見出し画像

イーロン・マスクの「正体」——CIAと火星と、救世主という幻想

イーロン・マスクの名前を聞くたびに、どこか引っかかるものがある。

救世主という声と、破壊者という声が、同時に鳴り響いている。


スペースXの「始まり」が、すでにおかしい

2001年。イーロン・マスクはロシアに飛んだ。

目的はICBM、大陸間弾道ミサイルの購入。
火星に植物の生育室を送り込むという計画のためだとされる。

相手にされなかった。
素人だと思われ、手ぶらで帰国した。

翌年、もう一度ロシアへ向かう。
今度は連れがいた。

マイク・グリフィン。
Mike Griffinという会社の社長だ。

このインキュ・テル、何をしている会社なのか。
公式サイトにはっきりと書いてある。

「中央情報局(CIA)やその他の情報機関が、米国の情報能力を支える最新技術を備え続けるために投資するベンチャーキャピタル」

つまり、CIAの投資部門だ。

800万ドルでロケットを売ると言われ、マスクは断った。
高すぎる、ならば自分で作る、という判断だったとされている。

ここでスペースXが生まれた。

民間宇宙開発会社の誕生として語られるこの話に、CIAと繋がる人物がどうしてもついてまわる。


「CIAが投資した会社」がGoogleを育てていた

インキュ・テルにはもう一つの顔がある。

2005年、このCIA系ベンチャーキャピタルがGoogleの株式を取得したという記録が残っている。
地図ソフトを開発する会社への投資を通じて、GoogleとCIAが繋がっていったとも言われる。

Google Chromeの利用規約には当初、「検索・表示される情報を第三者マーケティングに使用することに、ご利用の方は許諾したものとみなします」という趣旨の文言があったとも聞く。

その第三者にCIAが含まれるという話は、複数の研究者やジャーナリストが指摘してきた。

マスクとGoogle創業者ラリー・ペイジは、親しい関係として知られている。
相関図に両者を並べると、CIAという軸が浮かび上がってくる。

これを偶然と見るか、構造として読むか。

自作のイーロンマスク相関図

ピーター・ティールという名前が、あちこちに出てくる

PayPalの共同創業者。
マスクとともに電子決済の礎を作った人物として語られるティールは、もう一つの顔を持つ。

パランティア・テクノロジーズの設立者だ。

この会社の名前の由来が、すでに示唆的だとされる。
「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する魔法の水晶玉、パランティア。
「すべてを見通す目」という意味を持つとされる。

パランティアが国家安全保障局(NSA)に提供したとされるのが、XKeyscoreというシステムだ。
2013年にエドワード・スノーデンが内部告発するまで、その存在は公には知られていなかった。

インターネットを流れる情報を、リアルタイムにキーワードで抜き取り、NSAのデータベースに集積するシステムだとされる。

さらに興味深いのは、このパランティアの開発にインキュ・テルが関与していたとされる点だ。
CIAのベンチャー部門が育て、NSAが使うシステムを、ティールが作った。

そしてそのティールは、2022年までFacebookの取締役会にいた。

Facebookのオフにしているはずの情報が政府機関に筒抜けだという説は、この構造から読み解くと、単なる陰謀論では片付けにくくなってくる。


JD・バンスとパランティアの接点

現・副大統領のJD・バンスは、このパランティアの共同創業者のひとりだとされる。

マスクとティールとトランプとバンスが、同じ会社の周辺に集まっている。
それぞれが別々に動いているように見えて、根は一本に繋がっているような、そんな図が浮かぶ。

ロビースト、コンサルタント、選挙参謀、政府機関——
呼び名は違っても、資金の出どころと目的地が重なり始めると、別の輪郭が見えてくる。


名前の由来から見えてくるもの

NASAのロケット開発の父と呼ばれるヴェルナー・フォン・ブラウンが書いた小説がある。
タイトルは「火星計画」。

その小説に登場する高い地位を持つ指導者の名前が、イーロンだとされる。

スペースXのロケットエンジンには、ドラゴン、スーパードラゴン、マーリン、ドラコという名前が付いている。
火星協会という団体がスペースXの前身にあたるとも言われる。

