【実機レビュー】Tangem Ringとは?1年以上使って分かった安全性・メリット・デメリットを徹底解説
Tangem Ring(タンジェムリング)は、指輪そのものが暗号資産を守るハードウェアウォレット。
スマホにRingをタッチして使えて、充電も不要なハードウェアウォレット。
自分は2025年からTangemを使っていて、現在は普段使いのウォレットはTangemを使う事も多い。
この記事を書くために少し触ってみたというわけではなく、1年以上実際に使いながら、セキュリティやデメリットについても色々と調べてきた中で気になった点についてまとめる
「Tangemは危険なのか?」
「シードフレーズ無しで本当に大丈夫なのか?」
「Ringを無くしたらどうなる?」
「ファームウェアを更新できないのは危険では?」
「画面がないハードウェアウォレットって大丈夫?」
など、気になる部分もかなり調べた。
結論から言えば、
ハードウェアウォレットに絶対的な正解は無いと思う。
どのような使い方をするのかによって、メリットにもデメリットにもなる。
その上で自分の場合は、
秘密鍵そのものを自分で保管しなくても良いTangemの仕組みに、大きなメリットを感じている。
今回はTangem Ringを実際に使ってきた感想と、過去にXで発信してきた内容、その後変更された最新仕様まで含めて詳しくまとめてみる。
Tangem Ringとは?
Tangem Ringは、NFCとセキュアエレメントを搭載した指輪型のハードウェアウォレット。
普通のハードウェアウォレットのようにUSBケーブルでPCにつなぐ必要はない。
スマホにTangemアプリを入れて、RingをNFCでタッチして使用する。
Ringが秘密鍵を守る物理キーのような役割をしていて、スマホのTangemアプリと組み合わせることで送金などが可能になる仕組み。
スマホだけ盗まれてロックを解除されても、それだけで送金できるわけではない。
逆にRingだけ盗まれても、それだけでは資金を移動できない。
スマホ+Tangemデバイス
この組み合わせで使う。
これは自分がTangem Ringを使い始めた2025年5月にもXで書いている。
▼実際の投稿
https://x.com/Whiskey_bonbon_/status/1923292248634175897
当時は使い始めたばかりだったが、
「セットアップも楽だし、結構良い気がする」
というのが最初の印象だった。
1年以上経った現在も使い続けているので、最初の印象はそれほど間違っていなかったと思う。
Tangem Ringはシードフレーズ無しでも使える
Tangemの大きな特徴の一つ。
シードフレーズ無しでもウォレットを作ることができる。
一般的なハードウェアウォレットでは12語や24語のシードフレーズを自分で保管する方法が多い。
ただ個人的には、秘密鍵やシードフレーズを自分で保管すること自体が、一つのリスクだと思っている。
紙に書いて自宅に置く、金属プレートに刻む、銀行の貸金庫へ入れる。
色々な方法があるが、結局どこかに秘密鍵を残すことになる。
自宅なら盗難や火災。
貸金庫だから絶対安全というわけでもない。
自分はこの「秘密鍵そのものを自分で保管する」という行為が結構怖い。
だからTangemをセットアップした時も、シードフレーズを自分で保管する方式ではなく、Tangemが用意しているシードレスの方法を選んだ。
これも最初のX投稿で書いている。
▼2025年5月16日の投稿
https://x.com/Whiskey_bonbon_/status/1923292248634175897
もちろん現在のTangemでは、12語・24語のシードフレーズを利用する方法も選択ができる。
なので、シードレスで使うのか、自分でシードフレーズを管理するのかは、自分の考え方に合わせて選べばいい。
自分は前者を選んでいるというだけ。
シードフレーズ無しでRingを無くしたらどうなる?
ここは当然気になるが、Tangem Ringは、Ring × 1 + バックアップカード × 2という構成になっている。
Ringを無くしても、バックアップカードがあれば同じウォレットへアクセスできるので例えば、以下のようになる。
Ring → 普段身につける
カード① → 自宅の安全な場所
カード② → 別の安全な場所
というように分散できる。
個人的には、この仕組みがかなり良い。
例えばバックアップカードを貸金庫に保管したとしても、そのカードだけ盗まれれば即資金を移動できる、というものではない。
逆に一番やってはいけないと思うのは、
Ringとバックアップカード2枚を全部同じ場所に置くこと。
それだとバックアップを3つ持っている意味がかなり薄くなる。
シードレスで使うなら、物理的に保管場所を分散することが大切になる。
Tangem Ringは充電不要
これも実際に使うとかなり楽。
Tangem RingはNFCなので、バッテリー不要、充電不要、USBケーブル不要でRingをスマホへタッチするだけ。
スマートウォッチみたいに、「充電忘れた」ということもない。
ハードウェアウォレットってセキュリティばかり注目されるが、面倒ではないことも結構重要だと思っている。
セキュリティがどれだけ高くても、面倒で使わなくなって取引所に置きっぱなしになったら意味がない。
Tangem自体は信用できるのか?
