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【HBRで学ぶ英語&マネジメント】時間に追われる感覚への対処法 8選

こんにちは、Hibikiです。(自己紹介はこちら

本記事は、タイトル通り、Harvard Business Review (HBR)のニュースレターで配信されている"Management Tip of the Day"を基にして英語もマネジメントも学んでいこう、という欲張りな記事です。

"Management Tip of the Day"は、HBRがオリジナル記事を要約して配信しているものです。英語学習者の視点でみると、オリジナル記事はそこそこのボリュームがありますが、"Management Tip of the Day"は気軽に読めるものになっています。

英語を学んでいる方はぜひ原文にアクセスを、学んでいない方は本記事に掲載している日本語訳で十分です。(HBRより訳文掲載の許可は得ています)

では、さっそく見ていきましょう。

本日は、2025年1月23日配信の
"Stop Hurrying All the Time"
by Kandi Wiens
の記事です。


①原文記事🇺🇸

原文記事(英語)は下記URLから読むことができます。

https://link.hbr.org/view/654aa0b5abde27192129b8ecmrrii.49c7/e92f4360

②日本語訳🇯🇵

常に急ぐのをやめよう

過剰なつながり、常に急かされる文化、頻繁な変化の時代において、「急ぐという病」、常に急いでいると感じている状態は、あなたを疲れ果てさせ、イライラさせます。パフォーマンスを犠牲にすることなく、どのようにしてスピードを落とすことができるかをご紹介します。

バッファータイムを組み込む:
タスク間に余裕を持たせ、予期せぬ事態に対応したり、振り返りを行う時間を確保します。ディープワークや優先順位の再評価のための集中できる時間を確保します。

コミットする前に一時停止する:
リクエストに「はい」と答える前に、次のように自問してください。
「これは私が処理すべきものですか?」
「私の目標と一致していますか?」
必要に応じて、信頼できる人にフィードバックを求めてください。

書き出す:
リクエストに応じることの結果を明確に書き出します。それだけの価値がありますか?トレードオフを書き出しみると、意思決定が明確になります。

スピードを落とすことのメリットを列挙する:
より多くの休息、より良い人間関係、より少ないストレスなど、スピードを落とすことで得られるものを想像してみてください。

優先順位付けツールを使用する:
4Dメソッド(Do, Defer, Delegate, Delete)は、緊急のタスクと気を散らすものを区別するのに役立ちます。他のタスクが完了するまで、新しいタスクを追加しないようにします。

自分に寛容になる:
残っていることに固執するのではなく、達成したことを祝います。友人に示すのと同じ優しさで自分自身を扱ってください。

マインドフルネスを実践する:
深呼吸、ボディスキャン、お茶を飲むときのマインドフルな瞬間など、数分間で精神的なペースをリセットできます。

サポートを求める:
療法士、コーチ、または信頼できるパートナーは、ペースを長期的に変えるのに役立ちます。

Geminiによる日本語訳を一部手修正

③英語観点

1. hurry sickness can leave you exhausted and irritable.

leave (verb)
  to let something remain in a particular state, position, or condition
exhausted (adjective)
  extremely tired
irritable (adjective)
  getting annoyed quickly or easily

ロングマン現代英英辞典

leave」は、特別な単語ではないですが、様々な意味があり、私が英語学習したての頃は苦手な単語でした。

しかし、「相手を置いて、去っていく」という単語のイメージをつかんでから、自分の中で"使える単語"になった気がします。

ロングマン現代英英辞典の定義の内、今回の意味に一番近いものが上記の定義だと思います。しかし、「let something remain」と「let」を使っているのは少し違和感を感じます。letは自発的行動を指す単語であるためです。

私はどちらかというと、相手を半ば強制的にその状況に留まらせる、という印象を持っています。

今回の文で言うと、hurry sicknessがあなたをexhausted and irritableの状態に半ば強制的に留まらせるという意味になります。exhausted and irritableの状態から抜け出せないなんて、想像するだけでボロボロで嫌ですね。

