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バウムテスト①

今回は「バウムテスト」の話です。
バウムテストとは心理検査の一種で、紙に描いてもらった木の絵から、心の内面や心理状態を見ていくものです。
投影法と呼ばれる心理テストのひとつで、描かれた方自身も意識していない無意識の感情や性格、思考パターンが投影されると考えられています。

なぜ「木」の絵なのか?
その理由は、人間と同じように地球上に直立して生きている木に対して、人は自分の人格を投影しやすいと、考えられたからです。

心理テストで自身の姿を描くように言われたら素直には描きにくいのではと思いますが、木を対象にすることで心理的な抵抗が減って、無意識の状態が投影されやすくなるそうです。

もちろん、絵だけでその人の全てがわかるわけではありません。
絵をツールにして、描かれた方と会話をしながら想いを確認していく作業が大切になります。

とは言え、私自身はまだバウムテストを使ってカウンセリングをするという経験がありません。
通っている心理学教室のグループLINEには、絵を見る練習を兼ねて、ご自身や周りの人に描いてもらった木の絵が送られてくることがあり、それを見て感じたことを伝えあったりしながら学んでいる最中です。

ところで、今回なぜバウムを取り上げたのか?
それは、個人的に惹かれる心理テストだったからです。

ただの木の絵でありながら、しばらく眺めていると、いろいろ語りかけてくるような気がするのです。
そう感じるようになったのには、きっかけがあります。

あるとき、グループLINEに送られてきたバウムテストの絵を眺めていたところ、別の方から「以前、私もよく似た絵を描いたことがある」というコメントが入りました。
そして、その方が絵を描かれたときの気持ちを読んだときに、絵にはこんなに生々しい想いや感情が入っていたんだ!と、初めて気づくことができました。

それまでは、心理分析の対象としてしか見ていなかった気がしますが、そのコメントを読んでからは、「絵」には描かれた方の想いの声が入ってる。
そう感じられるようになりました。

その声は、一目でわかるような大きな場合もあれば、注意していないと見過ごしてしまいそうな、ささやかな場合もあります。

これは個人的な感想ですが、そのような小さな声の方に、より本当の想いが出てきやすいように感じます。
なので、絵を前にしたときには、テキストにあるような分析のための特徴を探すよりも、絵の声に耳を澄ませる自分でありたいと思っています。

もしかしたら、絵は言葉よりもずっと深く、静かに、その人の心のありようを映し出すものなのかもしれませんね。


❤編集後記❤
上の絵は最近描いたものですが(心理学教室の宿題で提出期限当日に慌てて💦)、半年前に描いた絵とだいぶ雰囲気が変わっていました。

前回は葉っぱが青々として塗りも強く動きも感じられる絵でしたが、今回はふわっと淡い感じにしか塗れませんでした。

描いた季節の影響もありそうですが、前とのちがいについて考えてみたものの、答えらしきものは出てきませんでした。
自分の絵を自分で読み解くのは難しいですね。
何も話しかけてくれないように感じます。
なので、しばらく間を空けてから見てみることにします。

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。
ただの感想文みたいになってしまいましたが、くじけず続けてみようと思います。


❤後日談❤
2週間ほど経ってもう一度絵を見返したところ、いくつか気づいたことがあります。
時間を置くことで、自分自身の絵でも、少し客観的に見ることができるようになるみたいです。

・明るく淡い描写
 ➡いま穏やかな気持ちでいる。あるいはその反対で、疲れていて刺激を避 
  けたい。癒されたい。
・広葉樹で丸い樹冠。輪郭がふわっと滲んでいる
 ➡人間関係は調和重視。争いごとは好まない。
・四方に伸びる枝
 ➡多くの人と交わっていきたい。人間関係を広げていきたい。
・右からの陽射し、樹冠右が黄色
 ➡外に向かって行くより、いま内面に意識が向いている。
  ただ、未来や外界を意味する右側が、希望や解放の黄色に塗られている
  ので内面を見つめつつも未来への意識はある
・比較的狭い地面
 ➡人間関係はそれほど広くなく、限定的。

この絵は、仕事の山場を超えた安堵の気持ちと、疲れて休みたいという想いがあらわれたのだと思います。

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