ほどけて、私に戻る数秒間。2026年6月前半のフォトギャラリー。
「ただいま」
真っ暗な部屋に
投げかけた声は
誰に届くこともなく、
静かに壁に吸い込まれて消えた。
玄関にバッグを置いた瞬間に、
ふっと肩の力が抜ける。
でも、まだ心も体も、
外の世界と戦うための
「硬いかたち」をした私のままだ。
スイッチには手を触れず、
目が慣れるのを待つ。
カーテンの隙間から漏れる
街灯の青白い光が、
フローリングに細長い
銀色の道を作っていた。
そのかすかな明かりを頼りに、
重い足取りで奥のベッドへと進む。
明るい光の下にいるよりも、
こうして暗闇に溶けている方が、
昼間の「完璧な私」という仮面を、
ずっと脱ぎ捨てやすい気がした。
ベッドの端にそっと腰かけ、
私は真っ先に、
後頭部をきつく縛りつけていた
ピンとゴムに指をかけた。
外したらもう、昼間の
「完璧な私」には戻れない。
覚悟を決めて、
えい、と引き抜いた。
その瞬間、重力に従って、
髪がバラバラと肩にこぼれ落ちる。
頭皮のこわばりが
じわーっと解けて、
固まっていた思考が、
とろりと溶け出していく感覚。
指先で頭皮をもみほぐすと、
まとわりついた緊張のおりや、
飲み込んで消化できなかった言葉の破片が
ぜんぶ床にこぼれ落ちていく気がした。
残るゴムの跡を、
そっと指でなぞる。
今日一日、私はこんなに必死に
自分を縛り付けていたんだ。
束ねていた髪を
バサバサと振って、
思い切り、部屋の空気を吸い込む。
人工的な香りじゃない、
私自身の匂いがする。
今日を生き抜いた私の匂い。
武装を解いて、形を失って、
ただの「私」がここにいる。
明日が来るまで、
この柔らかい静寂が、私の味方。

月曜日の朝は、休日に
せっかくほどいた自分を、
また少しずつ「外の顔」へと
縛っていく時間。
どうしても心が
こわばってしまいがちです。
でも、だからこそ、
新しい一週間が始まる今日は、
気持ちだけでも
柔らかくほどけて
始められますように、と願って。
6月前半のフォトギャラリーをお届けします。
あなたの心が弾むような
お気に入りの一枚が見つかったら嬉しいです。




一緒に咲いたら。

私の手元はいつも大忙し。


私の時を動かした。




















まだ誰も見たことのない物語の始まり。


毎日が素晴らしいものでありますように。
今日のイラストは明日以降に
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みなさんの毎日が
素晴らしいものでありますように。
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