マスクという名、イーロンという名、火星への執着、ロケットのデザイン——
フォン・ブラウンの描いた未来と、あまりにも重なる部分が多い。

左ブラウンの本、右イーロンのロケット

これを本人の趣味とするのか、意図的なオマージュと見るのか、それとも全く別の何かと解釈するのか。
答えを出せる材料は、今のところない。


上場しない理由

スペースXは今も非上場のままだ。

「火星に船が飛ぶまでは上場しない」という言葉が、表向きの理由として語られている。

しかし別の見方もある。
上場すれば資金の流れが公開される。
どこから金が来て、どこへ使われているかが、ある程度は見えてしまう。

軍事転用が可能な技術が絡む場合、それは致命的な情報漏洩になりうる。
ジャクサ職員やトヨタの開発者が出向しているとも聞く会社が、民間企業という形を保っている意味が、そこにあるのかもしれない。


Xを買った本当の理由

440億ドル。7兆円近い買収だったとされる。

「言論の自由のため」という言葉が前に出たが、Xを手に入れたことで起きたのは、各国の首脳に対するある種の発言力だとも言われる。
隠れていた情報が表に出てくる流れと、それを利用できる立場の組み合わせが、ゲームを変えたとも読める。

ただ、これをマスク本人が単独で設計したと考えるのは、少し難しい。
CIAとの繋がりが示す人物が、巨大プラットフォームを手に入れて、自分の判断だけで動けると考えるのは、むしろ不自然ではないか。


祖父の話

イーロン・マスクの祖父、ジョシュア・ノーマン・ホールドマンという人物が残した記録がある。

カナダのカイロプラクター。
南アフリカで飛行機のライセンスを取得し、「カハの失われた都市」を探して12回の遠征を行ったとされる冒険家でもある。

その人物が関わったとされる政治活動の記録には、複雑な立場が混在している。
反ユダヤ主義的な文書の出版を擁護したとも言われる一方で、アパルトヘイトを支えた構造への批判的な発言もあったとされる。

孫のイーロンが、南アフリカという文脈で生まれ育ち、CIA系の人物とともにロシアへ飛び、宇宙開発に乗り出した——
その軌跡の背後に、この祖父の影がどれほど関与しているのかは、わからない。

ただ、「偶然にしては出来すぎている」と感じる点が、いくつかある。


救世主でも破壊者でもなく

テスラが同時多発的に動き出したとされる映像が、最近話題になった。
Netflixが配信した作品「終わらない週末」の中に、自律走行するテスラ車が自爆していくシーンがあるという。
オバマが監修に関わったとも言われるその作品と、現実の映像の類似が気になった者は少なくない。

テスラは走るパソコンだ。
ネットワークに繋がり、サーバー経由でアップデートされ、管理されている。
マスターキーを持つ者が存在するとしたら、その鍵は誰の手にあるのか。

マスクが「ディープ・ステートをぶっ壊す」と言うとき、彼が壊そうとしている構造のど真ん中に、CIAとGoogleとパランティアが並んでいる。
その構造とズブズブだとされる人物が、それを壊す側に立っているという矛盾は、どう読めばいいのだろう。

救世主の物語は、わかりやすくて気持ちがいい。
でも現実の権力構造に、そんなに単純な英雄は、たぶん存在しない。

利益のために動き、嘘をつき、構造を使いこなす——
そういう人間が、ヒーローの顔をして舞台の中央に立っている可能性を、今一度考えてみてほしい。

これがフィクションなら、アイアンマン(モデルはイーロン)は最後に暴走する。


#イーロンマスク #CIA #スペースX #パランティア #陰謀論 #裏世界史 #歴史考察 #探求犬LIVE

いいなと思ったら応援しよう!