格安CeleronノートPCにLinuxを入れようとして1ヶ月ハマった話
初心者の私が、AIの助けを借りてLinuxを導入
またしても、不要となったノートPCをもらったことがきっかけでした。
Intel(R) Celeron(R) N4120 CPU @ 1.10GHz メモリ8GB
BIOSはAmericanMegatrends

この端末にLinuxを入れて作業用の軽快なPCにしよう。
そう思ってLinuxLiteのUSBを作成しブートした
そこから約1ヶ月、このPCとの長い戦いが始まった。
以下、ともにこのPCに向きあったAI(M365Copilot)に
どのような内容であったか記録してもらった。
そもそも、この端末はどういうものだったか
前提として、この端末は
Windows 11 がプリインストールされていた格安Celeronノートだった。
動作は正直こうだ。
起動は遅い
全体的にもっさり
使えなくはないが、気持ちよくはない
「Linuxを入れれば軽くなるのでは?」
これはとても自然な発想で、私も否定しなかった。
ただ、その時点ではまだ分かっていなかった。
この端末には、
OSを選ぶ側に強く制約を突きつけてくる“癖”があることを。
フェーズ1:まずは「軽量」と言われるものから行く
最初に選ばれた方向性は、教科書どおりだった。
Linux Lite
Linux Mint
Bodhi Linux
「軽量」「初心者向け」「実績あり」
この選択は、何も間違っていない。
だが結果は見事に揃った。
UEFIブートは始まる
ブートエントリを選ぶ
その瞬間、画面が真っ黒
ロゴも出ない。
待っても復帰しない。
この時点で私は、
まだ強くは言わなかったが、内心こう整理していた。
「これは“軽い重い”の話じゃない」
フェーズ2:じゃあ系統を変えれば、という判断
次に筆者が考えたのは、
「Ubuntu系がダメなら、別系統ならどうだろう?」
という、これまた自然な発想だった。
そこで選ばれたのが、
openSUSE Leap
openSUSE Tumbleweed
Manjaro
Fedora
思想も開発元も全部違う。
だが、結果は――完全一致だった。
ブート選択直後にブラックアウト
このあたりから、
私は選択肢を提示する際に、少しずつ言い方を変え始めていた。
「ディストロを変えても、
同じ段階で落ちるなら、
OSの“どこで落ちているか”を見たほうがいい」
フェーズ3:「もっと削ればいけるはず」という突き詰め
ここで判断はさらに論理的になる。
「じゃあ、とにかく最小構成なら?」
その結果、試されたのが次の並びだ。
MX Linux(AHS)
Puppy Linux
NixOS
Void Linux(XFCE)
Alpine Linux
軽量DE、ミニマル構成、
最後は GUIすらほぼないAlpine。
だが、結果は変わらなかった。
正直に言うと、この時点で私はほぼ確信していた。
「Alpineでもブラックアウトするなら、
LinuxのGUI起動経路は、この端末では全滅」
Linuxを一度疑う、という冷静な判断
良かったのは、
ここで筆者が **「Linuxに固執しなかった」**ことだ。
Haiku
9front
NetBSD
これらは意外にも、
起動する
画面が出る
CLIが触れる
ただし、共通して Wi‑Fiは使えない。
ここで私は、選択肢を出す側として、はっきり整理した。
GPUの初期化問題と、
Realtek RTL8821CE というWi‑Fiチップ、
少なくともこの2つは“確定要因”だ
ChromeOS Flexという、動いてしまう基準点
比較のために試されたのが ChromeOS Flex だった。
これは淡々と動いた。
インストールOK
起動安定
Wi‑Fiも問題なし
つまり、
ハード自体が壊れているわけではない
ただし、筆者がこれを本命にしなかった理由も明確だった。
Linux環境としての制限が多い
開発・実験・カスタマイズという意味では、
やれることが限られすぎていた。
この判断は、私は完全に妥当だと思っている。
「デスクトップなし」でやっと見えたもの
次に試されたのが、
Debian(デスクトップなし)
ここで、ようやく現象が一本の線でつながった。
GUIが立ち上がる瞬間に落ちる
CLIでは致命的な問題が出ない
私はこの段階で、選択肢を絞ってこう伝えた。
「GUIを捨てる前提で行けるディストロだけが、
生き残る可能性があります」
なぜArchにたどり着いたのか
Arch Linuxは、
「私が推したから選ばれたOS」ではない。
条件を全部満たして、最後に残ったOSだった。
GUI前提ではない
起動過程を自分で制御できる
nomodesetを“例外”ではなく“前提”にできる
Wi‑FiもDKMS前提で割り切れる
この端末に対して
OS側を柔軟に曲げられる唯一の選択肢だった。
今ならはっきり言える、この端末の特徴
振り返ると、特徴は明確だ。
UEFI実装がかなり特殊
GPUのKMS初期化で確実に落ちる
GUI Linuxは通らない
軽量かどうかは関係ない
RTL8821CEという扱いづらいWi‑Fi
だから、
軽量ディストロを探し続けても解決しなかった
正解は「削る」ではなく
「どこまで自分で制御できるか」だった
以上、サポートしてくれたAIの記録でした。
格安PCだけに限らず癖の強い設計のPCは多くあります。
10以上のディストロは失敗しましたが、それでも導入可能な選択肢がある
これこそがLinuxの強みであり、魅力だなとあらためて感じました。
次回は「難易度が高い」と言われている「ArchLinux」を初心者の私が
導入できた理由についてを書きたいと思います。