2. Here's how to slow down without sacrificing your performance.

sacrifice (verb)
to willingly stop having something you want or doing something you like in order to get something more important

ロングマン現代英英辞典

sacrificeは名詞で使うことが多いですが、「犠牲」という意味です。

犠牲なんて日常的に使うようなものではないので、私も使ったことないのですが、今回の記事に書いてある「without sacrificing 〜」は覚えておくと便利だと思いました。

「〜を犠牲にすることなく」という意味になり、AとBを両立することを強調する際に使えそうです。

常識では、品質と生産性の両立は難しいですが、そこを両立する際には

"Productivity can be maintained without sacrificing quality."

という感じで表現すると、その難しさを克服し、両立していることの強調につながると思います。

④マネジメント観点

8つのポイントの内、4つについて書きます。

1. Build in buffer time. / バッファータイムを組み込む

すべてのタスクの間にバッファを設けるというのは、実際には出来ないことも多いですね。会議を連続で入れられることもありますし、お客様都合で時間指定されることも多いかと思います。

しかし、重要度の高いタスクを処理する時間や振り返りの時間など、1日の中のいくつかであれば可能ではないでしょうか?

他の予定が入らないように時間をブロックしておき、その中でバッファを組み込むのであれば問題ないですね。このように時間をブロックする方法を、タイムブロック戦略といいます。

タイムブロック戦略については、とても分かりやすく解説しているnote記事がありましたので、紹介させて頂きます。

私も仕事では次のようにタイムブロックしています。

  • 午前中に資料作成等、アウトプットを主とするタスクを入れ、Outlook予定表に個人作業の時間として登録

  • 終業前の時間30分を振り返りタスクを入れ、こちらもOutlook予定表に登録

タイムブロックしていても、緊急会議で潰れてしまうこともありますが、そこは柔軟に受け入れるようにしています。タイムブロックした時間が潰されてしまうことにこだわり、ストレスを抱えるのは、本末転倒ですからね。

2. Write it down. / 書き出す

書き出すという行為は、今回の無駄に急ぎすぎる状態を改善するだけでなく、様々な効果があると思います。

特に手書きについては見直されています。

日経新聞の記事で次のような記事が出ています。

手書きすることで脳全体が活性化するという研究結果が出ているようです。

脳が活性化することで、さらに効率よくトレードオフを検討することが出来るのだと思います。

私もややこしい仕事については手書きメモで全体像を書き出して方針を決めてから取り掛かるようにしていますが、手書きした方が情報の整理が速いと感じています。

3. Use prioritization tools. / 優先順位付けツールを使用する

4Dメソッドは今回初めて聞いたので、まだ実践したこと無いのですが、これは効果があると感じています。

新たにタスクが増えた時に、4つのD(実行、延期、移譲、削除)のいずれかに振り分ける方法は、選択肢が絞られている分、判断が速くなり、自分がボトルネックになることを防止出来るのではないかと考えました。

読んだことある方いるかもしれませんが、「選択の科学」では「人は選択肢が多すぎると行動を起こせない」と紹介されています。

note記事もありましたので紹介します。

こちらの記事でも説明がありますが、選択肢は4±1がちょうど良いようです。4Dメソッドは理に適っているということですね。


4. Practice mindfulness. / マインドフルネスを実践する

マインドフルネスは米大手企業でも取り入れられていると紹介されてから、日本で一気に広まった感があります。

マインドフルネスは、私もフォローさせて頂いている大阪マインドフルネス研究所さんの記事が参考になります。


⑤おわりに

皆さんにとって、何か1つでも気付きはありましたか?
皆さんが楽しんで学ぶお手伝いが出来ていれば光栄です。
気に入りましたら、スキ、フォロー、コメントを頂けると嬉しいです。

最後に、Kindle本のご紹介です。

私がプレイングマネージャとして働く中で自身のタスクの管理に苦労しており、自分のために編み出したタスク管理術を紹介しています。

Kindle Unlimitedユーザは無料でお読みいただけます。

ぜひご覧ください。


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