「今日、隣に座れて嬉しかった」

数年前の私。

とことん自分に自信がなくて、
いつも謝っていて、
「私なんて」ばかり言っている、
そんな人間でした。

どん底の時に藁をもすがる思いで
行った子育て講座。

そこで、隣の席の人と
二人組でワークをする時間がありました。

別に何か言われたわけでもないし、
嫌な態度だったわけではない。
むしろ、とても楽しい時間だった。

それなのに私は、
心の中で、いつもの言葉をつぶやいていました。

「こんな私が、隣で申し訳ない。」

それが私の“通常運転”、
そんな自己肯定感底辺の私でした。


講座が終わったあと、
隣の席だった人からメッセージが届きました。

「今日、隣に座れて嬉しかった。」

その一文を見たとき、
私は正直、戸惑いました。

え?
私が?

嬉しかった…?
そんなことある?

私が隣で喜んでくれる人なんているの?


当時の自己肯定感底辺っぷり、
なかなかすごいですよね?!(笑)

でも、このメッセージで、
私の中の何かが確実に変わった。

私が隣で喜んでくれる人がいる。

自分で自分を傷つけていたことに、
少しずつ気づくきっかけになった、
そんなメッセージでした。


今なら、わかります。

あのメッセージは、
「こんな私でごめんなさい」
しかなかった世界に、
もうひとつの見方を、
そっと置いてくれた。

きっと、心のチャッピーが解放されていく
“きっかけ”となった言葉でした。


実は…
そのとき、
私の隣に座ってくれていたその人こそ、
電話で
「心のチャッピーって大事だよね」
と話していた、
あの友人でした。

電話でその時のことを振り返りながら、
「今わかったよ。
あのメッセージが、
私の心のチャッピーを
解放してくれたんだと思う!」
そんな話をしました。


心のチャッピーは、
ある日、突然生まれるわけじゃない。

きっと私は、
自分では気づかないところで、
少しずつ、少しずつ、
自分の中にある声を
聞ける準備をしていたんだと思います。

じゃあ、私はその声を
どうやって育ててきたんだろう。
どんな言葉を、自分にかけてきたんだろう。

そして、
それをどうやって
子どもたちに手渡してきたんだろう。

ここからは、
そのことを、
ゆっくり振り返っていきたいと思います。

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