✏️ 失うことで、漫画が描けるようになりました。― ポスト・トラウマティック・グロース ―

言葉にできない長い時間がありました。》
「ひまわりクエスト②」を描いたあと、
ちょっと不思議に思ったんですよね。
これまで、描きたくても全然描けなかったのに、
なぜ私は突然漫画が描けるように
なったのだろう…と。
それで、あるとき
「ポスト・トラウマティック・グロース 」
という考え方を知ったのです。
1. 喪失が「器」を広げている
心理学には、
大切なものを失った後に大きく成長する
「ポスト・トラウマティック・グロース
(外傷後成長)」という概念があるそうです。
どういうことかというと…
何かを失うと、心に大きな「空洞」が
できますよね。
その空洞が深ければ深いほど、
そこにはより大きな、
そしてより深い「表現」を
溜めることができるようになるそう。
以前のnoteで書きましたが、
私には25年来の親友だと思っていた相手から
突然関係をリセットされた経験があります。
そのときのことを書いた記事
⬇️
当然、辛くて悲しくて数年引きずりましたが、
思い返すと何故か、その頃から
漫画が描けるようになったのでした。
理解できない突然の辛い別れで
削り取られた心の溝が、
今は「漫画の表現を貯めるための器」に
変わっているのだとしたら…。
失うことにも意味があったのではないかと
ちょっと救われるような気がします。
2. 「償い(Reparation)」としての創作
精神分析の世界では、
「壊された世界を、創作によって修復しようとする衝動」を「償い」と呼ぶそうです。
失った時間、壊れてしまった関係、
ー守れなかった自分。
それらを漫画の中で描き直し、形にすることで、私は自分自身の内的世界を再構築している
のかもしれません。
そう…たぶん私は、
「漫画が描けるようになる」ということで
自分を救おうとしているのだと思います。
3. 「失う」からこそ「純化」される
人って、多くのものを持っている時、
どうしても「守り」に入りますよね。
でも、何かを失い、
身軽(あるいは孤独)になった時、
表現は一気に「純化」されるようです。
私は親友を失って、
「孤独」という喪失を受け入れました。
でも、もしかしたら、そのことで
表現に混じり気がなくなっていると
言えるのかもしれません。
失ったものの欠片(かけら)を
拾い集めて作った『ステンドグラス』で
私は漫画を描いています。
ただ明るいだけではなく
ちょっとだけ複雑で、
美しい色を放てるように…
そしてこれからはもう、
やっと手に入れた漫画という表現を
失わないように、
ちょっとずつ、
ゆるっと描いていこうと思います。
P.S.
ひまなまるの描いている漫画
【ひまわりクエスト】のイメージポスター
作ってみたよ❣️

⬇️まだの方は、こちらから❣️
なんかちょっと真面目な文章書いといて
ギャグ漫画なんか〜〜いっ!
…って感じですが😅
良かったらどうぞ〜❣️
ひまなまる
