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西へ

西へ

海の果てへ


世界が終わったとしても

まだ


足下の草は

生えているだろう


乾ききった風は

吹きつづけているだろう


鳥のさえずりは

聞こえないままだろう


石ころが転がるこの

崖の上から


広がる海こそが

ふるさとなのだ


水は岩礁を突き通すような

透明さで


竜どものように

波となって群れ動いている

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