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事務職がAI副業で最初の1万円を稼ぐまでにやった5つのこと


今から2年前、僕はExcelとWordしか使えない事務職でした。

プログラミングはできない。英語も読めない。副業経験もゼロ。「AIで稼ぐ」という話を聞くたびに、エンジニアや元コンサルみたいな人向けの話だと思っていました。

それが今は、本業の傍らで月7〜10万円ほどの副収入を得ています。

ただし最初から順調だったわけじゃないし、今でも全部うまくいっているわけでもないです。最初の1万円まで3ヶ月かかりました。今回はその3ヶ月に何をやったのかを書きます。


1. 有料版に課金する前に、無料版を3週間使い倒した

最初にChatGPTを試したのは2024年の春でした。当時はまだ無料版を使っていて、「すごいけど何に使うかわからない」状態が続きました。

最初の1〜2週間は「ブログを書いて」「メールを直して」くらいの使い方で終わっていた。正直、何ができるかよくわかっていなかったです。

変わったのは「自分の仕事の具体的な作業をそのままお願いする」ということをやり始めてからです。会議の議事録を整理する、報告書のたたき台を作る、複数のメモを箇条書きにまとめる。事務職には意外とAIで補える作業が多かった。

無料版で3週間使って「これなら仕事に使える」という手応えをつかんでから、月3,000円ほどの有料プランに切り替えました。課金を急がなかったのは、今思えばよかったと思っています。


2. 副業の型を1つに絞った — 最初に全部やろうとして1ヶ月無駄にした

副業を始めようと決めてから最初の1ヶ月は、何も稼げませんでした。

理由は「何でもやろうとしていたから」です。AIライティング、画像生成、文字起こし、プロンプト販売 —。いろいろ調べて、少しずつ試して、どれも中途半端なまま終わりました。

正直しんどかった。

転機は、「今すぐ使えるスキルとAIを組み合わせられるものを1つだけ選ぶ」と決めたことです。事務職として日常的にやっている作業 — 文字の整理、資料のまとめ、ちょっとした校正。それを「AI+自分の手」でやれば、外注できる仕事になるんじゃないかと思いました。


3. 最初の案件は「音声の文字起こし+編集」だった

クラウドワークスで探したら、文字起こし系の仕事は比較的出ていました。

AI(音声認識ツール)で粗起こしをして、それを自分で読んで整えて納品するという流れです。1案件あたりの単価は安かったです。1,000〜2,000円程度。それでも、最初の「お金をもらう体験」として選びました。

最初の納品のとき、クライアントから「わかりやすくまとめてもらえた」という返信をもらいました。金額より、「ちゃんと仕事として機能した」という感覚が続ける理由になりました。

ちょっと話が逸れますが、この頃から「AIは下書き、仕上げは自分」という感覚が定着してきた気がします。それがのちの方向性にも影響しました。


4. 最初の43日間は収益ゼロだった

副業を始めてから、最初の収益が入るまでに43日かかりました。正確に数えていたわけではないですが、「ようやく」と思ったのを覚えているので手帳を遡って確認しました。

その間に止めなかった理由は単純で、「続けないと判断できない」と思っていたからです。うまくいかないのが自分の問題なのか、やり方の問題なのか、そもそも市場の問題なのか——やってみないとわからない。

副業をやめる理由を探すのは簡単です。でも、1ヶ月ちょっとで判断するには早すぎると思っていました。


5. 「書く」に軸足を移したら、3ヶ月目に初めて月1万円を超えた

文字起こしの仕事をいくつか経験したあと、「自分で記事を書いてnoteに投稿する」ことを試し始めました。

AIを使って下書きを作り、自分の経験と感想を足して、読み返して整える。この流れが自分には合っていました。事務職として文書を整える作業には慣れていたので、思ったより苦じゃなかったです。

副業を始めて3ヶ月目、その月に入った収益の合計が初めて1万円を超えました。クラウドワークスの案件とnoteの売上を合わせた数字です。

大きな金額ではないです。でも「仕組みとして動いている」という実感が生まれた月でした。


この話で一番伝えたいこと

技術的なスキルよりも先に、「自分がAIを使って何をするか」を決めることの方が大事でした。

ツールを知ることと、ツールで稼ぐことは別の話です。その間にある「自分のやることを決める」というステップをすっ飛ばして、ツールの勉強ばかりしていた最初の1ヶ月は、今考えると準備期間ですらなくて、ただの先延ばしだったと思っています。

再現性について正直に言うと、同じ流れで同じ結果になるかはわかりません。「3ヶ月で1万円」は僕のケースで、使える時間や得意なこと、選んだ仕事の種類によって全然変わります。ただ、「ITスキルがなければAI副業は無理」というのは、少なくとも僕には当てはまりませんでした。


月1万円を超えてから、次の壁にぶつかりました。「ツールを使う」だけでは頭打ちになる感覚です。そのあと何を変えたか ー AIを「使う側」から「設計する側」に回った話を次の記事で書いています。

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