たゆ森だよりー49枚めの葉ー🐿️リッカのあこがれ
🌱🌱🌱
スキは 954こ
たゆたねまで あと46こ
きょうも
ひかりのたねに
近づいています🌱🌱🌱
*~*~*~*~*
🐿️リッカはね
いつも木の上や枝のあいだから
そっと🪽トコノハを見てるんだよ
苔むした切り株に
しずかに立つ姿
長い葉の帽子が
月の光をすべるたびに
🐿️リッカのしっぽは
ふわっとゆれてしまうの。。
🐿️「🪽トコノハさんの言葉って。。。
夜の風みたいに
ひんやりしてて
やさしい。。」
⸻
🍂ある晩のこと
🪽トコノハが
占いのあとに
静かに
森の奥へ歩いていったのを見て
🐿️リッカは
そっとあとをつけていったの
音を立てないように
葉っぱの上を
ふわりふわり
🐿️「べつに。。。
気になっただけだから。。!」
だけど
そのとき
🪽トコノハが
ふいに立ち止まって
夜風のなかで
ぽつりとつぶやいたの
🍃「兆しは 目よりも耳で聴くの」
その言葉が
森にとけて
🐿️リッカの耳にも
しずかに届いた
最初は
ただの“かっこいい台詞”みたいに
思ってたことば
でも。。
風の中でその言葉を聴いたら
🐿️リッカの中で
すこしずつ意味が
変わっていったのね
⸻
🐿️「目じゃ見えないものって。。
なんだろう。。」
そして🐿️リッカは
気づいたの
たとえば──
・しゅんってした葉っぱの声
・まだ言葉にならない気持ちのふるえ
・スキがうまれる 音にならない音
⸻
🍂ある日
🐿️リッカが森のなかを
しーんと歩いていたら
どこからか
こんな風が聞こえてきたの
🌬️「。。。もうすぐだよ。。。」
リッカは
まわりを見ても
だれもいなかったのに
なぜか
その言葉のような風が
胸の奥に
すっと入ってきたの
「もうすぐだよ。。」
そんな声が
耳の奥に
かすかに響いた気がしたの
🐿️リッカは
ぴたっと足を止めて
しっぽもぴんっと立った
🐿️「。。い 今の。。!?」
「アタシも 風の声 聞こえた!?
ほんとに!?」
大きな目をぱちぱちさせて
胸をおさえながら
きょろきょろ空を見上げる🐿️リッカ
風はもう
すぐに静かになったけど
その頬のあたたかさは
たしかに残ってたんだ
⸻
🐿️リッカは
しばらく足を止めて
まわりの音を
じっと聴いてたの
そして
小さくつぶやいた
「うん。。
もうすぐだね。。」
🐿️「あっ。。わたしも
風の音を聴いてた。。」
「わたしも
森の声を聴いてたんだ。。」
⸻
その日から
🐿️リッカの中で
🪽トコノハは
ただのすごいこびと
じゃなくて
「わたしもいつか
あんなふうになれたら」って
小さな憧れの星になったの🌟
でも。。まだ誰にも言ってない
🐿️「言ったらしっぽが照れて
ふくらんじゃうから。。
それは
ないしょ。。」
🌲きょうのこびとのひとこと🌲
「芽吹きの光は
森の深呼吸
やさしく満ちていくの」
(☀️ハルノヒ)