Tangem Ringを使い始めた時、自分自身もここは気になった。
なので2025年5月16日、Ringの使い勝手とは別に、
Tangemの過去のハッキングや会社自体の信頼性、ファームウェア監査
についても調べてXに投稿している。
▼当時の投稿
https://x.com/Whiskey_bonbon_/status/1923303757351170500
Tangem公式によると、Tangemのハードウェアウォレットはこれまで侵害された事例がないとしている。
また、Tangem RingにはCC EAL6+認証のセキュアエレメントが採用されている。
ファームウェアについても、Kudelski Security、Riscureによる独立監査を受けている。
当時のXでは「オープンソース」と書いたが、ここは正確に補足しておく。
オープンソースなのはTangemのモバイルアプリで、ファームウェアそのものはオープンソースではない。
ファームウェアについては独立した第三者監査によって、バックドアや資金喪失につながる問題がないことを検証する方式を取っている。
Tangem Japan公式のキャンペーンにも当選
Tangemとの接点でもう一つ書いておく
2025年5月には、Tangem × SHINGEN氏コラボキャンペーンで限定ウォレットにも当選した。
Tangem Japan公式からは、「Hibiki trader @Whiskey_bonbon_ ご当選おめでとうございます」と発表されている。
▼Tangem Japan公式の当選発表
https://x.com/tangem_japan/status/1927367158692004173
なのでTangemについては、今回初めて紹介する製品というわけではない。
2025年から実際に使いながら、Xでも何度か取り上げてきた。
Tangem Ringは日常決済とも相性が良さそう
Tangem Ringを使っていて以前から思っていたのが、これ、日常決済とかなり相性良いんじゃないか?ということ。
2025年11月、JPYCについて、「今後日常的な決済等に使うなら、Tangemリングとの相性は良さそうに感じる」とXで投稿した。
普段Ringをつけていて、キャッシュレス決済する時だけRingで承認する。
そんな使い方ができたら面白い。
▼2025年11月2日の投稿
https://x.com/Whiskey_bonbon_/status/1984967942136861116
この投稿に対してTangem側から、
将来的にTangem RingのVisa決済機能も模索しているという返信もあった。
当時はまだ「将来的にこうなったら便利」という話だった。
その後Tangemは決済分野にも進み、現在はTangemアプリ内でノンカストディ型のVisa決済機能を展開している。
ただし注意したいのは、現時点でRingそのものをVisaの決済端末にかざして直接支払う仕組みではないということ。
ここは当時自分が想像していた使い方とは少し違う。
それでも「保管するウォレット」から「使うウォレット」へ進んでいるのは面白い。
決済で一番気になったのは手数料
その数日後の2025年11月6日。
Tangem Japanが決済機能について投稿した時、自分が気になったのはやっぱり手数料について。
海外決済手数料、為替手数料、その他の手数料。
ウォレットとの相性や使い勝手はかなり良いと感じていたので、実際に日常決済で使うなら、結局ここが重要になる。
当時、Tangem Japanの投稿を引用して、「ウォレットとの相性や使い勝手は最高なので、やはり気になるのは手数料関連」と書いている。
▼2025年11月6日の投稿
https://x.com/Whiskey_bonbon_/status/1986381049618964567
便利だから使うだけではなく、実際に使った場合にいくらコストがかかるのか?ここまで見ないと判断できない。
これは今後Tangemの決済機能を使う場合にもチェックしていきたい部分。
「Tangemは絶対使うな」という意見について
2026年2月には、「Tangemウォレットがヤバい理由」「絶対に使うな」という内容の投稿が話題になっていた。
挙げられていた主な問題は、
Bitcoinで複数アドレスを使えない
ファームウェアを更新できない
モバイルアプリに依存している
カード本体に画面がない
という4点。
確かに正しいと思える部分もあるが、それって本当に全部デメリットなのか?と個人的には感じた。
そこで、それぞれについて自分なりの考えをXに書いた。
▼2026年2月17日の投稿
https://x.com/Whiskey_bonbon_/status/2023581258685825474
ここは現在の仕様も含めて一つずつ見てみる。
デメリット① Bitcoinで複数アドレスを使えない?
