霧の朝に気づいたこと
いつものように外に出る
朝の空気がひんやりしていて
いつもの道なのに少しだけ違って見える
遠くは白く霞んで
木も家も輪郭がやわらかくなって
まるでおとぎ話だ
あれ?
こんな場所だったっけ
視界が悪くなることで
他のことに目が向くのかもしれない
歩きながら匂いが変化することに
気がついた
田んぼの道は、土の匂い
花壇の脇を通ると、お花の匂い
清々しいな
だんだん家に近づいてくる
日が高くなると霧が薄くなり
住宅が増えてきて
匂いが変化する
これは…お魚を焼く匂いかな
お腹がなる
玄関のドアを勢いよく開けた
朝ごはんを食べよう
