人間関係の勉強になりすぎた

僕は普段、風俗で働いている彼女のかなり近くにいる。

どんな客と連絡を取るか。

どこまで返信するか。

どのラインでNGにするか。

次も会う相手なのか、もう切る相手なのか。

そういうのを、横で一緒に考えることが多い。

だからなのか、彼女から客の話を聞いていると、もはやただの 風俗あるある ではなく、人間関係でやってはいけないこと集みたいになってくる。

今回はその中でも、特に「それはキツい」「普通に嫌われるだろ」という客を、少しユーモアを交えつつ紹介したい。

風俗を利用する人は、普通に注意してほしい。

夜職で働いている人は、「わかる……」となるかもしれない。

そして別に夜職に限らず、恋愛でも仕事でも友達関係でも、距離感を間違える人の特徴として読めると思う。

なお、どうしても「いや、自分はそれでもやりたい」と思う人は、まあ自己責任である。

ただし、その場合はたぶんどこかでちゃんと嫌われている。

1. 40分乞食


まず一人目。

僕の中ではかなり強キャラである。

その名も、40分乞食。

ソープで40分というのは、かなり短い部類である。

にもかかわらず、このタイプはコスパとタイパに全振りしてくる。

短時間なのに、

あれもしてほしい

これもしてほしい

せっかく来たんだからもっと

まだいけるでしょ

ここでも触れたい

終わり際のエレベーターでも接触したい

みたいな感じで、限られた時間に欲望を違法建築してくる。

しかも一番ダルいのが、終わりの時間になっても終わろうとしないことだ。

タイマーが鳴っている。

店側のルールもある。

次の予定もある。

それなのに服を全然着ない。

いや、何を粘っているんだ。

延長するわけでもなく、空気だけ悪くして帰るのは最悪である。

この手の人は、たぶん本人の中では

「少ない予算で最大限楽しみたい」

という合理性のつもりなのだと思う。

でも受け取る側からすると、合理性ではなく、ただの浅ましさである。

時間を買っているのであって、相手の尊厳ごと買っているわけではない。

ここを勘違いすると、一気に

客から厄になる。


2. コイキッスしてくる人


次。

個人的にかなり気持ち悪いと思ったのがこれ。

コイキッスしてくる人。

普通のキスとかそういう話ではない。

口の周りをべたべた舐めてきたり、顔まわりをやたら湿らせてきたりするタイプである。

しかも問題なのは、女の子側は仕事前にちゃんと準備をしているということだ。

化粧もする。

髪も整える。

見た目を作るのにも時間がかかっている。

その上で接客しているのに、口の周りをぬるぬるにされてメイクを崩される。

しかも「やめて」と言ってもやめない。

これはもうプレイの話ではなく、普通に人の嫌がることをやめられない人である。

たぶんこのタイプは、

「距離が近い俺」

「濃厚にできてる俺」

みたいな、自分の中だけの盛り上がりがある。

でも相手からすると、濃厚でもなんでもなく、ただただ

顔を壊してくる厄介者

でしかない。

メイクを崩すというのは、仕事道具を雑に扱うのと同じである。

美容師のハサミを勝手に触るのと近い。

嫌がられて当然だ。

3. ローションの手でそのまま髪を触る客


三人目。

こいつも地味に破壊力が高い。

ローションを使った手を、そのまま髪に持ってくる客。

いや、なんでだよ、と思うかもしれない。

でも実際にいるらしい。

髪の毛って、女の子にとってかなり大事な準備ポイントである。

セットするのに時間もかかるし、見た目の印象も大きい。

そこに、ぬるっとした手でそのまま触れてくる。

これはもう愛情表現でもなんでもない。

雑な事故である。

しかも本人は無意識だったりする。

そこがまた厄介だ。

悪気がない。

でも普通に迷惑。

この組み合わせは本当に強い。

人間関係でもよくある。

本人に悪気はない。

でも毎回ちょっとずつ不快。

その積み重ねで、ある日突然、相手の中で退場になる。

風俗に限らず、他人に触れるときは

「自分は今どんな状態か」

を考えた方がいい。

ローションまみれの手で髪を触るのは、泥のついた靴で人の家に上がるのとそんなに変わらない。