当時はTangemが基本的に1アドレスだったため、同じBitcoinアドレスを使い続けると、アドレスを知っている人から残高や取引履歴を追跡されやすいという問題があった。
これは確かにプライバシー面ではデメリット。
一方で自分は、他人に教えるようなアドレスは別ウォレットを使えばいいし、固定アドレスには、毎回新しいアドレスを使うことによる入力間違いなどを減らせるというメリットもあると考えていた。
ただし、ここは現在かなり変わっている。
2026年2月、TangemはMulti-Accountsを実装。
現在は1つのウォレット内に最大20個の独立したアカウントを作成でき、それぞれ別の公開アドレス・残高・取引履歴を持たせることができる。
つまり、「Tangemは1アドレスしか使えない」という当時の批判は、現在ではそのまま当てはまらなくなっている。
デメリット② ファームウェアを更新できない
これは現在もその通り。
Tangemのファームウェアは、製造後にアップデートできない。
一般的に考えれば、「将来脆弱性が見つかったら修正できないじゃん」という考え方になる。
これは理解できる。
ただ自分は当時から、秘密鍵を保護するだけのチップに、頻繁なアップデートが本当に必要なのか?という疑問も持っていた。
むしろキー側は単純な方が良いんじゃないか、と。
Tangemも現在、この更新不可という仕様をセキュリティ設計の一つとして説明している。
ファームウェアを書き換えられないので、悪意あるアップデートそのものを入れることもできない。
もちろん、
「更新できないことをリスクと考えるか」
「更新できないからこそ安全と考えるか」
ここは考え方が分かれると思う。
個人的には、メリットにもデメリットにもなり得る部分だと思っている。
デメリット③ Tangemアプリが無くなったら資産を取り出せない?
これについては少し違う。
Tangemのモバイルアプリはオープンソースで公開されている。
仮に将来Tangem公式のアプリ配布が停止した場合でも、公開されているソースコードからアプリを再構築するという方法が残されている。
もちろん一般ユーザーが簡単にできることではない。
ただ、「Tangemという会社が無くなった瞬間、永久に資産へアクセスできなくなる」という単純な仕組みではない。
デメリット④ カードやRingに画面がない
これは一部事実。
Ledgerなどのように、ハードウェアウォレット本体の画面で送金先を最終確認する方式ではない。
Tangemではスマホアプリ側で送金先を確認する。
ここについては、物理デバイスの画面で最終確認したい人にとっては明確なデメリットだと思う。
一方で自分は、物理デバイスだから絶対安全というわけでもないし、Tangemはモバイルアプリ側のセキュリティを強化する設計になっているので、どちらが絶対的に正解とは言えないと考えている。
実際Tangemのモバイルウォレットについても、2026年にはCure53による独立セキュリティ監査が行われている。
結局ハードウェアウォレットに正解は無いと思う
この議論をした時に自分が最後に書いたのが、
「ハードウェアウォレットもどのような使い方をするかにもよるが、正解は無いと思う」ということ。
今でもこの考えは変わっていない。
画面がある方が安心な人。
自分でシードフレーズを管理したい人。
Bitcoinのプライバシーを最優先する人。
とにかく簡単に使いたい人。
人によって求めるものが違う。
だから、「このハードウェアウォレットなら絶対安全」というものはないと思う。
自分の場合は、秘密鍵そのものを自分で保管しないというTangemのシードレス運用に大きなメリットを感じている。
ここがTangemを使い続けている一番大きな理由の一つ。
ちなみに、このX投稿にはTangem側からも、
「冷静に分析いただきありがとうございます」という反応をもらった。
Tangemのメリットだけではなく、デメリットも理解した上で使う。
個人的にはそれが一番良いと思っている。
SBIグループがTangemを支援
そして2026年に入って、個人的にさらに安心感が増したのが、
SBIグループの名前がTangemでかなり分かりやすく表示されるようになったこと。
自分は2026年6月7日にXで、以下の投稿をした。
Tangemウォレット
SBIグループが支援になっている
ローンチ以来ハッキング0
ワイは普段使いは今すべてTangem使っている
▼実際の投稿
https://x.com/Whiskey_bonbon_/status/2063479077110227239
SBIとの関係は最近始まったものではない。
SBIグループは2019年、Tangemへ出資している。
現在もTangem公式サイトには、「Backed by SBI Holdings」と明記されている。
SBI Digital Asset Holdingsの公式ページでもTangemは投資先企業として掲載されている。
もちろん、「SBIが出資している=絶対安全」という意味ではない。
ハードウェアウォレットの安全性とは別の話。
ただ個人的には、日本の大手金融グループが長期にわたって関わっているという事実は、Tangemという会社自体の信頼性を見る上ではプラス材料に感じている。
Tangem Ringのセキュリティは?
