わたしの頭のなかのソリティア。
「剃るべきか、剃らざるべきか。
それが問題だ。」
企画のテーマをみた時
私には書けないと思った。
恥ずかしい。
むずかしい。
たった一文なのに
出来ないと思い込ませることができる
言葉のすごさを知った。
本当に書けないのかね?
私のあたまの中のソリティアがささやく。
もしこれが人生のクロスロード。
試験の場だったとしたら?
それでも書かない?
そう。いま私はある会社の
試験会場にいます。
体を剃ることをイメージして
赤面して書けなくなるような
テーマの表面しかみていない私を
会社は求めてはいないでしょう。
そして男女・国籍・年齢を問わず
幅広い人が活躍しているこの会社では
ヒゲ剃りと回答にするには
安易すぎると感じています。
ヘアドネーションのような
他者貢献の精神が
求められているのかな。
そもそもなぜ「剃る」なのでしょう?
削るでも、研ぐでも、削ぐでも、
磨くでもありません。
削る:かつお節を削る
研ぐ:包丁を研ぐ
削ぐ:ごぼうを削ぐ
磨く:キッチンを磨く
あっもしかして!
「剃る」だけは、体を傷つけない!
つまり命を傷つけないこと。
それは企業理念にも通じることです。
「剃る」も慣れていないと、
傷つけてしまう。
熟練した技が必要なことです。
試験問題のなかに
なんて深いテーマが隠されているんだろう!
あるいは「剃る」は
人のことではないのかもしれません。
たとえば、オクラの産毛とり。
たとえば、洋服の毛玉とり。
どちらも傷つけることのない
「剃る」技術を求められます。
あるいは「剃る」は
毛のことでさえないのかもしれません。
たとえば、カプチーノを飲んだ後に
口の周りについた泡のヒゲ。
誰も傷つけることのない「剃る」
もしもそんな発想が
求められているのだとしたら・・
そして私は無事に、
内定をいただくことができました。
「言葉の背景を想像すること」
出来ないという
メンタルブロックを外して
〇〇という認知のゆがみを修正して
出来るまでの道すじを描いていくこと。
私の仕事のポリシーです。

本文は800文字ピッタリです。
山根あきらさんの青ブラ文学部と、
日経新聞社の#仕事のポリシーの
2つに応募してみました。
山根あきらさん素敵な
投稿企画をありがとうございます。
最後までお読みいただき
ありがとうございます!
みなさんの毎日が
素敵であふれますように。
ソリティアはお髭の似合う
キャラクターです。
剃ることに重ねてみました。
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