たゆ森だよりー48枚めの葉ー🪽トコノハの予兆
🌱🌱🌱
スキは 940こ
たゆたねまで あと60こ
きょうも
ひかりのたねに
近づいています🌱🌱🌱
*~*~*~*~*
森に戻った🐿️リッカは
切り株の上にちょこんと座って
しっぽをゆらしていた
届けたキャンディの香りが
まだふんわりと
風の中に残っている
🌿フユリちゃんは
葉っぱをそっとなでながら
「ふふっ
今日は森の空気が甘いね〜」と笑う
🍄マッシュくんは
ひとくるり
ふたくるりと回って
「なんか
胸の奥がぽかぽかするなぁ〜」と
土の下まで声を響かせた
🎩モリトくんは
シルクハットを少し持ち上げて
「スキの流れが
今日はまるくてやわらかいな」と
つぶやく
🐿️リッカは
何も言わずに空を見上げる
森の向こうから
やさしい風がすべりこんできて
その香りが
森をぜんぶ包んでいった
しあわせの音は
とても小さい
でも
ちゃんと聴こえる人には
それが
いちばんあたたかい
*~*~*~*~*
森の空気が甘くなった夜
🪽トコノハは静かな切り株の上で
森羽の石ころを
手のひらにのせていた
風が耳元で
かすかに鳴る
それは言葉ではなく
胸の奥をやわらかく押すような音
「兆しは 目よりも耳で聴くの」
その音は
どこかくるみの甘さに似ていて
遠くにいる誰かの心にも
きっと同じあたたかさを
灯していると
🪽トコノハは思った
キャンディは溶けても
やさしさの響きは
森の奥で芽吹きはじめている
*~*~*~*~*
森の甘い風が落ち着いた翌朝
苔むした地面の奥で
小さな光がひとつ
ほのかに瞬いた
それはまだ
こびとたちの目には見えないほど
小さいけれど
🪽トコノハには
その息づかいが
はっきりと聴こえていた
「兆しは 目よりも耳で聴くの」
その光は
くるみキャンディを食べた
こびとたちの笑い声や
スキしてくれた人たちのぬくもりが
森の奥でまるく溶け合って
できたものだった
🐿️リッカはまだ
それが何なのか知らない
でも
いつもよりしっぽが軽く揺れて
風がそっと
背中を押していた
🌲きょうのこびとのひとこと🌲
「まだ見えなくても
足が勝手にリズムを
刻んじゃうんだ」
(🍄マッシュくん)