ここまでの内容を整理すると、Tangem Ringには、
CC EAL6+認証のセキュアエレメント
NFCによる近距離通信
更新不可のファームウェア
Kudelski Security・Riscureによる独立監査
Ring+バックアップカード2枚
アクセスコードによる保護
シードレス運用
オープンソースのモバイルアプリ
といった仕組みが採用されている。
Tangem公式は、これまでTangemハードウェアウォレットが侵害された事例はないとしている。
ただし、「過去にハッキングされていない=将来も絶対安全」ではない。
これはTangemに限らず、どのウォレットでも同じ。
セキュリティを考えるなら、製品名だけで判断するのではなく、自分がどう管理するのかまで考える必要がある。
Tangem Ringの耐久性は?
Tangem RingはIP69K仕様。
素材にはジルコニアセラミックが使われている。
さらにNFCなのでバッテリーそのものがない。
Tangemでは25年保証も用意されている。
普通の電子機器というより、秘密鍵を守るための非常にシンプルな物理キーに近い。
このシンプルさもTangemの面白いところ。
実際にTangem Ringを使った感想
自分が使っているのはUSサイズ11。

人差し指につけていて、サイズ的にはジャストフィット。
多少厚みはあるが、個人的にはそこまで気にならない。
質感は、安っぽくはないが、高級ジュエリーのようなRingでもないという感じ。
ハードウェアウォレットとして考えれば十分だと思う。
そして最大のメリットは、「ハードウェアウォレットを持ち歩いている」という感覚がほとんど無いこと。
普段はRingとしてつけておくが、使う時だけスマホへタッチ。
これが思っていた以上に楽。
Ringをネックレスとして使うのもあり
これは完全に個人的な使い方だが、革紐などにRingを通してネックレスにするのもありだと思っている。
普段指輪をしない人でも、これなら身につけて持ち歩ける。
Tangem Ringの本質は、指輪であることより、「身につけられるハードウェアウォレット」であることだと思う。
Tangem Ringのメリット
実際に1年以上Tangemを使って感じているメリットをまとめると、
① シードレスで運用できる
秘密鍵・シードフレーズそのものを自分で保管しないという選択ができる。
個人的にはこれがかなり大きい。
② 充電がいらない
バッテリー切れを気にする必要がない。
③ 持ち歩く感覚がほぼ無い
Ringなので普段から身につけておける。
④ バックアップを分散できる
Ring+カード2枚を別々の場所に保管できる。
⑤ 操作が簡単
スマホ+NFCという非常に分かりやすい仕組み。
⑥ 長期間実際に使っている
これはスペックではないが、自分にとっては重要。
使い始めた時だけ便利だったのではなく、1年以上経った現在も普段使いしている。
Tangem Ringが気になる人は、公式サイトで最新価格や仕様を確認できる。
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Tangem Ringのデメリット
逆に注意したい部分。
① シードレスならバックアップ管理が超重要
Ringとバックアップカードを全部失えば問題になる。
保管場所は必ず分散した方が良い。
② 本体に画面がない
物理デバイス上で送金先を確認したい人には向かない。
③ ファームウェアを更新できない
これをメリットと見るかデメリットと見るかは人による。
④ スマホへの依存度が高い
日常的な操作はTangemアプリで行う。
⑤ Ringはサイズ選びが必要
これはカード型にはないデメリット。
Tangem Ringはどんな人に向いている?