4. 店外デートクソ野郎


最後。

これはかなり根が深い。

店外デートクソ野郎である。

店の中だけの関係で完結するべきなのに、外で会おうとしてくる。

ご飯行こう、遊ぼう、店外で会えないの、みたいに距離を詰めてくるタイプだ。

しかも厄介なのは、女の子側も強く断れない場面があること。

空気、関係性、今後のこと、怖さ、いろんな要素がある。

実際、彼女も過去に店外デートをしたことがある。

ただ、これを一度許してしまうと、相手はこう思いやすい。

「次もいけるのでは?」

「無料でも会えるのでは?」

「このまま特別な関係になれるのでは?」

ここが怖い。

男側から見れば

「勝ち」

と思うのかもしれない。

でも女の子側からしたら、嫌な相手に対してそれを強要されるのは普通に気持ち悪い。

しかもこの手の人ほど、俺だけは特別 という顔をして近づいてくる。

いや、違う。

特別なのではなく、境界線を見誤っているだけである。

店内のサービスと、私的な好意は別物だ。

ここを混同する人は、風俗に限らず恋愛でも仕事でも事故る。

優しくされたから脈あり。

断られなかったからOK。

一度応じたから次も当然。

そう思い込む人は、本当に危ない。


(とはいえ、僕も店外に誘ってから自分の客にした女性が何人かいるので人のことを悪く言えない)


結局、嫌われる客には共通点がある


ここまで並べてみると、クソ客には共通点がある。

それは、相手を“人”ではなく“自分の欲を満たす装置”として見始めていることだ。

少ない時間で最大を取ろうとする

嫌がっているのにやめない

準備や手間を軽く見る

仕事のルールの外まで踏み込む

どれも根っこは同じである。

「これくらい良いでしょ」

「せっかく金払ってるし」

「俺は客なんだから」

「少しぐらい特別扱いされても」

この思考になった瞬間、人はかなり醜くなる。

そして面白いのが、これは別に風俗だけの話ではないことだ。

恋愛でも、仕事でも、友達関係でもそう。

相手の都合や嫌がることを無視して、自分の得だけを最大化しようとする人は、ちゃんと嫌われる。

ただ本人だけが、それに気づいていない。


使う側の人へ

もし風俗を使う側の人がこれを読んでいるなら、難しいことはない。

相手が嫌がることをしない。

これだけでかなり違う。

もっと言うなら、

時間を守る

やめてと言われたらやめる

見た目の準備を雑に扱わない

店内ルールの外まで持ち込まない

このへんを守るだけで、少なくとも地雷客にはならない。

別に聖人になれと言っているわけではない。

最低限、人として気持ち悪くならないでほしいだけだ。

働く側の人へ


逆に、風俗や夜職で働いている人、あるいは人間関係でしんどい思いをしている人に言いたいのは、

嫌だと思った感覚は、たぶん正しい。

「自分が気にしすぎかな」

「これくらい我慢するべきかな」

「お客さんだし仕方ないかな」

そうやって自分を納得させたくなることもあると思う。

でも、嫌なものは嫌でいい。

NGにするかどうか迷う、距離を取るか迷う、切るか迷う。

そういうとき、無理に理解ある自分を演じなくていい。

人間関係って、結局

どこまで許すかの線引き

だったりする。

その線を毎回踏み越えてくる相手を、わざわざ人生に残しておく必要はない。

おわりに


彼女からこういう話を聞くたびに思う。

世の中には、思った以上に

「相手が嫌がることを、普通にやる人」

がいる。

しかもそういう人ほど、自分のことをまともだと思っている。

だからこそ、たまにはこうして言葉にしておいた方がいい。

笑い話みたいに見えて、実はかなり大事な話だからだ。

クソ客図鑑は、風俗だけの話ではない。

人付き合いの教科書としても、かなり使える。

あなたは大丈夫だろうか。

40分しか取ってないのに、人生の元を取ろうとしていないだろうか。

ローションの手で、誰かの大事なものをぐちゃぐちゃにしていないだろうか。

まあ、もし心当たりがあるなら。

今日からやめればまだ間に合う。🙂

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