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第4回目 ついに、ついに、DIY、始まる。夏休みを全部費やします❗️

前回、「46歳、普通の会社員が、小さなお店を作ることにしました」と書きました。

あれから、物件を借り、酒販免許の申請をして、いろいろな手続きを進めてきました。

そして、ついに。

内装DIYが始まりました。

DIYと言うと、ちょっと楽しそうですよね。

壁の色を決めて、ローラーでペンキを塗って。

お気に入りの棚なんか置いちゃって。

最後にワインを並べたら完成。

私も、そんな感じを想像していました。

全然違いました。



まず、ビバホームで道具や材料購入。
ローラー、マスキングテープ、マスカー、ヘラ、刷毛、スクレーパー。。。まだここは楽しい😃

どのメーカーが良いとか、どのブランドがとか全く分かりません。

そして、ワークマン。まずは格好から

我ながら、なんかそれっぽい雰囲気は出せてます

経費管理せねば。しっかり領収書も貰って。



そして、実際に始まると養生。1に養生、2に養生。

最初にやったのが養生です。

床、窓、ガラス、塗りたくないところをひたすらビニールとテープで覆っていきます。

地味です。

とにかく地味。

まだ何も店らしくなりません。

数時間働いても、完成したのは「何も汚れないようになった部屋」。

写真映えもしません。

でも、やってみると分かります。

これをちゃんとやらないと、後で全部自分に返って来る、らしい。

養生を制すものは、内装を制す。

マスカーがない時代は相当大変だったろう。。



そして、スクレーパー。

古いクロスや浮いている下地を、スクレーパーで剥がしていきます。

最初は、

「取れそうなところだけ取ればいいでしょ。」

くらいに思っていました。

キリがないんです。日焼けした背中の皮の様に
永遠に捲れてしまう。ギブアップ。

シーラーとペンキ、塗ればどうにかなるでしょ。。。

これが間違いでした。

もっとしっかり剥がしておけばよかった。

ここで徹底的にやっておけばよかった。

でも、それに気づいたのは、ずっと後です。

この時の私は知りません。

数日後、この中途半端に残した下地に散々苦しめられることを。

後の祭りです。


次にパテ。

壁の穴や隙間、段差をパテで埋めていきます。

これも最初は、

「塗って、乾いたら削ればいいんでしょ?」

くらいに思っていました。

甘かった。

盛りすぎる。

垂れる。

平らにならない。

乾くと想像していた形と違う。

そして削る。

粉まみれになる。

もう一回パテ。

また削る。

何をやっているんでしょうか。

だんだん分からなくなってきます。

難しい😓

でも、不思議なものでだんだん、こ慣れてきます。YouTubeで勉強した甲斐があります。

パテの塗り方汚い。。。


次にサンダーです。

ランダムサンダーの120&240番で盛りすぎたパテを削り平にしていく。

すごい粉塵❗️一瞬で部屋が粉だらけ。

火つけたら粉塵爆発起きますね💥

そしてシーラー。

やっとローラーを持ちます。

これは楽しい。サッサと濡れます。

ここからが悪夢です。

この後、スクレーパー、パテ、サンダー、シーラーの負のループ。

泣きそうになりながら現場に立ち続けます😭


下地。古い壁の下地。

シーラーを塗ると、場所によっては古いクロスの裏紙が水分を吸って浮いてきます。

「あ、浮いてる。」

剥がす。

その周りも剥がれる。

もう少し剥がす。

さらに剥がれる。

前にも書きましたが日焼けした後の皮みたいに、終わりがありません。

どこまで追いかければいいんだ。

剥がしたら、またパテ。

乾かす。

サンダー。

シーラー。

すると別のところが浮く。

店を作っているのか、壁と戦っているのか、最近よく分かりません。

正直、ここが今のところ一番心を折ってきます。

これ全部、天井も剥がすの???
途方に暮れる。



そして、またサンダー。

パテが乾いたら削ります。

サンダーをかけると、部屋中が粉。

自分も粉。

服も粉。

床も粉。

鼻の中までたぶん粉。

粉が付くとシーラーや塗料の付きが悪くなるので掃除🧹壁もしっかり拭く。

大変。心が折れる。

ただ最初は慣れなかった作業着も、最近ちょっと板についてきました。

鏡を見ると、

「お、現場の人っぽくなってきたな。」

と少しうれしくなります。

もちろん、技術は全然ついてきていません。

見た目だけです。


パテとか付いてしまって雰囲気出てます。




現場の仕事って、本当にすごい。

自分でやってみて、これは本当に思いました。

養生して。

パテを打って。

削って。

掃除して。

下地を確認して。

シーラーを入れて。

ようやく塗装。

それを暑い中、ずっとやる。

簡単そうに見える作業にも、ちゃんと順番と理由がある。

しかもプロの方は、これを速く、きれいに仕上げる。

自分でほんの少しやっただけですが、

現場で働いている方、本当にリスペクトです。

DIYを始める前と後で、街の工事現場を見る目がちょっと変わりました。



ようやく、天井を塗る。

養生。

パテ。

サンダー。

シーラー。

そこまでやって、ようやく塗装です。

今回はまず天井から。

ローラーに塗料をつけて塗り始めた瞬間、

「おお。店作ってる。」

初めてちょっと実感しました。

ここまで長かった。

ただし、天井塗装も楽ではありません。

ずっと上を向いて、ローラーを動かす。

腕が痛い。

首が痛い。

そして何より、

暑い。

マジで暑い。

エアコンもまともに使えない状態で作業しているので、汗が止まりません。

水を飲んでも飲んでも汗になる。

一度、これはちょっとヤバいな、というくらいフラフラになりました。

脱水症状には本当に気をつけないといけません。

DIYで店を作って、本人がオープン前に倒れたら笑えません。


天井塗装、1回目終了。
この後、とんでもないことに。。。




そして、そして、作業が終わったら


ビール🍺🍺

一日の作業を終えて家に帰る。

シャワーを浴びる。

冷蔵庫を開ける。

ビール🍺

……

うますぎる。

これはちょっと困りました。

DIYを始めてから、ビールが以前より明らかにうまい。

壁は思ったように仕上がらない。

下地は浮いてくる。

予定より作業は進まない。

体はボロボロ。

でもビールだけは、期待を裏切りません。

酒好きが酒の店を作るために汗をかき、その結果さらに酒がうまくなる。

何をやっているんでしょうか。



まだ天井を塗り始めたところです。

壁も残っています。

ドアもあります。

階段もあります。

設備も棚も、まだまだこれから。

「本当にオープンできるのか?」

相変わらず、ちょっと不安です。

最近は暑さと下地の浮きに怯えながら、毎日格闘です。

でもまあ、始めちゃったので。

明日も壁と戦います。

そして終わったら、たぶんまたビールを飲みます。

いや、必ず。

お店、まだ全然できません。

暑すぎるのでファン付きのベストを買わないと🦺なんて、ビールを呑みながら考えてました。


この時、私はまだ天井の塗装がとんでも無いことになっている事は知る由もなく。。。

そう、またあの浮いた下地です。悲劇の始まり。

翌日、乾いた天井を見て愕然としました🫨😨

次回に続く

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