個人的には、
BTCなどを長期保有している人
取引所に資産を置きっぱなしにしたくない人
シードフレーズの管理そのものが怖い人
ハードウェアウォレットの操作を面倒に感じる人
普段から簡単にセルフカストディしたい人
このあたりとは相性が良いと思う。
逆に、
物理デバイスの画面で必ず送金先を確認したい
自分自身でシードフレーズを厳重に管理したい
という人なら、他のハードウェアウォレットの方が合う場合もある。
Tangem Ringについてよくある質問【FAQ】
Q. Tangem Ringとは?
NFCとセキュアエレメントを搭載した指輪型ハードウェアウォレット。
スマホのTangemアプリと組み合わせて暗号資産を管理する。
Q. Tangem Ringは安全?
Tangem RingにはCC EAL6+認証のセキュアエレメントが採用され、ファームウェアも独立した第三者監査を受けている。
ただし、どんなハードウェアウォレットでも100%安全とは言えないため、バックアップ管理などは必要。
Q. Tangemは過去にハッキングされた?
Tangem公式は、Tangemハードウェアウォレットについてローンチ以来侵害された事例はないとしている。
Q. Tangem Ringにシードフレーズは必要?
必須ではない。
シードレス方式と、シードフレーズを利用する方式から選択できる。
Q. Tangem Ringを無くしたら資産も無くなる?
バックアップデバイスが残っていれば、Ringを1つ無くしただけで資産を失うわけではない。
Ring+バックアップカード2枚を別々の場所へ保管するのがおすすめ。
Q. Tangem Ringを盗まれたら送金される?
Ringを持っているだけで、すぐに資産を送金できる仕組みではない。
アクセスコードなどによる保護もある。
Q. Tangem Ringに充電は必要?
不要。
NFCを利用するためバッテリーも充電ケーブルも必要ない。
Q. Tangem Ringは防水?
IP69K仕様。
ジルコニアセラミックが使用されている。
Q. TangemはBitcoinで複数アドレスを使える?
以前はこの点が弱点として指摘されていたが、2026年2月にMulti-Accountsが導入された。
現在は最大20の独立したアカウントを作成でき、それぞれ独立したアドレス・残高・取引履歴を持たせることができる。
Q. Tangemが無くなったら資産を取り出せない?
Tangemのモバイルアプリはオープンソースで公開されている。
そのため「会社が無くなった瞬間に資産へアクセスする方法も無くなる」という単純な仕組みではない。
Q. SBIとTangemは本当に関係がある?
ある。
SBIグループは2019年からTangemへ出資しており、現在のTangem公式サイトにも「Backed by SBI Holdings」と明記されている。
【結論】1年以上使って、今は普段使いもTangem
最初にTangem Ringを使い始めたのが2025年だが、当時Xで、「セットアップも楽だし、結構良い気がする」と書いた。
そこから、Tangemのセキュリティを調べ、公式キャンペーンにも当選し、
日常決済との相性を考え、手数料について疑問を持ち、「Tangemは危険」という批判についても一つずつ自分なりに調べた。
そして2026年6月にXに書いたのが、「ワイは普段使いにTangem使っている」だった。
結局これが、1年以上使った上での答え。
もちろんTangemが完璧だから使っているわけではない。
画面がない、ファームウェアを更新できない、スマホへの依存度が高い。
シードレスならバックアップ管理も重要というデメリットもある。
それでも自分の場合、
秘密鍵そのものを自分で保管しないという選択ができること。
Ringやカードを物理的に分散できること。
NFCで簡単に使えること。
このメリットが大きい。
ハードウェアウォレットに絶対的な正解は無いと思う。
自分が何をリスクだと考えるかによって、選ぶウォレットも変わってくる。
その上で、「セキュリティだけではなく、実際に使い続けられるハードウェアウォレット」という意味では、Tangemはかなり良くできていると思う。
少なくとも自分は、使い始めて1年以上経った現在も普段使いしている。
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元記事はこちら
今回のnoteは、自分が運営しているブログ「全戻し協会総本部」で公開しているTangem Ringの実機レビューをベースに、これまでXで投稿してきた内容と2026年現在の最新情報を加えて再構成した。
実際の写真などを含む元記事はこちら👇
https://crypto-hibiki.com/cryptogadget/3649/
HIBIKIについて
株・先物・オプション・暗号資産など、長年色々なマーケットを触っている。
暗号資産については2016年頃から本格的に触り始め、現在はBTCを中心に運用。
ブログやXでは、実際に使った暗号資産サービスやウォレット、気になったプロジェクトなどについて、
良いところだけではなく、リスクや疑問に思ったところも含めて
発信している。
X:@Whiskey_bonbon_
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